ちはやふる2:5話感想
ちはやふる2の感想です。
千早の目指しているもの。
千早の目指しているもの。
北央ホームとも言える決勝戦開始。
なんていうか、こういうOBを使うのって不公平なんじゃないかなーと突っ込みたくはなるんですけど、まあその辺は特に決まりはないということなんでしょうね。しかし須藤も強くなるための一つの段階として、読み手を意識するためにあえて自身が経験するということをやっているようです。元々自信家でありますけど、それは決して慢心しているわけでは無く、しっかりと地道に努力をしているという部分があるからこそのものであるというのは良いことですし、だからこそ須藤は強いんだなと改めて思いましたね。地道に積み重ねている人は、やっぱり強いんですな。
そんな須藤からプレッシャーを感じつつも、慣れもある分幾分戦いやすそうにしている北央メンバー。オーダー決定時にはヒョロ君が対戦相手の実力を拮抗させるようにオーダーを組んだことで甘糟から怒られるんですが、何より強い北央を誇りにしているヒョロ君は逃げでは無く完全に倒したいという気持ちが勝ったみたい。まあこと勝負に勝つという点からは甘糟の方が正しいと思いますけど、いつまでも逃げのオーダーを組んでいてはそれこそ勝てるものも勝てなくなることもあるわけで。甘糟も実力はお墨付きなんですけど、そのような消極的な気持ちであれば、千早に押されそうだなと感じているところです。結局2人の中での「強い北央」の考え方がが違うということで、甘糟はとにかく結果を出すこと、ヒョロは内容を求めているということなんでしょう。したたかなのは前者ですが、周囲に強いなこのチームって思わせることができるのは後者なんじゃないかなって思います。
…まあそもそも相手のオーダーが分かっていることが前提条件になっている時点でいろいろとおかしいっていうツッコミはもう野暮なので無しとしますか(笑)
一方瑞沢ですけど、菫ちゃんが聞いてきた甘糟台詞にブチッた真島とメガネとボインちゃんでしたが、試合になるとやっぱり冷静にこなせていそうですね。何より先生が襷を持ってきてくれてそれに対する一礼をしたシーンは鳥肌立ちました。なんていうか、改めて礼をすることの素晴らしさ、礼をすることの美しさみたいなのを実感しましたね。北央や前に勝負したところのようにかるたを指導できる顧問ではないんだけど、それでも自分に出来ることをしてくれる、技術面ではアプローチできなくてもそれ以外のところで精一杯アプローチしてくれている、そういうものを感じて自然と感謝の気持ちが出てきたのかなって思います。ああやってビシッてしている時間だっただけになおさらね。日本古来のスポーツ競技は、本当にその辺の作法はしっかりしていますから、そういう面は本当に評価されるべきだなーって思うところです。
そんな中で始まった試合でしたがなんと波乱。肉まん君敗れるということで、何気に先週彼の安定感を褒めたばかりだったというのに早速敗れるという事態になってしまいました(汗)先週の記事がフラグだったらごめん(汗)
なんでも相手のテンポの違う取り方とぐるぐるの髪留め、そしてヒョロの彼女が姉貴だったということも発覚しいろいろと気になってしまったみたいです。まあ確かにあの髪留めは気になるけど、やはり他ごと考えたら一気に持ってかれる分かるたは繊細かつ恐ろしい競技です。まあ西田は結構相手を見るタイプの選手ですから、こういうツッコミどころのある選手に対しては集中力を削がれちゃうのかな。やられるときは案外脆くなってしまうと…。
一方今回善戦しているのがかなちゃん。須藤が読み手ということで北央有利かという中ですが、かなちゃんは須藤の上手い読み方に同調できているようです。要は相性のいい読み手であると。かなちゃんは元々古典好きですからそれぞれの詩に意味を見出して読んでいる。その辺の気持ち、情緒が上手い人は伝わってきやすい。今回は結構下手な読み手の人もいたという中での大会みたいでしたが、その中で上手く読む須藤はかなちゃんにとっては心地良い響きになっているんでしょうな。かなちゃん自身も読み手をやりたいと思っている子ですし、そのアプローチはかなちゃんらしいですね。あとボインの人は着物が一番いいという豆知識m(ry
西田が敗れたことで瑞沢は勝ちを計算できる人を一人失ったわけですから当然プレッシャーは増えてきた。しかしその中でまだまだ発展途上である千早がブーストをかけてきそうです。いつも千早は追い込みで一気に来るという印象を持っていますが、それは読み手の傾向と自分の感覚がつかめてきたからということなんでしょう。そして千早は周防タイプと言われながら詩暢をも目指している。かるたに対する飽くなき向上心ですが、試合の中でも成長を続けていっているということなんでしょう。
結局、甘糟と一番違うのがそこなのかなあと。
甘糟は結果として勝つことを絶対としているわけで、だからこそ自分よりも弱い人としか公式戦では当たらないということになります。つまりこういう緊張感のある試合、実力の拮抗している同士の試合の経験値が圧倒的に不足しているんじゃないかなと。練習とかはもちろん努力していると思うんですけど、やっぱりこういう試合の経験って全然違いますからね。
