たまこまーけっと：１話感想

雰囲気は好き、でも結構シリアスっぽい？

随所に何やら裏があったりだとかを匂わせているところなんですけど、とりあえず１話、キャラ紹介に近いものでしたけど無難な滑り出しというところでしょうか。

特別何が面白かったんだと聞かれると特に返す言葉が無いくらい内容に関しては言うことが無いんですけど、やはりキャラクターの動きに関しては非常に繊細かつ可愛く描かれているので、この辺のつかみはさすがといったところでしょう。そしてそんな細かい中でもデフォルメされた泣き顔とかも多くあって、こんな感じの描かれ方は大好きだったりします（笑）この泣き方はけいおんの唯を思い出すけどね（笑）

たまこを初めとしてキャラは可愛い子が多いですけど、このアニメの主役っぽいのはどうやらトリッピー…もといデラ・モチマッヅィというもち屋としては何とも失礼な名前をした鳥でした。くしゃみが求婚の合図という生理現象で生涯のパートナーが決まるある意味恐ろしい国の出身っぽいんですけど、その辺は後に明かされていくでしょう。…てか、目から映していましたけど、こいつは何もんなんですかねえ…とりあえず太るということは生物であることは間違いないかとは思いますが（汗）性的な興奮も覚えるようですし（笑）

たまこのことが好きな片思い男子も登場。名前はもち蔵というもち屋に生まれたことを後悔しそうな名前を持っていますけど、まあ本人は普通に家で手伝ってそうだしいいのかな。作中で名前で嫌がっていたのはたまこの妹のあんこでしたけど、自分は「もち蔵、たまこ、あんこ」の中でだったら一番良いとは思うんですけどね（笑）まあ本人は結構周りに影響されてきてオシャレとか派手な奴とか好きになってくる年頃なんでしょうけど。

あとあえて触れておくけど、花屋の店主はオカマみたいですね（汗）イクシオンサーガで福山さんのマリアン声にやすらぎを感じ始めている自分ですが、またレベルの高い慣れが強いられているんだという状態に。小野さんねえ…自分はあまりはっちゃける小野さんの声を聞いたことがない身な分、すげー違和感しかなかったけどね（汗）ちなみにこれがオカマじゃなくて本当に女性だったら最大限に評価するつもりです（ぇー）

まあ他もろもろでかなり声的にもガチガチに固めてきているなーという中で主人公のたまこちゃんですけど、この子はいろんな面を見せてくれる子だなーと思っているので、その辺を期待していたりします。EDではさっそく髪ほどきバージョンを見ることができたんですけど（チタンダエルに見えたとは白状しておく）、明朗でおっちょこちょいという元気娘タイプとして楽しみにしたいと思います。一つ、音楽に関しての伏線が張られましたけど、この辺は早いなーとは感じましたけど、上手く温めて出せれば後に良かったなーと思えるようにもなるので、そこは構成に期待です。

というわけなんですけど、案外こんな雰囲気が続いていかなさそうな気がしているのが不安な部分。ぶっちゃけ、モチマッヅィの国のことなんて基本どうでもいいと思っているし、狭い空間で存分にキャラクター性を出せれば自分はそれでもいいんじゃないかなとは思っているんですけどね。前に京アニのシリアスは自分はあまり好きではないみたいな発言をしていましたけど、それは無理に風呂敷を広げようとしている感があったからなので、そこまでしなくてもいいんじゃないかなとは思います。
ただ、この話を１クール続けるのもまた無味無臭な、それこそ何もつけてないもちを食べるような話になっちゃいますから、そこに上手い事きなこやあんこをつけるような持っていき方に期待しています。では。


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