中二病でも恋がしたい！：６話感想

坊主か…あんまりいい思い出ないなー（汗）

自分が小学生くらいのときはよくからかわれたもんですよ。とにかく当時は髪の毛を切ることに関してかなり抵抗感があったなーと。今になって思うと、何でそんな風潮があったのか謎で仕方ないんですけど、まあこれもガキ時代の名残みたいなもんでしょうかね（笑）
ちなみに女子のランク付けは普通にやる。

というわけで今回はまさかスポットが当てられると思いもしていなかった一色回。ハーレム系作品の主人公の友達のポジションというのは、大抵恋愛沙汰に全く縁がないかその逆という極端なパターンが多いと思っていますが、基本的にそれくらいしかキャラ付けが行われない分、メイン回っていうのは無いですよね。そんな中で、典型的な友達キャラである一色が主役になるっていうのは何か新鮮でした（笑）

発端は一色がラブレターを貰ったというところから始まったわけですが、女子のランク付けをしていた手帳を落としてしまって、その落とし前をつけるということで結果的に坊主となってしまいました。…そういやね、一色の髪型って本当に勇太と似ていたんですよね。それこそ色が茶色が黒かって違いのみ。その辺から考えるに、一色の坊主への流れっていうのはある意味必然だったのかもしれないって思えてきます（笑）それこそ、元の髪に関してはどうせなくなるからどうでもいいやみたいな意図が見えるというか…（汗）これから坊主がデフォになるのかは分かりませんけど、少なくとも本人も今髪を弄りたいとか言っていたんだったら、もう少し勇太の髪型と差別化させてもいいんじゃないかなって思いましたね。

原作はどうなっているのかは知らないんですけど、彼についてアニメで少し掘り下げを行ったこともあって、基本的にはもうモブに近い扱いは無くなったと考えられます。改変しているという話は聞いていますけど、そうなったときに見た目や性格的に設定された原作とアニメでのギャップに違和感を覚えないか？という懸念はあります。まあ普段は六花とかを見ていたいという気持ちですから一色はそこまで多く出てくる必要はありませんけど、そのこれからの登場シーンでの彼の動かし方というのは、地味に気にしていきたいと思っています。そうしないと、今回の話をわざわざやった意味が無いからね。

まあそんな中で注目できるのが、一色がくみん先輩を意識したのではないかというところでしょうか。くみん先輩は単なるツルツルの頭を撫でたいみたいな好奇心によるものだけでしょうけど、一色がこれで意識し始めたら応援したい友達ポジションとしてのキャラを確立するかもしれませんね（笑）ちょうどくみん先輩は同好会の中でも特にペアやらが無くて、じっとしている感じだっただけに、ここにきてくみん先輩関係でも動いてくる可能性があります。…一色は、同好会に入るのかなあ。まあ前途多難だけどね（汗）

そういえばあのラブレター自体の正体はなんだったんでしょうね。本当に女の子が書いたのか、それともイタズラだったのか。森夏は女の子じゃないかと言っていましたけど、これについてもいずれネタ晴らしが来るのかな。女の子ではなく野郎共の信頼は一気に得たみたいですが（汗）

さて今回の六花ですが、意味深なシーンは踏切での勇太との手を繋いだところ。というか六花の中二病に関しては、何ていうか、凸守ほどの激しさというか、そういうものをやっぱり感じないんですよね。先週も似たようなことを書きましたけど、中二病の重症度みたいなのに関しては、六花はたいして重く感じない。むしろ、普通になっているとしている森夏が一色に対して「呪う」なんて言うのは完全に中二病の名残だと思っているし、やっぱり森夏のモリサマー時代は突き抜けていたんだろうなって感じてきますよ（笑）

自分は最初、六花が中二病ながら勇太をことを意識していくんですが、その中で森夏という恋のライバルが現れたことによって、相手を意識することで中二病を軟化させていくと思っていたんですよ。でも、今はそれを自主的に進めているように思うんですよね。自分で意識し、そして色気が付いてきているというか。

そして何より、森夏が勇太の恋愛対象になるとは思えないし（汗）

今回どつきましたからね（汗）いくら友達のためとはいえ、仮にも憧れでありクラスのマドンナ的存在である森夏を殴ったことで、勇太の中で彼女のランクが凸守レベルになっているように見えるんですよ。元々勇太は六花もどついていますけど、その様とシチュが全く違うので、森夏もやはりネタキャラとしての比重が増えてきたなと。こうなるとここからどうやって対抗ヒロインまで押し上げてくるのかっていうこともありますし、もしかしたら恋愛面では六花一本になる可能性もあるんじゃないかなって思ってきました。だからこそのこういう自然な近づきみたいな演出が出てきているのかなって。まあ２クールならまだまだ森夏もありえますけど。
だから基本的には、六花が一方的に森夏を敵視しているって感じです。森夏自身にはそういう気は無いけど、勇太と仲良くしている姿を見てしまって不安になるんでしょうね。踏切のシーンはまさにそんな不安を手を繋ぐことで払拭したかったという感じでした。とりあえず現時点では、森夏はあくまで勇太を奪ってしまうのではないかと勘違いされているような立場なのかなと（汗）

まあそんな森夏は面白いからいいっていうのはありますけどね（笑）やはり凸守のマビノギオンの詠唱はあったわけで、それを聞かされるのは完全に過去の自分を蒸し返されるようなもの。黒歴史発表会をされているようなものですから、そりゃ悶絶するよね（汗）しかし見事な転がりっぷりでした。
あ、あと今回は妙に森夏のふとももが気になりました。制服だと胸は着痩せするところがあるけど、それだけ足が強調されますしね。バランス的にも丁度いい足だと思います。

六花についての話が少なくなってしまったんですけど、前回彼女の同好会に関しての意識の変化（仲間がいるということについて）に触れましたが、Tシャツを作ったという話は良かったですよね。まさにみんなで共有できるものを目に見えて作りたかったわけであり、仲間を意識したものと言えます。かっこいいという目的にプラスしている話ですから、上手いこと話が繋がっているなって思いました。ナンバリングが全員０っていうのも、両面の意味が込められているんでしょうね。そして着てあげる勇太もGJ！（笑）

今回の一色への力の入れように何か京アニスタッフの熱意が込められているように思いましたが、まあいい男の中の男をやってくれたんじゃないかって思いました（笑）やっぱり何でも実行してこそですから、やり通したのは良かったと思うよ！

次回は…というか、姉さんからの何か要求があるみたい。夏が始まるということで２人の中が急接近しそうなイベントが待ち構えていそうな予感。とりあえず、OPにもあるような水着回が見れるのも時間の問題かもしれませんね。では。


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