ココロコネクト:4話感想
ココロコネクトの感想です。
ことの大きさは自分自身では計れない。
ことの大きさは自分自身では計れない。
姫子も落ちた…のか…(笑)
うむ、姫の時もそうだったけど、姫子に対してもとんでもない方法で解決させてきましたね(汗)太一の自己犠牲精神もかなりのものなんですけど、その解決能力もすげえなあ…何だかんだで、相手の苦しんでいる部分にすっと入ってきて、むしろ好転させてしまう力がありますよね。とんでもない方法だからこそ、自分が苦しむのがバカバカしくなるみたいな効果とかもありそうですしね。
姫子に関しては、伊織や唯のように特に悩みや壮絶な過去があったわけではないようですけど、入れ替わった時に何かヤバいことをされていないかということをかなり気にしているようです。かなり思考的には極端で、それこそ犯罪をしても責任を問われるのは元の体の人のみ。姫子の中では太一たちはこの世の中でも断トツに仲間だと思っている人たちだけに、そんな彼らすら信用ができない思考をしてしまう自分が本当に許せないみたいです。
…確かに極端かもしれませんけど、姫子の言い分は十二分に分かることだと思いますね。自分が自分の中にいない…相手に全てを委ねている状態というのは、本気で不安だと思いますよ。また戻ってきたときには世界が変わっている可能性もある。怖いよねえ。
でもみんなに話していたら案外あっさりな様子。誰でも不安なのは間違いないんですよね。それに対して姫子は過剰に反応してしまい、さらにそれを自分だけ塞ぎ込んで悩んでしまったというのが失敗でしたね。難しいことであることは間違いないんですけど、それでも話すというのは大きな吹っ切れにはなりますよね。そういう空気を作ってくれる太一は確かに有能なのかなあ(笑)
しかしあのオカズ発言は驚きですね(笑)うん、そりゃね、思春期であればだれでもクラスの好きな子やかわいい子をオカズにするのは当然だと思いますよ、これは間違いないと思う。姫子とかは友達というサバサバした関係かもしれませんけど、それでもね…。
でもそれに対して姫子も自分もオカズにしている発言で返してきたのは笑ったけど(笑)でも発言はアレだけど、姫子としては重要な場面ではありましたね。
伊織に関してはまた彼女も唯同様嫌な過去をお持ちで。なんとお父さんは5人いるということで、内2人目がDV気質だったようですね。…てか2人目っていうのはリアル感あるよなあ。母親からしてもまだ若い頃だろうし、そういう男と付き合いそうな感じはありますよ。伊織は当時小学生だったみたいですか。
そしてそんな大事な時期に相手に合わせるということを覚えてしまったことがまさに不幸でした。それ以降も相手がして欲しいことを自分がするというやり方を貫いてきたゆえに、自分自身がしたいことを考えることが欠落してしまったみたいです。だからこそ、相手が要求してくれれば、自分がそれに従って表現できるんですけど、いざ自分の好きなことややりたいことは?っていうのは考えたことが無かったということでそういう発想が出てこないということですかね…。
てかこの伊織の思考は、この人格入れ替わりの最悪の状況と同じだよね…。
つまり人格が変わったら相手に合わせなくてはいけなくなる、それを繰り返すごとに自分自身というものが見失ってしまうということになります。その中で自分自身というものを失くしてしまうことに繋がってしまうということですね。
そうなると伊織は入れ替わりによる悲観をそこまでしていなかったというのは納得に思いました。ポジティブな印象がある分それが理由で案外あっさりしていたのかなって思いましたが、そもそも伊織は誰かのために自分を演じることに特に重荷に思っていないというのが真の理由なのかなって思いました。伊織が優しいというみんな意見があるのも、そういうみんなが求める自分像を伊織は作っているということかもしれませんね。
そう考えると、伊織は非常に危ない人間と言えます。自分を持っていないというのは、本当に危険な状態だと思うんですよね。
特に、信頼できる仲間がいるときとか。
