PSYCHO-PASS:11話感想
PSYCHO-PASSの感想です。
この事態に朱はどう思うのか…。
この事態に朱はどう思うのか…。
親しい人を殺される…ついに朱も経験。
狡噛も以前部下を殺されて犯罪係数が上昇し、セラピーを受けなかったことから降格になってしまった経緯がありましたが、ここで似たような状況に朱もなることに。
…いやーなんかもうね、先週の感想で「船原と狡噛を見て朱が嫉妬するんじゃないか」とかアホみたいなことを書いていた自分が馬鹿らしいですわ…(汗)船原OUTで槙島はドミネーターに引っかからないある意味異常者であったと。
基本的に公安局はドミネーターで相手を処理することでその人殺しの正当性を持っているわけで、犯罪係数が一定の数値を超えているかどうか判断できないドミネーター以外での殺しは自身の数値の変化にも影響を与えるし、現在の管理システムでは非常に大きな問題となるでしょう。ただ槙島のようにこんな状況でも常に冷静さを保ち人を傷つけても犯罪係数が上がらない奴もいる。あから世間的にも犯罪者というカテゴリに入らないことになります。ただ実際に見ると槙島は常識的には犯罪者であるのは間違いなく、要は人が見た犯罪者と機械が見た犯罪者の違いというものが今回は表されていた感じでしたね。
槙島はそもそも何でもかんでもゲームのように物事を進めており、今回の朱に対しても2択のゲームを持ちかけていましたね。ドミネーターでは撃てないから貰った銃で槙島を殺すのか、それとも撃てないのか。もうこの段階ですでにどっちに転んでも槙島の勝ちは決まっていましたね。まあ正確に言うなら今回の結果は朱にとっても槙島にとっても負けと取ることができますけど。
槙島はあの場面で仮に朱が引き金を引いて自身にヒットしていてもおそらく笑って死を受け入れていたでしょうね(汗)ゲームを設定しそれで楽しめれば全てをかえりみないと思うから、それに自身が絡んでいる場合でも自分自身の身に何かあっても全然問題ないタイプなんだろうなあ。
朱のこの結果は公安局としては正しい判断をしたと言えるんでしょうけど、個人的な問題、さらにサイコパスによる管理社会の欠点、いろいろな部分を突かれたものとなりました。とりあえず現状は精神の安定に目が向けられるでしょうけど、少なくとも朱の中では一つ大きなトラウマを抱えてしまうこととなりました。ここから朱がどう変わっていくかは分かりませんけど、気になるのは朱がもう一度このような状況に出くわした時にどう判断するのかということですね。
元々、朱の考え方としては犯罪係数のみで人を裁くことには消極的でしたよね。全然悪い事をしていない人を犯罪係数が高いからって執行してしまうことはおかしいんじゃないかと。ただ、今回は犯罪係数は低いのに目の前でれっきとした犯罪行為をしている相手に対しては結局犯罪係数の方に頼らざるを得なかった現実があります。まあ単純に「死」に対する耐性が無いということもあるんでしょうが、朱も公安局よりの思考になってきたかに思えた中で、またふり出しに戻ったという印象ですね。それも0に戻ったんじゃなくてマイナスに吹っ切れていっちゃったって感じだけどね(汗)
朱はサイコパスが濁りにくい人みたいなので案外この件については切り替えが遅くはないとは思っていますが、その後の朱の考え方は注目ですかね。スれてなければいいけど(汗)
…いやしかしまあ、あそこで本当に殺されちゃうからPSYCHO-PASSなんだなと(笑)よくあるああいう絶望的な場面ギリギリでみんなが到着して一命を取り留めるってパターンが多いと思うんですけど、そんな都合よく征陸さんたちは駆けつけることはなく、こんな結果となってしまいました。まあ征陸とかが駆けつけてきていて助かっていても、それはそれで見殺しにされそうになったことで朱を恨んでいたかもしれませんけど…、どのみち、朱はこの選択をした時点で修羅の道だったでしょうな。
しかし船原も元々は狡噛を誘うための囮でしかなかったのに、泉宮寺との戦いで振り回され、そして連れて行かれ、殺されてしまうというもう可哀想で仕方がない流れでしたね…。
