さくら荘のペットな彼女:22話感想
さくら荘のペットな彼女の感想です。
駅での告白。
駅での告白。
みんながいることがさくら荘…ね。
物理的にさくら荘がなくなることよりも、さくら荘のメンバーが欠けるということが真のさくら荘の崩壊。みんなが形あるさくら荘を残すことを考えていると思い、出ていったましろでしたが、それはまた違う。これもましろが1段階成長したからこそ取った行動と言えるんですが、そのさらに上がまだ足りなかったということでましろの成長段階というものが出ていた話だったのかなって思いました。仮にましろが残る立場にある時、他の誰かがさくら荘のために出ていくってなったとき、果たしてそれがいいと思えたのか。まだ自己視点のままという点はあるんですが、でも相手のことを考えて行動できるという点は成長できているということなんでしょうな。
というわけでそんなましろに自分の想いを告げた空太。告白のシーンは七海は聞いていてましろは聞こえてなかったってことでしょうけど、ましろ側からすると今回の重点はそこではなく自分がさくら荘のみんなと別れるか否かという友情面での部分が重要だったので、まあ伝わらなくて正解だったかもしれませんね。その中で七海の方は自分の気持ちを告げる時に真実を言えなかった点で決着が着いてしまったので七海には空太の気持ちを伝えてしまうと。このストーリー展開であれば、この区別は良かったのかもしれません。
…まあ自分としては七海はしっかり自分の気持ちを告げるべきだったと思うんですけどね。あそこで躊躇うというのは空太を戸惑わせないようにという配慮だったと思うんですけど、それって結局さくら荘を守るために自分の声優オーディションの結果が悪かったにもかかわらず我慢していた話と被ってしまうと思うんですよ。やっぱりそういうのに配慮してしまう、七海の性格上そうかもしれませんけど、ここで言えないということは空太への気持ちの強さを希薄化させてしまったんじゃないかなって思いました。溜めに溜めてきた空太への想いを結局さらけ出すことができなかった。前回の七海の不満をぶっちゃけるシーンが自分は好きだっただけに、ここでまた躊躇してしまう展開というのはあまりいただけなかったかなと感じました。やっぱり負けヒロイン的な立場のキャラクターは玉砕するところまでを見れて一つの流れだからなあ。このままでは空太は真実を知らずに、また振るという大きな行為をせずに終わってしまう。振るという行為は男側も決意を固めるという重要なファクターですから、ましろと付き合うという展開に行くのであれば是非やっていただきたいところです。…ただ今回で完璧にチャンスを逃したなあと…(汗)七海の一番おいしいシーンだと思っていたのに…ッ!
もう一つ不満点を挙げるとしたら、駅のシーンでの空太の言葉の信憑性かなあ。今回の展開で空太がもうそうやってましろを突き離すことはしないという成長を感じさせていないというのは何気に大きなマイナスなんですよね。原作はどうなっているのか分かりませんけど、空太って結構意図的にフラフラしているキャラに描かれているように思うんですよ。感情的になりやすく、直情的な行動が多い。七海とに関してはいい感じで関係を育んできたと思っていますが、ましろとに関しては本当に強い進展を感じられなかったんですよね。ゲーム制作をやろうと決心させてくれたのは間違いなくましろですが、その制作を継続していく気持ちを生んでくれていたのはましろではなく七海でした。そうなるとどうしても強さとしては七海>ましろに見えてします。好きになる理由としてもあまり強さを感じないなあと…。
まあだから自分としてはやっぱり恋よりも友情面での話に見えてしまうわけです(笑)愛してる、じゃなくてみんなで1つだみたいな意味の方が強く感じるシーンだったなって思いました。そういう面では、自分は良かったんじゃないかなって思っているんですけどね。だから七海とましろが抱きあうシーンは良いと思いました。いろいろな意味で対照的な2人でしたけど、初めて対等に共有できたシーンだったと思います。
一方龍之介もリタと遭遇。まんざらでもない顔をする龍之介にニヤニヤですけど、ことましろ関連ではやはりリタの言葉が一番重要でしたよね。龍之介と絡ませつつ核心をついていく使い方は良かったのではないかなって思います。さあ、あとはくっつくだけですな(ぇー)
というわけで何だかんだあった卒業式間近の話も片付き、次回は卒業式本番のようです。美咲先輩がどんな暴走をかますのかは分かりませんけど、どんな演出で来るのかは楽しみだったりします。特に自分が楽しみなのは美咲先輩の泣かせ方かなあ。いつも明るく振る舞っている子のギャップをつくるシーンは良いですからね。3年生組のクライマックスでもありますし、期待しましょう。では。
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物理的にさくら荘がなくなることよりも、さくら荘のメンバーが欠けるということが真のさくら荘の崩壊。みんなが形あるさくら荘を残すことを考えていると思い、出ていったましろでしたが、それはまた違う。これもましろが1段階成長したからこそ取った行動と言えるんですが、そのさらに上がまだ足りなかったということでましろの成長段階というものが出ていた話だったのかなって思いました。仮にましろが残る立場にある時、他の誰かがさくら荘のために出ていくってなったとき、果たしてそれがいいと思えたのか。まだ自己視点のままという点はあるんですが、でも相手のことを考えて行動できるという点は成長できているということなんでしょうな。
というわけでそんなましろに自分の想いを告げた空太。告白のシーンは七海は聞いていてましろは聞こえてなかったってことでしょうけど、ましろ側からすると今回の重点はそこではなく自分がさくら荘のみんなと別れるか否かという友情面での部分が重要だったので、まあ伝わらなくて正解だったかもしれませんね。その中で七海の方は自分の気持ちを告げる時に真実を言えなかった点で決着が着いてしまったので七海には空太の気持ちを伝えてしまうと。このストーリー展開であれば、この区別は良かったのかもしれません。
…まあ自分としては七海はしっかり自分の気持ちを告げるべきだったと思うんですけどね。あそこで躊躇うというのは空太を戸惑わせないようにという配慮だったと思うんですけど、それって結局さくら荘を守るために自分の声優オーディションの結果が悪かったにもかかわらず我慢していた話と被ってしまうと思うんですよ。やっぱりそういうのに配慮してしまう、七海の性格上そうかもしれませんけど、ここで言えないということは空太への気持ちの強さを希薄化させてしまったんじゃないかなって思いました。溜めに溜めてきた空太への想いを結局さらけ出すことができなかった。前回の七海の不満をぶっちゃけるシーンが自分は好きだっただけに、ここでまた躊躇してしまう展開というのはあまりいただけなかったかなと感じました。やっぱり負けヒロイン的な立場のキャラクターは玉砕するところまでを見れて一つの流れだからなあ。このままでは空太は真実を知らずに、また振るという大きな行為をせずに終わってしまう。振るという行為は男側も決意を固めるという重要なファクターですから、ましろと付き合うという展開に行くのであれば是非やっていただきたいところです。…ただ今回で完璧にチャンスを逃したなあと…(汗)七海の一番おいしいシーンだと思っていたのに…ッ!
