ちはやふる2:21話感想
ちはやふる2の感想です。
A級組の意地。
A級組の意地。
左手でも打開策を見つけた千早。
いやーまさか夕部さんに勝っちゃうとはなあ。まあ確かにクイーンか新と戦うために勝ちあがらないいけないとは思っていたけど、自分で試合中に原因を考えて修正したっていうのは素直にすごいなって思いましたね。やりなれてない左手だからこそ、やりなれている右手を想定した動きをミラーでやるという発想。単純なパワーの違いはあるでしょうけど、頭と体に叩き込んである動きを左右反転になったとはいえ同じように反応させるわけですから、そこまで遜色ない動きを実現できたということでした。対パワーだっただけに華奢な左手ではどうかと思いましたが、払われる場面もあったものの落ち着いたプレイングができていましたね。
そしてもう一個左手だったことによる利点は、相手の防御態勢、つまり囲い手は基本右手を想定しているというところでしたね。元々左利きに比べて右利きの方が競技人口は多いでしょうし、だからこそ普段練習や試合で相手する人に対して右で取ってくる動きに自身も反応しているはず。片手で全ての方向をシャットアウトするのは無理でしょうし、完全にザルになっていた左からの部分は非常に効果的だったということでした。
慣れない手でやるという相当なハンデも、こうやって数々の気づきからだんだんと埋めていった千早。音自体は普通に聞き取れていたわけだし、苦手な大山札を取れていたり、敵陣を抜いていたというのも終盤盛り返せた要因だったのかなって思いました。後半は千早は得意にしていますしね。新の言うとおり即興でこんなことをして勝てるほどかるたは甘くないと思いますけど、千早が今回勝てたのは変わらなかったということが大きかったですね。元々感覚タイプの千早ですから、動き自体は左右反転しても、感覚的に手を出すという部分は右手と同じ感覚で行けたということなんでしょうね。左手だから勝てないとか、そうやって試合を最初から投げずに、自分で勝てるように工夫を凝らして出した結果ですから、一つ諦めない気持ちが功を奏した形だったのかなって思いました。
で、その諦めない気持ちを直接表してくれていたのが西田でしたね。2回戦で新と当たるという不運だったんですけど、西田は団体戦でみんなに支えられていたことを実感していただけに、そのみんなが持っていた諦めない気持ちを自分も強く意識していました。結果的には負けてしまっていましたけど、最後まで諦めずにかなり差としては少なかったように見えましたよね。上には上がいる世界、でもだからこそそいつに勝ちたいという気持ちが出てくる。対人競技のいいところだなって思います。
そんな西田の戦いぶりに新も全力で応えましたね。渡り札って言われるものを使っていましたけど、あれって要は夕部のようなパワープレーで見られる一気払いの応用みたいな感じで、離れた札をあたかも一気に払ったかのように見せてお手つきを防ぐみたいな感じなんでしょうかね?だとしたらかなりえげつない戦法ではあると思うんですが、それだけ本気だったという表れでもあったということなんでしょうか。まあそもそもこの戦法は相当な早さを擁しないと無理だしねえ。
新も瑞沢のメンバーと戦えて彼らの本気を感じた模様。また一つ、団体戦の良さを感じたのかな。
さて、そんな状況から千早の次の相手が詩暢という最高の状況。新のためにとっておいた右手をここで解放というめっちゃカッコいいシーンで引きということでしたけど、これは非常に熱い展開ですなあ。新でも良かったかなとは思いましたけど、今回千早はこの個人戦で「左手の戦い方」を自分で学んでいたんですよね。だからこそ自分で学べば相手がそうだったら対策も出来る。丁度詩暢は左利きということでまさに流れ的に新よりも絶好な相手だなって自分は思いましたね。もちろん勝利することは厳しそうですけど、自分が見つけたこと、やってきたことを見せて欲しいですね。団体戦に関しての話も広がるでしょうしね。では。
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いやーまさか夕部さんに勝っちゃうとはなあ。まあ確かにクイーンか新と戦うために勝ちあがらないいけないとは思っていたけど、自分で試合中に原因を考えて修正したっていうのは素直にすごいなって思いましたね。やりなれてない左手だからこそ、やりなれている右手を想定した動きをミラーでやるという発想。単純なパワーの違いはあるでしょうけど、頭と体に叩き込んである動きを左右反転になったとはいえ同じように反応させるわけですから、そこまで遜色ない動きを実現できたということでした。対パワーだっただけに華奢な左手ではどうかと思いましたが、払われる場面もあったものの落ち着いたプレイングができていましたね。
そしてもう一個左手だったことによる利点は、相手の防御態勢、つまり囲い手は基本右手を想定しているというところでしたね。元々左利きに比べて右利きの方が競技人口は多いでしょうし、だからこそ普段練習や試合で相手する人に対して右で取ってくる動きに自身も反応しているはず。片手で全ての方向をシャットアウトするのは無理でしょうし、完全にザルになっていた左からの部分は非常に効果的だったということでした。
慣れない手でやるという相当なハンデも、こうやって数々の気づきからだんだんと埋めていった千早。音自体は普通に聞き取れていたわけだし、苦手な大山札を取れていたり、敵陣を抜いていたというのも終盤盛り返せた要因だったのかなって思いました。後半は千早は得意にしていますしね。新の言うとおり即興でこんなことをして勝てるほどかるたは甘くないと思いますけど、千早が今回勝てたのは変わらなかったということが大きかったですね。元々感覚タイプの千早ですから、動き自体は左右反転しても、感覚的に手を出すという部分は右手と同じ感覚で行けたということなんでしょうね。左手だから勝てないとか、そうやって試合を最初から投げずに、自分で勝てるように工夫を凝らして出した結果ですから、一つ諦めない気持ちが功を奏した形だったのかなって思いました。
で、その諦めない気持ちを直接表してくれていたのが西田でしたね。2回戦で新と当たるという不運だったんですけど、西田は団体戦でみんなに支えられていたことを実感していただけに、そのみんなが持っていた諦めない気持ちを自分も強く意識していました。結果的には負けてしまっていましたけど、最後まで諦めずにかなり差としては少なかったように見えましたよね。上には上がいる世界、でもだからこそそいつに勝ちたいという気持ちが出てくる。対人競技のいいところだなって思います。