一つの事件が後味悪く終わりましたが、デザイナー槙島はまた裏で暗躍する可能性がありますし、本人を見つけてもドミネーターで執行することができない。まさに見えないバリアに守られている状態と言ってもいいですけど、殺す手段としては強引に犯罪係数を上げさせるような話題を見つけてくるか、それともドミネーター以外でやるしかなくなったというわけです。いっそのことシステムが変わるというのもありますが、まあそれは短期間では無理だし、厄介な敵となっていきそうですね。では。
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狡噛も以前部下を殺されて犯罪係数が上昇し、セラピーを受けなかったことから降格になってしまった経緯がありましたが、ここで似たような状況に朱もなることに。
…いやーなんかもうね、先週の感想で「船原と狡噛を見て朱が嫉妬するんじゃないか」とかアホみたいなことを書いていた自分が馬鹿らしいですわ…(汗)船原OUTで槙島はドミネーターに引っかからないある意味異常者であったと。
基本的に公安局はドミネーターで相手を処理することでその人殺しの正当性を持っているわけで、犯罪係数が一定の数値を超えているかどうか判断できないドミネーター以外での殺しは自身の数値の変化にも影響を与えるし、現在の管理システムでは非常に大きな問題となるでしょう。ただ槙島のようにこんな状況でも常に冷静さを保ち人を傷つけても犯罪係数が上がらない奴もいる。あから世間的にも犯罪者というカテゴリに入らないことになります。ただ実際に見ると槙島は常識的には犯罪者であるのは間違いなく、要は人が見た犯罪者と機械が見た犯罪者の違いというものが今回は表されていた感じでしたね。
槙島はそもそも何でもかんでもゲームのように物事を進めており、今回の朱に対しても2択のゲームを持ちかけていましたね。ドミネーターでは撃てないから貰った銃で槙島を殺すのか、それとも撃てないのか。もうこの段階ですでにどっちに転んでも槙島の勝ちは決まっていましたね。まあ正確に言うなら今回の結果は朱にとっても槙島にとっても負けと取ることができますけど。
槙島はあの場面で仮に朱が引き金を引いて自身にヒットしていてもおそらく笑って死を受け入れていたでしょうね(汗)ゲームを設定しそれで楽しめれば全てをかえりみないと思うから、それに自身が絡んでいる場合でも自分自身の身に何かあっても全然問題ないタイプなんだろうなあ。
朱のこの結果は公安局としては正しい判断をしたと言えるんでしょうけど、個人的な問題、さらにサイコパスによる管理社会の欠点、いろいろな部分を突かれたものとなりました。とりあえず現状は精神の安定に目が向けられるでしょうけど、少なくとも朱の中では一つ大きなトラウマを抱えてしまうこととなりました。ここから朱がどう変わっていくかは分かりませんけど、気になるのは朱がもう一度このような状況に出くわした時にどう判断するのかということですね。
元々、朱の考え方としては犯罪係数のみで人を裁くことには消極的でしたよね。全然悪い事をしていない人を犯罪係数が高いからって執行してしまうことはおかしいんじゃないかと。ただ、今回は犯罪係数は低いのに目の前でれっきとした犯罪行為をしている相手に対しては結局犯罪係数の方に頼らざるを得なかった現実があります。まあ単純に「死」に対する耐性が無いということもあるんでしょうが、朱も公安局よりの思考になってきたかに思えた中で、またふり出しに戻ったという印象ですね。それも0に戻ったんじゃなくてマイナスに吹っ切れていっちゃったって感じだけどね(汗)
朱はサイコパスが濁りにくい人みたいなので案外この件については切り替えが遅くはないとは思っていますが、その後の朱の考え方は注目ですかね。スれてなければいいけど(汗)
…いやしかしまあ、あそこで本当に殺されちゃうからPSYCHO-PASSなんだなと(笑)よくあるああいう絶望的な場面ギリギリでみんなが到着して一命を取り留めるってパターンが多いと思うんですけど、そんな都合よく征陸さんたちは駆けつけることはなく、こんな結果となってしまいました。まあ征陸とかが駆けつけてきていて助かっていても、それはそれで見殺しにされそうになったことで朱を恨んでいたかもしれませんけど…、どのみち、朱はこの選択をした時点で修羅の道だったでしょうな。
