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Fate/stay night:12話感想

Fate/stay nightの感想です。

セイバーの天国と地獄。

セイバーが可哀想すぎて…。

前半と後半の落差ですよ。士郎と凛のデートに付き添って食に対する執着っぷりをいかんなく発揮してくれたんですけど、キャスターの宝具によってキャスターのサーヴァントと化してしまいました。さみしそうな表情、さらにはまで流していたセイバーですけど、それほど彼女が士郎に入れ込んでいたということでしょうか(もう士郎のご飯が食べられない…)。切嗣の時とはいろいろと雲泥の差ですな…。

まあネタ抜きにセイバーと士郎の今までの様子を見ていても、着々と信頼関係を醸成していましたし、セイバーが士郎を気に入っているという描写はいくつもありましたよね。ただ、士郎ってなんかどんな人にも一歩引いてるような印象をどうしても自分は受けてしまうんですよね。
この理由は、やっぱり士郎の正義観が関係していて、誰でも救うということにあるんですよ。例えばいつも一緒にいる人と、全く知らない人どちらかを守れるっていう話になったら、普通の人ならいつも一緒にいる人を選ぶと思うんですけど、士郎は速攻で両方守るって言うと思うんですよ。人間に優劣をつけない、それは逆に言うと特定の人間に肩入れしすぎないというものに繋がってしまうように見えてしまうんです。なんていうか、士郎は人間の持つグロテスクな部分を一切持ち合わせていないから、逆に士郎自身がグロテスクなものに見えてしまうという、何とも謎めいた印象を持たずにはいられないということです。デートのシーンでセイバーが負けず嫌いな描写があったけど、マスターよりサーヴァントのほうがよっぽど人間味にあふれていますよね(汗)
だからこそ、士郎の正義観って、めちゃめちゃ浅く見えるんですよね。つまり、守るという行動に理由が見えてこない。要は、士郎にとって誰かを守るのは動物の反射みたいなものなんだということです。この辺は言葉を変えて何回かブログでも書かせていただいていますけどね。

その行動が、今回の藤村先生を解放するために令呪を差し出そうとしたシーンに表れているなと。基本的に後先考えずに、ただ目の前の先生を助けるという目的のみに特化した今回の行動。自分は、このシーンにとてつもない気持ち悪さを感じ、改めて士郎の破綻っぷりを見ました。セイバーを手放すことになる、自身の腕を手放すことになる。それでも恐怖はするけどためらいは一切ない。もう「何やってんだお前!」って心の中で叫んでいましたよ(汗)

しかしキャスターの宝具はまた面白いですね。効果範囲というか、リーチが短いからなかなか決まるもんではないでしょうけど、サーヴァントですら下僕にできてしまうルールブレイカー。名前の通り、綺礼もその行動に驚いていましたけど、仕掛けてきたキャスターに対処できる戦闘力はさすがといったところでしょうか(笑)ただやはりほぼ無限に湧いてくる相手には分が悪くヤバそうです。…なんだろう、これほど綺礼に頑張ってほしいと思ったのはこれが初めてかもしれん(笑)
あと気になったのは、ランサーは綺礼のマスターなのか?という疑問。そもそも綺礼は聖杯戦争の監督役であり、自身は中立の立場にあるはずだから、聖杯の性質からしてもサーヴァントを従えているというのはありえないはずなんですけど、ランサーは彼の命令に従っている様子でしたよね。今回の聖杯戦争はイレギュラーな事態がいろいろと起こっているから可能性として消すのはダメだと思いますので、とりあえず注視しておこうかと思います。というか1クール目のランサー本当にほぼ空気だったな…(汗)まあ彼はZeroと同じような設定、ステータスなら薄幸キャラだと思いますので、1クール目は出番的な意味で、2クール目は退場時でその薄幸っぷりがいかんなく発揮されるのかどうか見ていきたいかなと思います。

さて、今回でとりあえず1クール空くということでしばらくおあずけを食らうわけですが、まだまだいろいろとサーヴァントの正体が明らかになっていません。その辺は気になるところなんですけど、一人、ある意味重要キャラであるキャスターの正体というものは、今回で予想できそうですね。
綺礼と出会った時に、彼は「コルキスの女王」と言っていましたけど、つまるところ、彼女の正体は「メディア女王」ということでいいのかな?メディアといえば、有名なものであれば、古代ギリシアの三大悲劇詩人の一人であるエウリピデスが書いた『メディア』ですよね。自分はその知識しかないんですけど、だとすると彼女が魔女と呼ばれるのを忌み嫌う理由はなんとなく理解できますし、ほぼ間違いないのかなと。宝具のルールブレイカーも、設定的には合っているものですしね。
…てかなあ、キャスターはこの作品内では完全な悪役ポジションですよね。でもメディアは、作品も悲劇であるようになかなか悲劇的な人生を送っている人物で、彼女が負ける際にそういう過去話で持ち上げるような展開って来るんでしょうかね。自分はもうセイバーの笑顔を奪ったキャスターは屈指の嫌いなキャラになりましたし、そういう話で同情を買われてもなあという気持ちになりそうな気がします(汗)Zeroの時もそうでしたが、キャスターは生粋の悪という立ち位置で天寿を全うすればいいんじゃないかと思います。…まあZeroのキャスターの最期は悲劇ではなくむしろ希望に満ちていましたが。
まあそれぞれのサーヴァントの散り際というのは、その過去の設定を活かす場面だと思いますので、後半バタバタ倒れていく中でどう描写されていくのか楽しみです。…え?ライダーさん?知らんなあ。