千早は試合の中でさらに自分を追い込み、甘糟は楽することを選んでいく。今は甘糟が有利となっているようですが、姿勢としては千早だし、足元をすくわれて彼も負けから学ぶ展開に期待したいところです。では。
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なんていうか、こういうOBを使うのって不公平なんじゃないかなーと突っ込みたくはなるんですけど、まあその辺は特に決まりはないということなんでしょうね。しかし須藤も強くなるための一つの段階として、読み手を意識するためにあえて自身が経験するということをやっているようです。元々自信家でありますけど、それは決して慢心しているわけでは無く、しっかりと地道に努力をしているという部分があるからこそのものであるというのは良いことですし、だからこそ須藤は強いんだなと改めて思いましたね。地道に積み重ねている人は、やっぱり強いんですな。
そんな須藤からプレッシャーを感じつつも、慣れもある分幾分戦いやすそうにしている北央メンバー。オーダー決定時にはヒョロ君が対戦相手の実力を拮抗させるようにオーダーを組んだことで甘糟から怒られるんですが、何より強い北央を誇りにしているヒョロ君は逃げでは無く完全に倒したいという気持ちが勝ったみたい。まあこと勝負に勝つという点からは甘糟の方が正しいと思いますけど、いつまでも逃げのオーダーを組んでいてはそれこそ勝てるものも勝てなくなることもあるわけで。甘糟も実力はお墨付きなんですけど、そのような消極的な気持ちであれば、千早に押されそうだなと感じているところです。結局2人の中での「強い北央」の考え方がが違うということで、甘糟はとにかく結果を出すこと、ヒョロは内容を求めているということなんでしょう。したたかなのは前者ですが、周囲に強いなこのチームって思わせることができるのは後者なんじゃないかなって思います。
…まあそもそも相手のオーダーが分かっていることが前提条件になっている時点でいろいろとおかしいっていうツッコミはもう野暮なので無しとしますか(笑)
一方瑞沢ですけど、菫ちゃんが聞いてきた甘糟台詞にブチッた真島とメガネとボインちゃんでしたが、試合になるとやっぱり冷静にこなせていそうですね。何より先生が襷を持ってきてくれてそれに対する一礼をしたシーンは鳥肌立ちました。なんていうか、改めて礼をすることの素晴らしさ、礼をすることの美しさみたいなのを実感しましたね。北央や前に勝負したところのようにかるたを指導できる顧問ではないんだけど、それでも自分に出来ることをしてくれる、技術面ではアプローチできなくてもそれ以外のところで精一杯アプローチしてくれている、そういうものを感じて自然と感謝の気持ちが出てきたのかなって思います。ああやってビシッてしている時間だっただけになおさらね。日本古来のスポーツ競技は、本当にその辺の作法はしっかりしていますから、そういう面は本当に評価されるべきだなーって思うところです。
そんな中で始まった試合でしたがなんと波乱。肉まん君敗れるということで、何気に先週彼の安定感を褒めたばかりだったというのに早速敗れるという事態になってしまいました(汗)先週の記事がフラグだったらごめん(汗)
なんでも相手のテンポの違う取り方とぐるぐるの髪留め、そしてヒョロの彼女が姉貴だったということも発覚しいろいろと気になってしまったみたいです。まあ確かにあの髪留めは気になるけど、やはり他ごと考えたら一気に持ってかれる分かるたは繊細かつ恐ろしい競技です。まあ西田は結構相手を見るタイプの選手ですから、こういうツッコミどころのある選手に対しては集中力を削がれちゃうのかな。やられるときは案外脆くなってしまうと…。
一方今回善戦しているのがかなちゃん。須藤が読み手ということで北央有利かという中ですが、かなちゃんは須藤の上手い読み方に同調できているようです。要は相性のいい読み手であると。かなちゃんは元々古典好きですからそれぞれの詩に意味を見出して読んでいる。その辺の気持ち、情緒が上手い人は伝わってきやすい。今回は結構下手な読み手の人もいたという中での大会みたいでしたが、その中で上手く読む須藤はかなちゃんにとっては心地良い響きになっているんでしょうな。かなちゃん自身も読み手をやりたいと思っている子ですし、そのアプローチはかなちゃんらしいですね。あとボインの人は着物が一番いいという豆知識m(ry
西田が敗れたことで瑞沢は勝ちを計算できる人を一人失ったわけですから当然プレッシャーは増えてきた。しかしその中でまだまだ発展途上である千早がブーストをかけてきそうです。いつも千早は追い込みで一気に来るという印象を持っていますが、それは読み手の傾向と自分の感覚がつかめてきたからということなんでしょう。そして千早は周防タイプと言われながら詩暢をも目指している。かるたに対する飽くなき向上心ですが、試合の中でも成長を続けていっているということなんでしょう。
結局、甘糟と一番違うのがそこなのかなあと。
甘糟は結果として勝つことを絶対としているわけで、だからこそ自分よりも弱い人としか公式戦では当たらないということになります。つまりこういう緊張感のある試合、実力の拮抗している同士の試合の経験値が圧倒的に不足しているんじゃないかなと。練習とかはもちろん努力していると思うんですけど、やっぱりこういう試合の経験って全然違いますからね。
