さんかれあ:11話感想
さんかれあの感想です。
親父との最終局面。
親父との最終局面。
ようやく和解…したということかな?
やっと自覚をしたということかな。今までの自分の行いはあくまで自己満足に過ぎなかったということ。礼弥のことは本当は何も考えてなかったんだという気持ち。大きな進展を迎えましたね。
団一郎としては、とにかく自分が愛情を注いでいれば、相手もそれに気づいて愛される喜びを感じているだろうという解釈の元、礼弥に自分の愛情をたっぷり注いでいたことにより、それが伝われば何をしても幸せだろうと感じていたと信じて疑わなかったと思います。しかし実際は自分自身が様々なことを制約しており、普通の女の子としての生活を一切させてあげなかった。もちろんそんなことは思っていなかったんでしょうけど、そのことを礼弥の口からはっきりと言われたことには相当なショックはあったでしょうね。自分は溺愛しているかと思ったら、最悪な愛の向け方であったと。結果、礼弥はこんな姿になってしまい、さらにこんな姿になってまでここに戻ることを拒む。団一郎が自覚するには、十二分な結果が今目の前にいたということなんでしょう。
要は、団一郎は礼弥の思考を縛っていたんだよね。
こうすれば嬉しいとか、こうすれば幸せとか、そういうものをあくまで団一郎が自ら判断しているし、それが真実だと決して疑わなかったことが、このような悲劇を招いたと。もちろん金持ちや深い教養を持っているということによる自身への自信(駄洒落じゃないよ)があるからこそなんですけど、一番は礼弥を自分の妻に投影させていたことによる希望が最大の枷になっていたなって思いますね。つまり自分のただ一人愛した妻に何でもしてあげたい、そして喜ばせたいということが結局彼女の死でできなくなってしまった。しかし娘が成長したことによってその代替が可能になり、妻に出来なかった自分がしたかった愛情を向けることが出来た。妻と娘で圧倒的に違うことと言えば、例えば同級生の友達と遊ぶこと等。妻という関係であれば、まだ閉鎖的空間でいいのかもしれない。しかし多感で様々なことを外の世界から吸収したい年頃である娘という立場であれば、その求めるものはまるで変わりますからね。その辺を履き違えていたんですけど、余裕が無かったんだろうなとも思います。
しまいには種付けまで考えていたみたいだしね…(汗)
さらっと危険なことを言ったよな(汗)まあ確かに再婚予定なんてまるで無かっただろうから、自分の妻の血を引き継いでいる礼弥しか相手がいないということなんだろうけどね…。
要は全ての元凶が、妻が早死にしたことが団一郎にとってこの上ない不幸でしたよね。これによって今の妻が形式的な再婚をすることになって愛情を受けることが出来なかったし、娘が履き違えた愛情を受けることになった。すべてはここからだったんですよね…。
というわけで団一郎は海外で礼弥を直す研究に出かけ、その間は礼弥は預かってもいいというお達しが。
ようやく親父とのしがらみが取れたし、これからがさんかれあ本番と見ていいんでしょうかね?(笑)
シリアス多かったけど、普通の日常が見れるのはこれからということなんですかねー。まああと数話なんですけどね…(泣)
家で目が覚めるとナース礼弥に蘭子がお出迎え。なんという素晴らしいシチュエーションだということなんですけど、この中にも様々な想いが入り混じっていますね。礼弥は蘭子が千紘のことを好きだと見抜いているし、蘭子は千紘が礼弥にしか興味を持っていないことも知っている。ただ蘭子は「人間の」というのを強調していましたね。千紘にべったりしてうらやまけしからん状態ではあったんですけど、ああやって直に触れてスキンシップを取るというのは人間だからこそできるということで、完全に礼弥対する挑戦状になっています。人と触れることによるぬくもりを感じさせることが出来るのはあくまで人間。結果的に家を出ることが出来たからゾンビで良かったと礼弥は思っていますが、ぬくもりを持っている違いというものに羨望する可能性は、これから先出てくるかもしれませんね。最後のシーンでも、紫陽花の描写からやはり死への縛りからは抜け出せていないということでしょうからね。
さて、さんかれあも一つ大きなヤマを抜けたということでしょうか。シリアスも終わったことだし次回は比較的明るい話題を所望したいですね(笑)では。
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やっと自覚をしたということかな。今までの自分の行いはあくまで自己満足に過ぎなかったということ。礼弥のことは本当は何も考えてなかったんだという気持ち。大きな進展を迎えましたね。