しかし船原も元々は狡噛を誘うための囮でしかなかったのに、泉宮寺との戦いで振り回され、そして連れて行かれ、殺されてしまうというもう可哀想で仕方がない流れでしたね…。
一つの事件が後味悪く終わりましたが、デザイナー槙島はまた裏で暗躍する可能性がありますし、本人を見つけてもドミネーターで執行することができない。まさに見えないバリアに守られている状態と言ってもいいですけど、殺す手段としては強引に犯罪係数を上げさせるような話題を見つけてくるか、それともドミネーター以外でやるしかなくなったというわけです。いっそのことシステムが変わるというのもありますが、まあそれは短期間では無理だし、厄介な敵となっていきそうですね。では。
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コメント
No title
黒辻さんは俺の御主人様さん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>外道が脚本家ということで開始当初から心配されていた展開がついに来てしまったという感じですかね
フラグは普通に立てているので予想はできるんですけどそれを本当に実行してくるから恐ろしいですよね(汗)
>(ラスボスと主人公が同じタイプで対極に位置するっていうのもありそうですし)
そんな感じでこれからいい感じで対比されていきそうですよね。狡噛さんとも対比されているので、その辺の設定の見比べも面白いですよね。
>泉宮寺が撃たれた場所は床だったはずですし、あれが伏線なのであればさりげなく生きてるのではないでしょうかね
動いた可能性はありますよね。ほぼ機械ということですし。手が動かせたらまだ打つという攻撃手段は残りますけど、でもまあ本音はここで退場してもらいたいですね。
>外道が脚本家ということで開始当初から心配されていた展開がついに来てしまったという感じですかね
フラグは普通に立てているので予想はできるんですけどそれを本当に実行してくるから恐ろしいですよね(汗)
>(ラスボスと主人公が同じタイプで対極に位置するっていうのもありそうですし)
そんな感じでこれからいい感じで対比されていきそうですよね。狡噛さんとも対比されているので、その辺の設定の見比べも面白いですよね。
>泉宮寺が撃たれた場所は床だったはずですし、あれが伏線なのであればさりげなく生きてるのではないでしょうかね
動いた可能性はありますよね。ほぼ機械ということですし。手が動かせたらまだ打つという攻撃手段は残りますけど、でもまあ本音はここで退場してもらいたいですね。
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サイコパス第11話感想
記事はこちら(TBもこちらへ)
元記事はhttp://sigerublog.txt-nifty.com/utakata/2012/12/post-3215.html
PSYCHO-PASS 第11話 「聖者の晩餐」 感想
槙島がヤバすぎです!
犯罪係数が下がって行き、0になった時はソクっとするものが
ありましたね。
本物のサイコパスにはシビュラシステムは反応しないのでしょうか。
熾烈を極め
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船原けっこう可愛いかっただけに残念です
槙島は予想通りサイコパス判定の通じない異端者でしたか・・・自分が思うに朱も同じ体質なんじゃないかと予想してますがね(ラスボスと主人公が同じタイプで対極に位置するっていうのもありそうですし)
まぁ次回でメンタルケアの結果とか出るでしょうし注目ですね
あと、忘れられがちですが征陸さんたちが駆けつけた時に泉宮寺の骨のカケラが床に残ってましたが、肝心の頭部は画面に見切れる形で段差のある壁上?に飛んでたんですよね
泉宮寺が撃たれた場所は床だったはずですし、あれが伏線なのであればさりげなく生きてるのではないでしょうかね(`・ω´・)
まぁ同じ相手を2回倒すのも微妙ですしもう2度と出てこない可能性も無きにしも非ずですが・・・(;´∀`)