ソ・ラ・ノ・ヲ・ト１２話感想＆総括

ローマ軍が着々と迫ってくる中、アーイシャが撃たれてしまいました。
そしてそんななかフィリシアが司令官を人質に捕って戦争をやめてもらうようにします。

アーイシャは生贄にするつもりだったようです。ローマを完膚なきまで滅ぼすための足がかりとしてです。
そして、ノエルはヘルベチアの魔女として生物兵器プラントを蘇らせた過去がありました。見えない死神はその兵器のことだったんですね。予想がはずれた…（汗）

ノエルを挑発するので大佐は地下へ。しかし状況はよくなったわけではありません。しかも、大佐は靴に仕込み刀をつけていました。脱出しそうです。

カナタは停戦信号を聞いたみたいです。カナタの耳なら間違いないですが、大佐は人の心が無い戦争狂のようで、説得は難しいです。
大佐の目的は戦争による人類の繁栄。しかし、それにはあまりにも犠牲が多すぎると、みんなは否定。しかし、大佐は結局信号を信じる気はありません。

アーイシャは喋れるくらいになりました。そしてノエルには戦って欲しいと説得します。そしてノエルも決断がついにできました。

さあ、タケミカヅチの出番がやってきました。
準備が整い、カナタの合図が出て、ついに登場。

…って形がキモい（汗）

蜘蛛みたいだなこれ（汗）

そしてここの演出は正直残念だった。
タケミカヅチが戦っているときのことです。作画は素晴らしかったと思うんですけどね。謎のBGMもあいまってしまって（笑）

タケミカヅチはローマ軍に追いつき、停戦信号をカナタは発します。しかしそれに止まる気がない軍。カナタはそこで吹いたのはアメイジンググレースでした。

この音を聞いて止まるローマ軍。しかしまた攻撃をしようとしましたが、ここでリオ先輩登場！
公的な停戦信号を理解した軍は戦いを止め、なんとか戦争をしずに済みました。

春になり、なんとリオ先輩が帰ってきました！なんと皇帝との仲は睦まじいようで（笑）そして願いをかなえてくれるということで戻ってこれたようです。
また５人でできることにみんな大喜びでした。ここで本編終了です。


正直微妙でした（汗）

このアニメの主題は戦争かと思っていたのですが、その戦争を止めるというかたちで終わりましたね。いや、戦争はいけないことなんですけど、すこし拍子抜けしてしまったのも事実です。
結局アメイジンググレースがどういうものだったのか、もう少し具体的に描写してほしかったです。この歌はものすごく作品内ではキーになる曲でしたからね。だから、この曲が知らない曲だったりしたら感動させるのは無理だったでしょう。
綺麗な終わり方ではあったと思いますが、なんか物足りないって感じでしたね。

そういうわけで、ソ・ラ・ノ・ヲ・ト、完結です。


＜総評＞

前評判は高かったし、絵も綺麗で期待できる作品だと思っていました。
しかし最初の方は全く面白くなくて、正直感想を書くのを後悔しかけたくらいです（汗）しかし、中盤になってきてからだんだん良くなってきたと思い、確か遠足の回からこのアニメの見方が変わりました。密売の話も良かったです。
そしてシリアスな話に入ると思ったらあの伝説のお漏らし回など変な緩急をつけてきて、それに面白がってるってこともありました。
しかしそんな風に感じがよく変わるからこそ、このアニメは方向性がイマイチ理解できなかったかな。ストーリーに関してはリオが旅立つ回がこのアニメでは頂点だったと思います。
終わりは綺麗でしたが、少し強引さもあり、そこまで感情移入はできなかったです。だから２クールだったらもう少し楽しめたんじゃないかなって思いました。

キャラクターはリオは声が面白かったとか。てかキャラじゃないな（笑）
でも、自分が一番好きなキャラはフィリシアだったりします（笑）あの人、ところどころでの発言が面白かったし、部下思いのやさしさもあっていいなって思いました。
カナタの中の人は初主演ですかね。上手かったと思います。

作画はとにかく背景には満点を与えたいですね。また、それ以外もよく動いていて安定していたと思います。ただ、キャラが若干崩れたときがあったかな。

OP、EDはともに好きです。EDはシリアスで終わったあとに流れると余韻ブレイカーになりましたが（笑）

「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」
空深彼方（カナタ）：金元寿子　　　
フィリシア・ハイデマン：遠藤綾
和宮梨旺（リオ）：小林ゆう　　　　
寒凪乃絵留（ノエル）：悠木碧
墨埜谷暮羽（クレハ）：喜多村英梨　　　
ユミナ：福圓美里
クラウス：石塚運昇　　　　　　　　
アーイシャ：宮原永海

OP「光の旋律」
ED「Girls,Be Ambitious.」

総合評価：D
（評価基準は超電磁砲の記事で）

前評判がよかっただけに残念です。特に前半が悪すぎた。
しかしストーリー以外は高レベルだったと思います。最終回がよかったらもっと評価が高かったかもしれません。

とういわけで、ソ・ラ・ノ・ヲ・トの感想を終了します。

最後に、スタッフ、キャストの皆さんお疲れ様でした。
また、自分のブログのこのアニメの感想を見てくださった閲覧者の方、ありがとうございました！では。


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