ここまで書いてきましたが、最後まで話題にほとんど挙がってこなかったUBWではヒロインのはずの凛に触れておきましょう。
デートという言葉をおおっぴろげに使う女キャラというのは、昨今のアニメキャラの中ではなかなか珍しいですよね。ツンデレの常套句「べ、別にデートじゃないんだk(ry」などと仄めかしたりせず、普通にデートとして楽しんでいました。むしろデートと認めなかったのは士郎側っていうね(笑)これは将来士郎は尻に敷かれるな、うん。
結果的に束の間の休息みたいな位置づけになりましたが、凛が年相応の女の子らしくいるというのが何よりなところ。宿命を背負っている遠坂家ですけど、こういうオンオフを切り替えられるというところが、凛はできた人間だと思わせてくれます。まあだからこそキャスターからはつまらないもの扱いにされてしまうということでしょうけど(汗)
アーチャーからは色香がないみたいなことを言われてしまいますけど、外見的な部分で着飾るところはないかもしれませんが、内面的にはしっかりと女の子だなって自分は思いましたね。ある意味凛のバスタオルシーンはそれを如実に表しているシーンだと思ったので(笑)別に凛の体が貧相だと言っているわけではないけど、なんだか見た目にエロスを感じるシーンではなかったですよね。でも仕草はやっぱり女の子なんですよ。その辺からです。

というわけで1時間堪能しましたが、セイバーと士郎がお別れ状態で終わるという、胸にしこりの残る切り方となりました。ただとにかくセイバーには幸せになってほしいというのが、自分のZeroからの願いですので、それが聖杯に届くように次の次のクールまで楽しみにしたいと思います。感想も、1クールストップし、また再開したいと思いますのでよろしくお願いします。では。


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コメント

No title

>守るという行動に理由が見えてこない。要は、士郎にとって誰かを守るのは動物の反射みたいなものなんだということです。
原作読者ですが、この感想にははっとしました。
士郞は切嗣にあこがれて正義の味方を目指しますが、災害から生き延びて最初に入力された「正義の味方」という命令を実行し続けるという点で「ロボット」のようだと原作者が言っています。
キャスターに関して蛇足ですが、Fate/staynightには生粋の悪は登場しません。その辺については原作者がかなり気を使って描写したようです。
あとセイバーを幸せにしたいのなら原作のセイバールートをやるのが一番だと思います・・・。

No title

セイバーが涙していたのは自分が士郎を刺してしまった事も大きいと思いますよ
戦友であり、主であった相手を自分の意思ではなかったとはいえ、その手で貫くなど、セイバーには耐えがたい事だったはずです。

No title

ちょっと藤ねえがどんなに特別な存在であるかの描写とその苦渋がアニメの尺的に見せられていないのですが、、ただの無能に見えても仕方ない描写ですが、、

士郎にとって彼女は特別な存在であり、ヒロイン以上の存在なんです。 彼女が危機に瀕した際は、邪魔をする人間を本気で殺そうと思ったり、キャスターに人質に取られた際にも、凛が余計な事をすれば、その前に凛を殺そうと考えたくらいです。

士郎の正義は薄い、というより、ズレているというか、正義の味方を履き違えてる。まあ、なんやこいつアホちゃうかと思っていて正解です。
あと人に対して一歩引いてるのもあるかもしれませんが、自分の利益、幸せ、嬉しい事、楽しいことに対して一歩引いてる感じですかね。考えていないというか。自分一人が助かってしまったため、幸せを受け取ってはいけないという強迫観念を持っているというか。だから、今回の凛のデートなわけです。ただデートをしてる訳じゃないんです!w

キャスターは生前悪役をしないと生きていけなかったから、このような感じになってますが、根っこは善良なんです。元々戦いとは無縁の箱入り娘ですし。アーチャーと神父には見抜かれてますが。
生前の境遇と士郎の境遇を重ねてたり人間臭い方なので、少しは好きになってくれたらなと思いますw

No title

赤の他人を救うために犠牲になるのなら「気持ち悪い」でしょう。
でも藤姉って士郎にとってたった一人残った家族みたいなもんでしょ、救うために自分を犠牲にしてもこの場合全くおかしくない。

