咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A：１４話感想

副将戦も能力の応酬…でも。

一応明確に能力が出ているのが白糸台亦野と新道寺女子白水。亦野は白糸台のフィッシャーと言われているようで、３副露すれば５巡目以内にツモ和了するという能力のようです。白糸台レギュラーとあってやはり能力持ちでしたけど、副露が絶対条件であるという縛りはなかなかきついんじゃないかなーとは見えますね。相手に手が読まれる云々は５巡目以内に勝負が決まるという点で問題ないかとは思いますが、火力の面ではけっこうしょっぱくなりそうな…（汗）字を集中的にポンできればそれこそやばいことになるかもしれませんけど、基本はタンヤオ、トイトイあたりに落ち着いてドラが来ればって戦法なのかなあ。

まあいずれにせよ今回は放銃の嵐になってしまいましたが（笑）

あれよあれよと直撃されていましたね（汗）亦野は新道寺女子白水哩を警戒していたようなんですけど、その隙を突いたのがデータマンの千里山フナQ。結果的に亦野は両サイドに揺さぶられる形になってしまいましたね。
まあでも単純に考えれば憧の上位互換と言える存在ではあるのかな。自分も鳴きは嫌いじゃないし（笑）まあ白糸台の中では結構地味に見えちゃいましたね。いちいち水がかかる演出は面白かったけど（笑）

そんな亦野を警戒させていた白水さんですけど、それまで目立った活躍もなく北九州最強という肩書が霞みかけていた中で、ようやくその力というものが表に出てきた感じです。白水の能力はその次の大将である鶴田姫子とリンクしている能力で、リザベーションという名前。なんでも、白水が特定の飜数を配牌後に決めて、その通りになったら姫子が倍の飜数で和了できるというトンデモ能力。縛り時の鎖の演出や大きい飜数をかければかけるほど姫子も感じちゃうというなんともけしからん演出も相まってギャグにしか見えなかったわけですが、最後には１４飜という数え役満を達成したことで大将戦がこれで盛り上がってきましたねー。

ちなみに一つ気になるところがあるんですが、その前の中堅戦でも似たようなことが言われましたけど、中堅戦は最後に白糸台の渋谷がハーベストタイムで大三元をやってのけました。この時は渋谷は親では無かったので単発で終了しましたけど、セーラがもし渋谷がオーラスで親だったらどうなっていたのかと不安にさせるような発言をしていますよね。

で、この不安がリザベーションでも通用されるのかという疑問。

１４飜キーにはS-3とかそういうように書かれていますけど、要はこの位置に姫子が親で来たら一体どうなるのかなということ。数え役満のオンパレードになってしまうんだろうか…（汗）…多分これは１度きりのものだとは思うんだけどね。キーを使用するって感じで。
渋谷の能力は本当に底が見えないけどね（汗）

さて、あとは明確ではないけどあくまでフナQの読みからの傾向から考えられているのが鷺森灼の能力。今回初公開となったわけなんですけど、やはりボウリングに関係している能力の模様。筒子で和了するというのが大方の傾向だったようですが、他にもボウリングの難しい並びも起因しているみたい。そしてそれプラス打ち方が古いということで、これは灼がレジェンド赤土晴絵に倣っているからという面もあるみたいですね。となるとなかなかに傾向がつかみづらい選手なのかなーと思うので、玄のように瞬発的な火力はなさそうだけど、安定感は段違いにあるかもしれませんね。ボウリングを知らないとそれこそ見破れないようなこともしますし。
…まあ何が凄いって、ボウリングに関しても、晴絵の打ち方も研究していて即座に見破ったフナQなんですけどね（笑）副将戦の中では唯一能力ナシということなんですけど、それを類まれなるデータ力とゲームメイクで賄っているって感じですね。能力の中には対策されると脆いものも結構ありますから、咲の世界においてデータマンって思った以上に重要な立ち位置なんだなっていうのが分かるような気がします。…まあニヤついた時の顔に関してはノーコメントとさせていただきますが（ぇー）

さて副将戦も姫子の数え役満が確定してもうすぐ終了と俄然盛り上がってきました。怜も目覚めたようで竜華の本気も見られそうだし、何より大星淡がどんな選手なのか気になるところです。穏乃は覚醒する気がするし、なんだかものすごいいい意味でカオスな試合になりそうな予感。楽しみですな！では。


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