ちはやふる２：８話感想

かるたが好きという気持ちはみんな一緒。

まあ今回の相手は外国人もどきだったわけなんですけど、やるうちにかるたの魅力にはまり、そして自分の好きなようにそれに取り組む。競技かるたの練習を積み重ねてどっぷり浸かりこんだ瑞沢にとっては、自分の好きなスタイルを大事にしている千葉国際の選手たちの姿はある意味原点を思い出させてくれるものだったんでしょうね。

それぞれの千葉国際の選手への接し方を見ていると個性が見えてくるもんなんですけど、西田はもう指導者的な目線が強くなっていますね（笑）筑波を教えてきたわけでそれこそそれぞれのタイプやクセを分析するのは得意ですから、それだけにまだ磨き切れていない、というか磨いてすらいない感じの対戦相手の子のスタイルには無限の可能性を感じていた様子。こういうのはやきもきするんでしょうかね（笑）
かなちゃんは自分と同じ百人一首の歌が好きという子と当たって話が弾んでいました。やはりそれぞれにそれぞれの入り口があるわけで、その部分が似ているだけでも一気に親近感っていうのは湧くものです。かなちゃんもこうやって歌に惹かれてかるたの世界に入ってくれた人を見て嬉しかったでしょうね。

で、そんな中で一番感動していたのが千早だったんですが、まあ彼女はとにかくかるたが広く知れ渡ることが何よりうれしいことですからなあ（笑）太一よ、そういう千早の泣きポイントが見抜けないようではまだまだ千早に近づくことは出来ませんぞ！確かにツボはおかしいのは間違いないですけど（汗）

さて、そんな全国大会。一年生２人にとっては初体験。筑波は相変わらず弟たちにいい顔見せようとメールで見え張ってスタメンで出ることを望んでいます。しかしなんと本当にスタメンで出ることになり驚いていたわけですが、これも机君の作戦。筑波の頑張りを認める＋せっかく２人余るからそれを最大限利用しようと偵察をするという理由から机君がスタメンから外れることになりました。確かに人数の有効活用でありますし、後輩のモチベを考えつつの作戦。もちろん机君のイケメンっぷりが素晴らしいんですけど、小物感バリバリになっている筑波も頑張ったんだなあっていうのが分かるシーンでもあります。たとえ自分が偵察をしたいと思っていたとしても筑波の実力が揃っていなければ出来ない作戦だったわけだしね。勝ちに行く作戦である以上、筑波は立派な戦力ということなんでしょう。もちろん菫ちゃんもね。
まあかるた面ではしっかり成長しているんだということですから、あとは精神的な部分ってことかな（汗）まだまだその辺は良くはないんですけど、いかんせんかるた部のメンバーがかなり大人びている分やっぱりまだまだに見えちゃいますよね（笑）個性なのか弱みなのか、それはこれから筑波自身がこういう自分の性格とどう向き合っていくかっていうことなんでしょう。

菫ちゃんが見に行った試合では机君に徹底マークするように頼まれていた逢坂恵夢という子。メガネっ娘、地味、天然、モテ女、毒舌といろいろな属性を網羅した欲張りなキャラなんですけど、そんな古いタイプのオタが追っかける彼女の実力はどうなんでしょうかね。机くんもマークするように言っているし、メンバーからの信頼も厚そうです。かるた外のことでもう十分存在感を見せつけてくれたキャラではありますが、果たしてかるたの実力、またはクセみたいなのもどうなのか楽しみにしたいキャラですね。

瑞沢の試合はとりあえず順当に勝利。千葉は元々そんなにかるたが強いところではないということで彼らが全国に来れるということだったと思うんですが、いずれにせよこうやってかるたの輪が広がるのは良い事。最後もホワイトボードをジャックして英語で再戦を誓ったということでした。千葉国際のみんなはおそらく今までは単純に好きだから、そういう理由でやっていたでしょう。もちろんそれが一番いい事なんですけど、こうやって競技かるたとして強敵と戦ったことで好きだけでは無く彼らに勝ちたいっていう一つ上の意識に上がることができたら間違いなく強豪として帰ってくるんじゃないかなって思います。元々のポテンシャルは高いわけですから、また一つ楽しみなところが増えたんじゃないですかね。

さて、そんな全国大会ですがそこに新も姿を現します。電話では個人戦だけ来ると告げておきながら団体戦の今日からやってくるフェイントを見せる彼ですけど、そんな新に妙にホラーちっくに現れたのが詩暢ちゃんでした（汗）確かに電話でも執拗に新のことを意識していましたし、新にとってはストーカーされているようなもんだからこそあの演出なんでしょうかね（笑）痩せたからこその怖さもありますしね。あれでぽっちゃりのままだったら多分雰囲気壊れているでしょうし（汗）
そんなわけで新と千早と太一の再会を見る前にこの関門をどう新が突破するかも気になるところです（笑）では。


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