さくら荘のペットな彼女:20話感想
さくら荘のペットな彼女の感想です。
署名を集めよう。
署名を集めよう。
全員のさくら荘、だからこそ全員で守りたい…だが…?
全校の2分の3の署名を取れば上に対して抗議が出来るということで必死に署名活動をする空太と七海とましろ。元々さくら荘に対していいイメージのない生徒側はなかなか協力をしてくれないわけですけど、地道な呼びかけもあってだんだんとその数を増やして来ているようです。
先輩も手伝ってくれている中で、一番理にかなった行動を常に選択する龍之介にとってこのような地道な行動は不合理だと、他にもっとやることがあるのではないかと否定的だったわけですが、彼を動かす決定打となったのはリタの言葉でした。
龍之介の過去は彼の突出した才能と周囲への期待の高さのかけ方からのすれ違いのよう。龍之介はあくまで自分規準で物事を進めてしまったことで、仲間がついていけなくなってしまったということ。一番うまくいく方法を常に考えている龍之介にとって、それに仲間が応えられないというのはまあ歯がゆいことでしょうから、それが態度に出てしまったんでしょうね。
まあ龍之介も自分の才能ゆえに仲間を失くしたパターン。美咲のような目に見えての変人だったというわけではないんですけど、付き合えば付き合う程離れていってしまう、最初から寄せ付けない美咲先輩とは違う方向での寂しい性格なんでしょう。だからこそ友達自体はしっかりいたようですしね。
そんな龍之介を認めてくれる存在。それが今のさくら荘のメンバーたちなんだと、リタはそう龍之介を励まします。彼の過去を知ったからこその今の仲間を大事にして欲しいという彼女なりの願いということなんでしょうが、やっぱりいい子ですなあ。龍之介の前にメイドちゃんがリタの心意気に惹かれてしまいましたしね。相手の感情をしっかりとくみ取れる超高性能なAIということでやっぱりすごいものを作っているなって思うところですが、だからこその彼の歩幅が合わなかった過去と今の考えてくれる存在というものが際立ったなって思いました。自分のその仲間を引き裂いたきっかけとなった才能でつくられたものに、仲間を引き寄せてもらえるきっかけを生み出してもらえた。これもめぐり合わせなんでしょうかね。
というわけで龍之介も自分の一番得意な事、すなわちネット関連で自身の才能を利用しての協力をしてくれたわけです。全員で守るさくら荘、そこに大きな力が加わることになりました。
で、そんな中あまり目立ってない子としてましろがいるわけで。そのましろもさくら荘を守りたいと言っています。空太もそれは当然歓迎なわけですが、龍之介のハッキングによる報告書によると、さくら荘が本来5年スパンで見直すということがかなり前倒しになっているのはましろが起因していると言います。彼女の絵の才能がさくら荘にいることによって潰れていると考えているようで、さくら荘にいる=漫画漬けになって絵の才能を壊すかもしれないと変に責任転嫁して危機感を持っているみたいですね。まあ上の連中はなにかと理由をつけてそれを潰せばなんとかなる、というかそういう行動を起こすことで対策したっていう跡を残したい連中ですから、こういう考えにもなるだろうなあ。言い訳ができるわけだからね。
この話を知っているのは本編で確認できたのは龍之介、空太、七海だけでしたっけ?ましろが知っているかは忘れてしまいましたが、もし知っているのであれば最後の彼女の役立ちたいという話はどう考えてもさくら荘を出ていくというフラグになっているんですよね(汗)空太は「みんな」を強調していたのでそこをどう捉えるかによるんですけど、とにかくましろは空太が喜ぶことをするわけですから、その選択は気になるところです。普通に出ていくだけだったら絶対に空太は喜ばないはずですしね。
さて、さくら荘の話の他に、七海の結果も届きました。結果は不合格。まあそんなに甘くないということなんでしょうけど、努力が勝つ瞬間というものを楽しみにしていた空太にとっては普通以上のショックを受けたかもしれません。あれだけ努力していたのを間近で見ていたわけですから、所詮は才能が勝つのか…という発想になってしまっては負けなんですけど、今回は七海の気丈に振る舞う姿に空太も感化されたかもしれませんね。七海も強い子ですが、陰ではいくらでも弱さを出していいんじゃないかと思います。
まあ空太もゲーム会社の人にかなり励まされていたところもありますし、相変わらず直情的すぎる面はありますけど、だからこそ真っ直ぐにむけばそう進むんじゃないかなと。まだまだ脆くなる可能性を持ってはいますけどね(汗)…というか岡田さん構成モノは男キャラを結構悪めの感じに描く傾向にあるし(汗)
ちなみにあのゲーム会社の藤沢さん、千尋先生が好きだった過去を持っていましたけど、先生もどうやら自分の進路で悩んだ時期があったようで。豪快な性格に見える先生も、繊細で悩む時期があったということですね(笑)
まだまだ懸念事項がてんこ盛りなさくら荘なんですが、着実に前進し、そして現実と理想のはざまで揺れ動いていますね。とりあえず、、この件がどう収まるかはましろの行動にかかってくるように見えますね。では。