合わせることが自分であれば、ありのままの自分を受け入れようとする存在が現れた場合…自分らしさというものを享受してくれるはずの相手に自分らしさを発揮できないということになりますよね。そうなると、おそらく自分自身への罪悪感というか、自分って何だろうとか、相手の受け入れに応えられない罪悪感も相まってヤバいのではないかと思ってしまいました。信頼できる仲間がいるからこそ、さらに自分を追い込んでしまう。ある意味今回までの姫子の状況と似るかなと。
…そして次回予告…(汗)
え?マジでそういう話になっちゃうの?伊織の死に関しては前回の感想でも少し予感をしていたんですけど、全く事情が違うんだよなあ(汗)自分自身の問題に見えるし…。
とにかく、次回で一気にどん底に向かいそうな感じでしょうか。ダークな印象はありましたが、本当にヤバいところまで来てしまったのかなあ。とりあえず、みんな笑って終われる最後を期待したいところですが…(汗)というわけで不安と期待で待ちたいと思います。では。
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うむ、姫の時もそうだったけど、姫子に対してもとんでもない方法で解決させてきましたね(汗)太一の自己犠牲精神もかなりのものなんですけど、その解決能力もすげえなあ…何だかんだで、相手の苦しんでいる部分にすっと入ってきて、むしろ好転させてしまう力がありますよね。とんでもない方法だからこそ、自分が苦しむのがバカバカしくなるみたいな効果とかもありそうですしね。
姫子に関しては、伊織や唯のように特に悩みや壮絶な過去があったわけではないようですけど、入れ替わった時に何かヤバいことをされていないかということをかなり気にしているようです。かなり思考的には極端で、それこそ犯罪をしても責任を問われるのは元の体の人のみ。姫子の中では太一たちはこの世の中でも断トツに仲間だと思っている人たちだけに、そんな彼らすら信用ができない思考をしてしまう自分が本当に許せないみたいです。
…確かに極端かもしれませんけど、姫子の言い分は十二分に分かることだと思いますね。自分が自分の中にいない…相手に全てを委ねている状態というのは、本気で不安だと思いますよ。また戻ってきたときには世界が変わっている可能性もある。怖いよねえ。
でもみんなに話していたら案外あっさりな様子。誰でも不安なのは間違いないんですよね。それに対して姫子は過剰に反応してしまい、さらにそれを自分だけ塞ぎ込んで悩んでしまったというのが失敗でしたね。難しいことであることは間違いないんですけど、それでも話すというのは大きな吹っ切れにはなりますよね。そういう空気を作ってくれる太一は確かに有能なのかなあ(笑)
しかしあのオカズ発言は驚きですね(笑)うん、そりゃね、思春期であればだれでもクラスの好きな子やかわいい子をオカズにするのは当然だと思いますよ、これは間違いないと思う。姫子とかは友達というサバサバした関係かもしれませんけど、それでもね…。
でもそれに対して姫子も自分もオカズにしている発言で返してきたのは笑ったけど(笑)でも発言はアレだけど、姫子としては重要な場面ではありましたね。
伊織に関してはまた彼女も唯同様嫌な過去をお持ちで。なんとお父さんは5人いるということで、内2人目がDV気質だったようですね。…てか2人目っていうのはリアル感あるよなあ。母親からしてもまだ若い頃だろうし、そういう男と付き合いそうな感じはありますよ。伊織は当時小学生だったみたいですか。
そしてそんな大事な時期に相手に合わせるということを覚えてしまったことがまさに不幸でした。それ以降も相手がして欲しいことを自分がするというやり方を貫いてきたゆえに、自分自身がしたいことを考えることが欠落してしまったみたいです。だからこそ、相手が要求してくれれば、自分がそれに従って表現できるんですけど、いざ自分の好きなことややりたいことは?っていうのは考えたことが無かったということでそういう発想が出てこないということですかね…。
てかこの伊織の思考は、この人格入れ替わりの最悪の状況と同じだよね…。
つまり人格が変わったら相手に合わせなくてはいけなくなる、それを繰り返すごとに自分自身というものが見失ってしまうということになります。その中で自分自身というものを失くしてしまうことに繋がってしまうということですね。