もう一つ不満点を挙げるとしたら、駅のシーンでの空太の言葉の信憑性かなあ。今回の展開で空太がもうそうやってましろを突き離すことはしないという成長を感じさせていないというのは何気に大きなマイナスなんですよね。原作はどうなっているのか分かりませんけど、空太って結構意図的にフラフラしているキャラに描かれているように思うんですよ。感情的になりやすく、直情的な行動が多い。七海とに関してはいい感じで関係を育んできたと思っていますが、ましろとに関しては本当に強い進展を感じられなかったんですよね。ゲーム制作をやろうと決心させてくれたのは間違いなくましろですが、その制作を継続していく気持ちを生んでくれていたのはましろではなく七海でした。そうなるとどうしても強さとしては七海>ましろに見えてします。好きになる理由としてもあまり強さを感じないなあと…。
まあだから自分としてはやっぱり恋よりも友情面での話に見えてしまうわけです(笑)愛してる、じゃなくてみんなで1つだみたいな意味の方が強く感じるシーンだったなって思いました。そういう面では、自分は良かったんじゃないかなって思っているんですけどね。だから七海とましろが抱きあうシーンは良いと思いました。いろいろな意味で対照的な2人でしたけど、初めて対等に共有できたシーンだったと思います。
一方龍之介もリタと遭遇。まんざらでもない顔をする龍之介にニヤニヤですけど、ことましろ関連ではやはりリタの言葉が一番重要でしたよね。龍之介と絡ませつつ核心をついていく使い方は良かったのではないかなって思います。さあ、あとはくっつくだけですな(ぇー)
というわけで何だかんだあった卒業式間近の話も片付き、次回は卒業式本番のようです。美咲先輩がどんな暴走をかますのかは分かりませんけど、どんな演出で来るのかは楽しみだったりします。特に自分が楽しみなのは美咲先輩の泣かせ方かなあ。いつも明るく振る舞っている子のギャップをつくるシーンは良いですからね。3年生組のクライマックスでもありますし、期待しましょう。では。
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コメント
青山LOVE
キラシナさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>今回の場合…時(ましろを探す時間とか)と場所(空気を読んだ?)が悪かったのかもしれないと思っています
うーむ、確かにそうですね。タイミング的には「ここで?」だったんですよね。逆に言えばそれを言う余裕がある時間が無かったというのもありましたが、七海にとって見せ場であるシーンがそういう理由で流されてしまうのはちょっと寂しかったですね。
>青山は一度好きになった男をいつまででも忘れられない乙女なので、個人的には早く空太を忘れて幸せになってほしいものですね。
切り替えは大事ではありますからね(笑)ただまだ振られたわけじゃないので、その辺はしっかり告白してって流れが無いとダメだってのが歯がゆいですけど(汗)
>今回の場合…時(ましろを探す時間とか)と場所(空気を読んだ?)が悪かったのかもしれないと思っています
うーむ、確かにそうですね。タイミング的には「ここで?」だったんですよね。逆に言えばそれを言う余裕がある時間が無かったというのもありましたが、七海にとって見せ場であるシーンがそういう理由で流されてしまうのはちょっと寂しかったですね。
>青山は一度好きになった男をいつまででも忘れられない乙女なので、個人的には早く空太を忘れて幸せになってほしいものですね。
切り替えは大事ではありますからね(笑)ただまだ振られたわけじゃないので、その辺はしっかり告白してって流れが無いとダメだってのが歯がゆいですけど(汗)
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4169 名無しになるもんっ♪ sage New! 2013/03/12(火) 00:35:18 ID:???
すっきり
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>自分の気持ちを告げるべきだったと
今までいくらでもチャンスはあったんですけどね。
今回の場合…時(ましろを探す時間とか)と場所(空気を読んだ?)が悪かったのかもしれないと思っています。
青山は一度好きになった男をいつまででも忘れられない乙女なので、個人的には早く空太を忘れて幸せになってほしいものですね。
ではでは~