千早は試合の中でさらに自分を追い込み、甘糟は楽することを選んでいく。今は甘糟が有利となっているようですが、姿勢としては千早だし、足元をすくわれて彼も負けから学ぶ展開に期待したいところです。では。
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ちはやふる2 #5
高校選手権もとうとう決勝戦です。瑞沢高校の対戦相手は、昨年も対戦した北央学園です。東京からの全国大会進出校は2校。決勝戦は、単に予選の1位を決めるものでしかあり
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3726 名無しになるもんっ♪ sage New! 2013/02/09(土) 02:00:34 ID:???
ヒョロットカードそんなに凄いのかよW
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都大会決勝は2年連続同一カード。
北央の持田先生かわいい顔して結構策士。
ドS須藤に決勝戦の読手を頼むとは。
手抜きしたがる甘糟にはこれ以上無い対策。
須藤がいるといないと
ちはやふる2 #5「なほあまりある むかしなりけり」感想
全国行きのチケットは確保したが・・・千早は負けてもいいなんて甘えを受け入れるような性格では無いことは百も承知相手も前年の屈辱もあり本気で来るだろうと手の内は読まれている...
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詳細レビューはφ(.. )
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小説 ちはやふる 中学生編(2) (KCデラックス)時海 結以 末次 由紀 講談社 2012-12-13売り上げランキン
ちはやふる2 第5首 「なほあまりある むかしなりけり」
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ちはやふる2 5話
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ちはやふる2 5話「なほあまりある むかしなりけり」感想
ちはやふる2
5話「なほあまりある むかしなりけり」
あらすじと感想は「続き」を見てね。
ちはやふる2 第5話
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『決勝戦は瑞沢高校対北央学園。オーダー表でもめる北央だったが、前主将のアノ人が読手とわかり両校共に緊張が走る。様々な思いが交錯する中、東京都で1番強いチームをかけた試合
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ボインチャンキモノノホウガラク!
それは知らなかったw
まさに着物は
大江さんのためのものだな…
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東京都予選の決勝、北央戦。
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ちはやふる2第5話 「なほあまりあるむかしなりけり」「なんだこれ・・ガチの対戦じゃないか」瑞沢と北央の決勝が今始まるーーーあらすじはコチラ「そんな必死に勝ちに行かなくても...
ちはやふる2 第5話 「なほあまりある むかしなりけり」
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ちはやふる2 第5話 「なほあまりある むかしなりけり」
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ちはやふる2 第5話「なほあまりある むかしなりけり」 感想
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ついに決勝戦!
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「うちにはヒョロットカードがある。」北央学園かるた部の少年風の甘糟那由太(あまかす なゆた)が木梨浩(きなし ひろ)ことヒョロがオーダーを予想します!なんというオカルトな
ちはやふる2 #4&5「なほあまりある ...
皆を信じて一人になれ。その先にある勝利。先週はイベント参加のためお休みしましたので二話、まとめて。「ひとにはつげよ あまのつりぶね」高校選手権予選準決勝の相手はなんと、...
ちはやふる2 第5話 感想
ちはやふる2 第5話 「なほあまりある むかしなりけり」
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あっ、もう全国大会出場は決定してるのね!
そのこと全く気付かなかったよ!!
ヒョロの予想って当たると
◎ちはやふる2第5首「なほあまりあるむかし...
ユウタ>必死で勝ちにいかなくていいじゃん。ヒョロっとカードがある >潰すのはあの三人だ >確実に三勝できる※ニクマンとチハヤはA級だから残り3人かな?>>太一:オーダーどう...