団一郎としては、とにかく自分が愛情を注いでいれば、相手もそれに気づいて愛される喜びを感じているだろうという解釈の元、礼弥に自分の愛情をたっぷり注いでいたことにより、それが伝われば何をしても幸せだろうと感じていたと信じて疑わなかったと思います。しかし実際は自分自身が様々なことを制約しており、普通の女の子としての生活を一切させてあげなかった。もちろんそんなことは思っていなかったんでしょうけど、そのことを礼弥の口からはっきりと言われたことには相当なショックはあったでしょうね。自分は溺愛しているかと思ったら、最悪な愛の向け方であったと。結果、礼弥はこんな姿になってしまい、さらにこんな姿になってまでここに戻ることを拒む。団一郎が自覚するには、十二分な結果が今目の前にいたということなんでしょう。
要は、団一郎は礼弥の思考を縛っていたんだよね。
こうすれば嬉しいとか、こうすれば幸せとか、そういうものをあくまで団一郎が自ら判断しているし、それが真実だと決して疑わなかったことが、このような悲劇を招いたと。もちろん金持ちや深い教養を持っているということによる自身への自信(駄洒落じゃないよ)があるからこそなんですけど、一番は礼弥を自分の妻に投影させていたことによる希望が最大の枷になっていたなって思いますね。つまり自分のただ一人愛した妻に何でもしてあげたい、そして喜ばせたいということが結局彼女の死でできなくなってしまった。しかし娘が成長したことによってその代替が可能になり、妻に出来なかった自分がしたかった愛情を向けることが出来た。妻と娘で圧倒的に違うことと言えば、例えば同級生の友達と遊ぶこと等。妻という関係であれば、まだ閉鎖的空間でいいのかもしれない。しかし多感で様々なことを外の世界から吸収したい年頃である娘という立場であれば、その求めるものはまるで変わりますからね。その辺を履き違えていたんですけど、余裕が無かったんだろうなとも思います。
しまいには種付けまで考えていたみたいだしね…(汗)
さらっと危険なことを言ったよな(汗)まあ確かに再婚予定なんてまるで無かっただろうから、自分の妻の血を引き継いでいる礼弥しか相手がいないということなんだろうけどね…。
要は全ての元凶が、妻が早死にしたことが団一郎にとってこの上ない不幸でしたよね。これによって今の妻が形式的な再婚をすることになって愛情を受けることが出来なかったし、娘が履き違えた愛情を受けることになった。すべてはここからだったんですよね…。
というわけで団一郎は海外で礼弥を直す研究に出かけ、その間は礼弥は預かってもいいというお達しが。
ようやく親父とのしがらみが取れたし、これからがさんかれあ本番と見ていいんでしょうかね?(笑)
シリアス多かったけど、普通の日常が見れるのはこれからということなんですかねー。まああと数話なんですけどね…(泣)
家で目が覚めるとナース礼弥に蘭子がお出迎え。なんという素晴らしいシチュエーションだということなんですけど、この中にも様々な想いが入り混じっていますね。礼弥は蘭子が千紘のことを好きだと見抜いているし、蘭子は千紘が礼弥にしか興味を持っていないことも知っている。ただ蘭子は「人間の」というのを強調していましたね。千紘にべったりしてうらやまけしからん状態ではあったんですけど、ああやって直に触れてスキンシップを取るというのは人間だからこそできるということで、完全に礼弥対する挑戦状になっています。人と触れることによるぬくもりを感じさせることが出来るのはあくまで人間。結果的に家を出ることが出来たからゾンビで良かったと礼弥は思っていますが、ぬくもりを持っている違いというものに羨望する可能性は、これから先出てくるかもしれませんね。最後のシーンでも、紫陽花の描写からやはり死への縛りからは抜け出せていないということでしょうからね。
さて、さんかれあも一つ大きなヤマを抜けたということでしょうか。シリアスも終わったことだし次回は比較的明るい話題を所望したいですね(笑)では。
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コメント
ゴリさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>まあ、親父も行き過ぎた愛情がなければ良い親父なんだな~。
自分もそう思います。彼、曲がってはいるんですが、壊れてはいないと思います。むしろ壊された側であると。団一郎も、ある意味可哀想な部類なのかなって思います。
>……今回一番のナイスなシーンはレアのバニーガールだよね(笑)
ふふふ、自分は蘭子の方が好きでした(ぇー)
>まあ、親父も行き過ぎた愛情がなければ良い親父なんだな~。
自分もそう思います。彼、曲がってはいるんですが、壊れてはいないと思います。むしろ壊された側であると。団一郎も、ある意味可哀想な部類なのかなって思います。
>……今回一番のナイスなシーンはレアのバニーガールだよね(笑)
ふふふ、自分は蘭子の方が好きでした(ぇー)
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