たまこまーけっと：７話感想

新たな仲間…はモチマッヅィ家の女の子。

いろいろとツッコミどころはあるわけですけど、とりあえずデラにとっては頭の上がらない存在であるチョイが商店街にやってきました。また名前がもち屋にとっては失礼極まりないですが、とりあえずたまこ父は「ちょい」ということで妥協したようです（汗）…こうなると王子の名前がどんなのか気になるところですな（笑）デラとチョイということで程度としては極端に出ているんですけどね。

モチマッヅィ家の目的みたいなのも出てきましたが、それは王子の妃を探すということみたいです。本来その目的としてデラが旅に出ているようですね。トリに対して大層な信用度ということなんですけど、デラが一体何者なのかっていうのはまだ分からないところ。しかし一つデラはチョイの占い用のトリとして利用はされているようです。笛を吹いてデラが飛んで占うという形式のようですが、デラが肥えてしまったこともありそれに支障をきたすかと思いきや何だかんだでアタリはするようですね。すごく地味なところですけど（汗）
そしてデラが映像を出す時は本人が気絶をしている時、そもそもデラが気絶している時に映像が流れてもデラに通じるわけがないのでおかしな機能ではあるんですけど、王子側も何もないところに喋っていたしよく分からないところですね（汗）文明とかそういう発展具合は知らないですけど、一応もちが味覚に合う文明レベルということなんでしょうか（笑）

まあ王子の嫁を探さないといけないのに朝霧さんにベタ惚れして惚気ているトリはとりあえず放っておき、そのトリに誤魔化すためにウソを吹き込まれたチョイちゃんが商店街のみんなと絡んでいくことになります。かなり警戒していたわけですけど、たまこやあんこを筆頭に商店街のみんなの優しさに触れていたチョイはだんだんと信用するようになっていきます。途中銭湯であられもない姿になっていましたけど、信頼するのにそんなに時間はいらなかったようですね。…てか、顔よりも尻が浮き上がってくるということは…、将来が楽しみですな（ぇー）

チョイは王子の付き人ということで、デラを見に来、そして王子の妃探しを手伝うみたいな風にしないといけないかもしれないですが、まあ彼女の反応を見ていたらチョイは王子にかなり好意があるということになります。本人としては叶わない恋、叶えてはいけない恋ということなんでしょうけど、こういう一途な感じは応援したくなっちゃうじゃないですかァー！相変わらずこういう負け要素を持っているキャラに惹かれる管理人なんですが、その中で最後のたまこの髪の演出がなんとも意味深。普通に考えればたまこが王子の妃としての素質を持っているということなんでしょうけど、そうなると話が一気に飛躍しますなあ。チョイちゃんが商店街に来た時点でモチマッヅィ関連の話は避けて通れないわけですが、これは王子も来る展開になるのか、それともたまこが受ける受けない関係なしにとりあえず行くのか…。個人的には何があってもたまこは商店街を出るべきではないと思いますけどね。
いずれにせよ終盤の展開が少し見えてくるような話でした。あとこんな展開になったらあの２人がだまっちゃいないだろうし（笑）

まあそんな伏線がどうということは良いとして、とりあえずチョイが結構商店街に馴染めているわけだし、彼女視点の話というのも面白かったですね。たまこまーけっとの面白い点として、あまりたまこの心情が直接的に描かれないというところで、だいたいの話はたまこ以外のキャラの心情が主にたまこに向かって描かれているというパターンが多いです。そもそもたまこ自身があまり深く考えない素朴でぽわーっとしたキャラだからこそ、別視点でのたまこを見る目というのがよりたまこを個性的に映すことができるのかなって思います。主人公がガツガツ行くというわけでは無く、かなり象徴って感じの存在として描かれているなって思いました。それほど彼女は魅力的なんだよーみたいなね。

だからこそ一定の緩さを持っているアニメだと思いますから、たまこの心情が詳しく描かれるようになるとまたこのアニメの雰囲気というか、印象は変わってくるんじゃないかな。特に今回の伏線はそういう展開になっていく可能性がありますからね。

てなわけで今回はチョイちゃんメイン回でした。しばらくはレギュラー張りそうですが、またいろんな魅力が見つかるといいですね。では。


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