Angel Beats！９話感想

天使が分身を吸収して寝たままになってしまいます。１％の確率しか元もままがないのか…。

音無は天使を看病中、そのまま寝てしまいます。そしてその夢の中では、音無が電車事故にあった後が明かされました。

電車は大変なことになっていましたが、音無の車両の人はなんとか即死状況ではなかったみたいです。しかし、みんなケガをしていて、中には重傷者も。医者の卵である音無はみんなを助けようとしますが、そこに五十嵐という協力者がいました。
彼と一緒に電車内の人たちを外に出します。前を見ると、悲惨な状況が分かってきますね。瓦礫でとてもじゃないけど通れるようなものはありません。
とりあえず、助けを待つということしかできない状況です。客は若い人が多かったけど、これは同じセンター試験に受ける人が多かったからかな？

現存する限りなく少ない食糧で平等にみんなで生きようと仕切る音無。しかし、こういうのにはやはり煙たがる人はいますよね。
また、水を奪って逃げようとする人も。和を乱す原因になるから最悪ですけど、元々助かるか分からないこれだけの極限状態にみんなをまとめている音無達が凄すぎるってのはありますけどね（汗）音無は始め堕落していましたが、医者を目指し始めてからかなり人間的に成長しましたよね。ある意味尊敬します。

しかしさすがにこの環境に耐えられなかった人が。重症だった人が息たえてしまいます。必死の心臓マッサージも実らず。こういうのが、さらに恐怖を助長させていきますよね。

救助が来ず７日目に突入。音無の体力は限界みたいだったようです。そしてドナーカードに臓器移植の遺志を書きました。それにつられて残っていたみんなも書きます。自分達が生き残れなくても、自分達のおかげでほかに生きていける人がいたらいいと。これはすごい精神の持ち主ですね。
ちなみに、みんながなんで都合よくドナーカードを持っていたのかってのは、今は保険証の裏についてるからですよね。

カードを書いて、もう思い残すことは無くなった瞬間、そこにやっと救助の光が…。しかし音無にはもうカードを握る力すらありませんでした。

音無は事故で即死ってわけじゃなかったんですね。

こんなエピソードがあったとは。しかし、これは逆に恐怖ですよね。こんな極限状態で生きるくらいなら、いっそ一発でおじゃんになった方がいいって人ももしかしたらいるかも。

そして音無が目覚めたとき、天使も目覚めていました。そして天使に自分の記憶の話をします。
音無はドナーカードを書けて、少しはよかったと思っているみたいですね。医者の卵だったってことですから、誰かを助けられたってのはうれしいことですからね。

この記憶を思い出したことで、音無はある程度満足をします。…ってそれでは消えてしまうぞ（汗）
この世界では、生前果たせなかった目的を果たせたら消えてしまいます。音無は間接的ですが、人を救ったことになりますからね。でも、その矛先をどうやら今のSSS団に向けたようです。
つまり、みんなは生前にできなかったことを悔やんでこの世界に来ているということなので、消えるということはむしろ推奨されることであるということになったんですね。そして、天使が今まで襲ってきていたのはそのことが要因していて、消えないように抗っている一行に、消えたほうがいいということを分からせるためだったということだったようです。
そう考えると、天使は悪い人ではないってことになります。

むしろ悪いのは、抗っているゆりってことになるじゃないか（汗）

天使と今まで仲良くなった人はみんな消えていますが、それは天使が消えさせたいからということだったんですね。今回は音無と天使は仲良くなっていますが、これは音無と天使が共通の目的を持っているわけだから、音無は消えずにいるってことなんでしょう。

そんなわけで、実質SSS団の敵となった音無ですが、天使をサポートしていくことになったということですね。天使も生徒会長に復帰しました。


物語はこれから成仏ラッシュになりそうです（汗）

もうそんな気がしてならない（笑）というわけで、今回は伏線が結構回収されましたね。
天使は善意で戦っていたってことには驚きましたね。ん？つまり、天使はみんなをいい方向に導こうとしているというわけか…、マジで天使ですね（笑）

ところで、音無はみんな消えたらどうなるとか言ってましたが、音無自身はそれで消えるんじゃないかな？今の目標はみんなを成仏させることっていうことになりますから、それが達成できたらもういる意味がなくなりますからね。

さて、面白くなってきましたねー。次回はユイに成仏フラグがかかってる気が（汗）では。


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