そんな西田の戦いぶりに新も全力で応えましたね。渡り札って言われるものを使っていましたけど、あれって要は夕部のようなパワープレーで見られる一気払いの応用みたいな感じで、離れた札をあたかも一気に払ったかのように見せてお手つきを防ぐみたいな感じなんでしょうかね?だとしたらかなりえげつない戦法ではあると思うんですが、それだけ本気だったという表れでもあったということなんでしょうか。まあそもそもこの戦法は相当な早さを擁しないと無理だしねえ。
新も瑞沢のメンバーと戦えて彼らの本気を感じた模様。また一つ、団体戦の良さを感じたのかな。
さて、そんな状況から千早の次の相手が詩暢という最高の状況。新のためにとっておいた右手をここで解放というめっちゃカッコいいシーンで引きということでしたけど、これは非常に熱い展開ですなあ。新でも良かったかなとは思いましたけど、今回千早はこの個人戦で「左手の戦い方」を自分で学んでいたんですよね。だからこそ自分で学べば相手がそうだったら対策も出来る。丁度詩暢は左利きということでまさに流れ的に新よりも絶好な相手だなって自分は思いましたね。もちろん勝利することは厳しそうですけど、自分が見つけたこと、やってきたことを見せて欲しいですね。団体戦に関しての話も広がるでしょうしね。では。
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ちはやふる2 第21話「なこそながれて なほきこえけれ」
第21話「なこそながれて なほきこえけれ」
右手が使えず、左手で試合に臨む千早。
1回戦の相手は肉まんくんに「漢だっ!」と言わしめた明石第一女子の夕部さん。
聞こえている...
ちはやふる2 21話「なこそながれて なほきこえけれ」
最後まで諦めるな—。
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ちはやふる2 第21話 「なこそながれて なほきこえけれ」 感想
新、強すぎです!
負傷したことで成長した千早。
諦めないこと、一生懸命になることに目覚めた肉まん君。
すっかりキャラが立った夕部。
熱い展開に魅力あふれるキャラ、やっぱ面
ちはやふる2 日テレ(5/31)#21
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熱い熱い団体戦が終わり、ついに舞台は個人戦へ突入!
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しかも一回戦の相手は団体戦準決勝で肉まんくんを吹
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ちはやふる2 第21話「なこそながれて なほきこえけれ」
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だが、団体戦決勝で、指を怪我してしまった千早は、音が聞けても、身体が反応できないよう。
そりゃ左手で勝とうと考えてるあたりで、A級選手を舐めてる
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やっぱり個人戦は楽しい。団体戦のような連帯感からの責任とかの駆け引きはないけれど、かるたの試合として勝つための執着を見ることが出来ることが嬉しい。
「ちはやふる2」第21話
3回戦の相手は、若宮詩暢…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201306010001/
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【アニメ】ちはやふる2 第二十一話 「 なこそながれて なほきこえけれ」 負ける気がしねぇ!!! → 肉まん君フラグ回収w でも成長したな!
4138 名無しになるもんっ♪ sage New! 2013/06/01(土) 02:04:55 ID:???
感じるんだ!
ちはやふる2 第21首 「なこそながれて なほきこえけれ」
夕部さんが男前すぎです。
ちはやふる2 第21話「なこそながれて なほきこえけれ」感想
ちはやふる2 第21話「なこそながれて なほきこえけれ」感想
『ちはやふる』 名こそ流れて なほ聞こえけれ
ちはやふる2 第21話「なこそながれて なほきこえけれ」
荒ぶる攻めかるた、慶子ちゃん!
しかし根っこは千早と同じ。
揉めたりするの苦手なんですね^^;
似たもの同士と見ぬく宮内せんせはさすが教師。
新の強さは圧倒的、ブランクなぞ
ちはやふる2 第21話「なこそながれて なほきこえけれ」 感想
千早も新も怪物かよ!?
個人戦も面白い展開が目白押し。
どのキャラも熱いかるたをしますね。
そして千早の準々決勝の相手があの・・・。
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新に恋してるよな、やっぱり…
新を見つめるちはやが
乙女な感じがするなぁ~
しかし、かるたの対戦相手としてとも…
バイリンガル版ちはやふる2 (KODANSHA BILINGUAL COMICS)
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『千早は怪我をしている右手をかばい左手で試合に出場することに。そんな1回戦の相手は明石第一女子の夕部。左手で取るかるたの違いに戸惑う千早。1回戦突破はできるのか。そしてラ
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ちはやふる2 第21話『西田優征(肉まん君)VS綿谷新!!』感想
なこそながれて なほきこえけれ
「身体の伸びる位置ひねる位置がぜんぜん違う!」
千早は右手の負傷によって重心から何から何まで変わっていきます。
しかし左手を使うことによっ...
◎ちはやふる2第21首「なこそながれてなほき...
チハヤ:オトが聞けても、左手が・・・七枚もとられた、ニクマン君の言うとおり、豪快体の伸びるイチが全然違う ;左手で勝つつもり、アホ言わんといて、昨日の恨み晴らさせてもら...