そうなると伊織は入れ替わりによる悲観をそこまでしていなかったというのは納得に思いました。ポジティブな印象がある分それが理由で案外あっさりしていたのかなって思いましたが、そもそも伊織は誰かのために自分を演じることに特に重荷に思っていないというのが真の理由なのかなって思いました。伊織が優しいというみんな意見があるのも、そういうみんなが求める自分像を伊織は作っているということかもしれませんね。
そう考えると、伊織は非常に危ない人間と言えます。自分を持っていないというのは、本当に危険な状態だと思うんですよね。
特に、信頼できる仲間がいるときとか。
合わせることが自分であれば、ありのままの自分を受け入れようとする存在が現れた場合…自分らしさというものを享受してくれるはずの相手に自分らしさを発揮できないということになりますよね。そうなると、おそらく自分自身への罪悪感というか、自分って何だろうとか、相手の受け入れに応えられない罪悪感も相まってヤバいのではないかと思ってしまいました。信頼できる仲間がいるからこそ、さらに自分を追い込んでしまう。ある意味今回までの姫子の状況と似るかなと。
…そして次回予告…(汗)
え?マジでそういう話になっちゃうの?伊織の死に関しては前回の感想でも少し予感をしていたんですけど、全く事情が違うんだよなあ(汗)自分自身の問題に見えるし…。
とにかく、次回で一気にどん底に向かいそうな感じでしょうか。ダークな印象はありましたが、本当にヤバいところまで来てしまったのかなあ。とりあえず、みんな笑って終われる最後を期待したいところですが…(汗)というわけで不安と期待で待ちたいと思います。では。
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コメント
けいおん原画
flyingさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>同時期に劇場版の「けいおん」を見たので、まさか、けいおん画で初めて男子高校生が描かれて、しかもあんな暴挙に出るシーンを見られるなんて、想像も出来ませんでした。
確かに雰囲気に大きなギャップがありますよね(笑)ここまで重くないですし(汗)自分もけいおんの劇場版は視聴しましたが、安心感というものがまるで違いました(笑)
>最後の稲葉の告白は、第一話で入れ替わりを検証していた稲葉が伊織に耳打ちした内容らしいです。
ああ、そういえばありましたね。姫子は結構下ネタ好きかもしれませんね(笑)
>・・・伊織の場合は、日本人の特徴でよくある話でしょう。自分を制限されない環境に居れば、すぐに解消される問題だと思いますけれども。
だといいですね。精神的な話はそう簡単には解消されないですけど、環境の変化でふっと変わることもあるので、難しいところなんですけどね。
まあ落下に関しては確かに引きだと思いますが(笑)
>同時期に劇場版の「けいおん」を見たので、まさか、けいおん画で初めて男子高校生が描かれて、しかもあんな暴挙に出るシーンを見られるなんて、想像も出来ませんでした。
確かに雰囲気に大きなギャップがありますよね(笑)ここまで重くないですし(汗)自分もけいおんの劇場版は視聴しましたが、安心感というものがまるで違いました(笑)
>最後の稲葉の告白は、第一話で入れ替わりを検証していた稲葉が伊織に耳打ちした内容らしいです。
ああ、そういえばありましたね。姫子は結構下ネタ好きかもしれませんね(笑)
>・・・伊織の場合は、日本人の特徴でよくある話でしょう。自分を制限されない環境に居れば、すぐに解消される問題だと思いますけれども。
だといいですね。精神的な話はそう簡単には解消されないですけど、環境の変化でふっと変わることもあるので、難しいところなんですけどね。
まあ落下に関しては確かに引きだと思いますが(笑)
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・・・伊織の場合は、日本人の特徴でよくある話でしょう。自分を制限されない環境に居れば、すぐに解消される問題だと思いますけれども。
そしてみゆきちの独壇場だった、次回予告の大トリが、とうとう太一に。まあ、伊織の落下は今回と同じく、ただの引きにしか見えないんですが。