例えばあなたの親だったりあるいは子供だったと考えればどうです?私だって同じ行動を取るかもしれません。
このときの士郎の行動は「珍しく」普通に共感できるものだったと思いますよ。無関係の他人をも救うという彼の誇大妄想とは全く関係の無い、ただ大事な人を救いたいというシーンだったと感じましたがね。

ああ、思った思った。

士郎になにやってんだ!
と思うのは原作を読んだ人間は誰もが一度は通る道かと(笑)
まあ、この作者さんの良心に期待してはなりません(笑)
だからこそ、凛が生き。セイバーが救われるのではないかと。

No title

原作者のツイートによると後先を考えていないわけではなく
何を失うのか、その後どんな人生になるのか熟考したあげくあの即答らしいです
基本、すべてを救えないと一番分かっているくせに救おうとするような男ですから
しかも人質にされたのが藤ねえですし
あの男にとっては当たり前の選択なのかもしれません
そしてそれは家族を守ろうとする人間として当たり前の、当然の、
正しい選択でもあります
何が言いたいかといえばあまり士郎を異常者としてみないであげて
くださいってことですはい
まあ、セイバー裏切るのは原作でもアニメでも私には腹立たしい行動でしたが
あの場面じゃ仕方ないですか、ねえ···

スレ汚し失礼しました

No title

おそらく、直後の凜の台詞にミスリードされちゃったんだと思います。
たしか凜は「何で他人のためにそこまでするの?」みたいな事を言っていましたね。
それで藤ねえ=他人、と思わされたんでしょう。
これは士郎と藤ねえの関係性を凜が知らないことを示す台詞だったのですが、もし視聴者のミスリードを誘ってしまったのだとすればこれは余分な台詞だったのかもしれませんね。

No title

まあ、他ならぬ藤ねえなので、この場合の士郎肯定派はそこそこ居るかと思うw

…ただ、本当に赤の他人でも同じ事するだろうから始末が悪いw
「無関係の人間が巻き込まれて命を落とす」事こそ、士郎には許容できない筈だから。
それは自らの過去であり、背負ったもの。そんな人達を救うのが士郎の正義(トラウマ)。

No title

士郎は災害で一人だけ生き残った負い目と切嗣への憧れと約束から、
自分は人を救わなけらばならないという強迫観念を抱えてます。
士郎は理由なく人を救おうとするというよりも、自分の価値を異常に低く置いていて、
自分を平気で犠牲にしてまで他人を救おうとするんです。

これは方針こそ違えど、ある意味で切嗣と同じです。
切嗣が過去のトラウマから自分の気持ちを殺して、
自分の大切な人を犠牲にしてでも多くの人を救おうとしました。
切嗣が同じ立場なら苦悩し絶望と悲哀を抱えながらも
藤ねえを犠牲にしてキャスターを討ったでしょうね。
士郎は自分の大切な人ではなく、自分自身を犠牲にして人を救おうとするんです。

加えて、士郎は「魔術師」や「聖杯戦争関係者」と「無関係の人間」にハッキリとした線引きをしています。
士郎はライダーの結界が発動した際、
士郎は藤ねえや桜をはじめとする学校のみんなを救うためなら、
慎二を殺害してでも結界を止めるつもりでした。

士郎は魔術師や聖杯戦争関係者なら殺し殺される覚悟をしておくべきと受け入れています(無論、不要な犠牲は出したくないですが)
そもそも士郎のトラウマの根源である大災害は魔術師と聖杯戦争によって「無関係な一般人」が犠牲になったもので、
士郎が聖杯戦争に参戦した理由も「無関係な一般人」を守るためです。
キャスターを否定するのも
キャスターを容認したアーチャーを許せないのも
全ては「無関係な一般人」を守ることが士郎の根底にあるからです。
他の方のコメの中に士郎は藤ねえが大事だから凜を殺してでも
藤ねえを救うつもりだったというのがありましたね。
それも間違いではないですが、凜が魔術師で、藤ねえが一般人なのも大きいです。

「無関係の一般人」であり、さらに「家族」でもある藤ねえの命と、
「聖杯戦争関係者」のセイバーの令呪と自分の片腕では、
藤ねえに天秤が傾くのは士郎にとって当然なんですよ。

それでも藤ねえの安全を確保したら、
今度は自らが裏切ったも同然のセイバーを救おうとする。
それは人によっては気持ち悪い事であり、偽善者と罵られても仕方のない事だと思います。
凜の言うように、そんな力は士郎にはありませんしね。
その事実を受け入れた上で、それでも士郎は諦めません。
士郎が本格的に活躍する二期をどうか楽しみしてください。

長文で申し訳ありません。

2クール目はコメント不可にするかり「ネタバレはお控え下さい」と但し書きをして記事を書かれた方が良いかと…。
こちらのコメントにはネタバレな内容がチラホラ見受けられます。
「自分が書きたいから」というのが見え見えで、原作を知らない人に対する配慮やブレーキの無さに辟易します…。
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