↓押していただけると励みになります。
全校の2分の3の署名を取れば上に対して抗議が出来るということで必死に署名活動をする空太と七海とましろ。元々さくら荘に対していいイメージのない生徒側はなかなか協力をしてくれないわけですけど、地道な呼びかけもあってだんだんとその数を増やして来ているようです。
先輩も手伝ってくれている中で、一番理にかなった行動を常に選択する龍之介にとってこのような地道な行動は不合理だと、他にもっとやることがあるのではないかと否定的だったわけですが、彼を動かす決定打となったのはリタの言葉でした。
龍之介の過去は彼の突出した才能と周囲への期待の高さのかけ方からのすれ違いのよう。龍之介はあくまで自分規準で物事を進めてしまったことで、仲間がついていけなくなってしまったということ。一番うまくいく方法を常に考えている龍之介にとって、それに仲間が応えられないというのはまあ歯がゆいことでしょうから、それが態度に出てしまったんでしょうね。
まあ龍之介も自分の才能ゆえに仲間を失くしたパターン。美咲のような目に見えての変人だったというわけではないんですけど、付き合えば付き合う程離れていってしまう、最初から寄せ付けない美咲先輩とは違う方向での寂しい性格なんでしょう。だからこそ友達自体はしっかりいたようですしね。
そんな龍之介を認めてくれる存在。それが今のさくら荘のメンバーたちなんだと、リタはそう龍之介を励まします。彼の過去を知ったからこその今の仲間を大事にして欲しいという彼女なりの願いということなんでしょうが、やっぱりいい子ですなあ。龍之介の前にメイドちゃんがリタの心意気に惹かれてしまいましたしね。相手の感情をしっかりとくみ取れる超高性能なAIということでやっぱりすごいものを作っているなって思うところですが、だからこその彼の歩幅が合わなかった過去と今の考えてくれる存在というものが際立ったなって思いました。自分のその仲間を引き裂いたきっかけとなった才能でつくられたものに、仲間を引き寄せてもらえるきっかけを生み出してもらえた。これもめぐり合わせなんでしょうかね。
というわけで龍之介も自分の一番得意な事、すなわちネット関連で自身の才能を利用しての協力をしてくれたわけです。全員で守るさくら荘、そこに大きな力が加わることになりました。
で、そんな中あまり目立ってない子としてましろがいるわけで。そのましろもさくら荘を守りたいと言っています。空太もそれは当然歓迎なわけですが、龍之介のハッキングによる報告書によると、さくら荘が本来5年スパンで見直すということがかなり前倒しになっているのはましろが起因していると言います。彼女の絵の才能がさくら荘にいることによって潰れていると考えているようで、さくら荘にいる=漫画漬けになって絵の才能を壊すかもしれないと変に責任転嫁して危機感を持っているみたいですね。まあ上の連中はなにかと理由をつけてそれを潰せばなんとかなる、というかそういう行動を起こすことで対策したっていう跡を残したい連中ですから、こういう考えにもなるだろうなあ。言い訳ができるわけだからね。
この話を知っているのは本編で確認できたのは龍之介、空太、七海だけでしたっけ?ましろが知っているかは忘れてしまいましたが、もし知っているのであれば最後の彼女の役立ちたいという話はどう考えてもさくら荘を出ていくというフラグになっているんですよね(汗)空太は「みんな」を強調していたのでそこをどう捉えるかによるんですけど、とにかくましろは空太が喜ぶことをするわけですから、その選択は気になるところです。普通に出ていくだけだったら絶対に空太は喜ばないはずですしね。
さて、さくら荘の話の他に、七海の結果も届きました。結果は不合格。まあそんなに甘くないということなんでしょうけど、努力が勝つ瞬間というものを楽しみにしていた空太にとっては普通以上のショックを受けたかもしれません。あれだけ努力していたのを間近で見ていたわけですから、所詮は才能が勝つのか…という発想になってしまっては負けなんですけど、今回は七海の気丈に振る舞う姿に空太も感化されたかもしれませんね。七海も強い子ですが、陰ではいくらでも弱さを出していいんじゃないかと思います。
まあ空太もゲーム会社の人にかなり励まされていたところもありますし、相変わらず直情的すぎる面はありますけど、だからこそ真っ直ぐにむけばそう進むんじゃないかなと。まだまだ脆くなる可能性を持ってはいますけどね(汗)…というか岡田さん構成モノは男キャラを結構悪めの感じに描く傾向にあるし(汗)
ちなみにあのゲーム会社の藤沢さん、千尋先生が好きだった過去を持っていましたけど、先生もどうやら自分の進路で悩んだ時期があったようで。豪快な性格に見える先生も、繊細で悩む時期があったということですね(笑)
まだまだ懸念事項がてんこ盛りなさくら荘なんですが、着実に前進し、そして現実と理想のはざまで揺れ動いていますね。とりあえず、、この件がどう収まるかはましろの行動にかかってくるように見えますね。では。
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