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バレー女子、銅メダル獲得

世界バレー銅メダルおめでとう!

快挙達成ですね。

さて先ほど行われた世界バレー女子3位決定戦で、日本は見事、フルセットの末にアメリカを撃破して銅メダルに輝きました!

選手のみなさん、監督、お疲れ様、そしてありがとう!

いやーめっちゃ嬉しいですよー。
このブログではスポーツの話題と言えば、基本的にはプロ野球についてやってきていますけど(つい最近は全く記事作ってないけど(汗))、自分が経験してきたのは野球ではなくバレーボールなので、どちらかといったらこっちのほうが専門なんです(笑)

で、今回の世界バレーは日本やってくれましたね。超久しぶりのメダルですよ。

バレーってかなり体格差がでるスポーツで、特に背の高さってのは最大のアドバンテージがあります。そんな中平均身長が出場国最低の日本がメダルを取れるってのはすごいことですよね。

というわけで今回の日本の武器になったのは、サーブとレシーブでしたね。眞鍋監督が取り入れた、全員ジャンピングフローターサーブってのが良かったと思います(例外は栗原)。
これは新球が変化しやすいという利点から取り入れたものなんですが、今回試合を見ていて、ホント日本はサーブが良くなったなって思いました。

今回の世界バレー、やはり注目は木村、そして江畑等にいくと思いますけど、自分は一番の戦力になったと思ったのは井上(MB)でしたね。
とりあえず、彼女はブロック、サーブに関してはチーム1だと思います。やっぱりセンタープレイヤーに一番求められるのってスパイク力<ブロック力であって、それを見事に体現したなって思います。そもそもセンターの速攻というのは基本的にウィングスパイカーを生かすためにやるでしかないものなので、そこまで気にしなくていいんです。だから速攻ってのは序盤に多く使うのが有効なんですよね。序盤に速攻を意識させればその分レフト、ライト攻撃に相手ブロックが回りにくくなるので決定しやすくなります。
そこでセンターはやっぱりブロックが大事。井上は確かこの大会で一番ブロックを決めた選手だったんじゃないでしょうか。
そしてサーブですが、井上は一番体の前で押し込んでいるサーブを打つんです。これは何がいいかというと、前に押し出して打つサーブは、それだけ空気抵抗を受けやすいので急激に落ちるんです。そして押し出しているから球足が速いので伸びてくるように見える。そこから落ちるので、選手の前に落ちたり、相手がアウトだと見送った球が入ったりするんです。
もちろんそのサーブにするには空気抵抗を少しでも多く受けるために回転をかけないことが大事なんですけど、井上のサーブはしっかりノー回転でした。

でもやっぱりみんな活躍はしていましたよ。竹下と佐野のレシーブはすごかったですね!

というわけでサーブ面とレシーブ面は素晴らしいけど、だからこそ攻撃面が少し乏しいね。ナイスレシーブをしてもそれを決めきれないという場面も何度かありました。
そもそも体格差があるチームには単純なスパイクの高さや力は敵わないから、それをカバーするのが技術。木村はよくやったって思いますね。
でもやはり限界があるから、先ほども触れたように速攻をもう少し考えて使って欲しいかなって思います。日本の速攻ってブロード攻撃(センターがバックに走りこんで打つ)がほとんどなんです。これは攻撃の幅を広げる上ではいいんですけど、センターからの速攻が欲しいんですよね。左右にはそれぞれアタッカーがあるんだから、その3枚で左、中、右でかく乱した方がいいかなって思いました。

あと、ブラジル、アメリカとはいい勝負をしたんですが、ロシアには完敗でしたよね。これはロシアが中学生バレーをやったから強かったんだと思います。
どういうことかというと、今は完全に世界はデータバレーで、そのデータから攻撃パターンを見て対応しています。
しかしあの時のロシアは、ガモアを中心にオープンバレーに徹して、完全に日本のブロックの上から叩きつけていましたよね。つまり強い奴ばっかりにとにかく集めて打たせたってこと。
正直これをやられると日本はキツイ。元々体格差をデータで埋めているので、そのデータのような攻撃ではなく、単純に体格の違いでバレーをやられると大人と子どもの違いになってしまいます。これが敗因だったんじゃないかなって思います。だから現時点では対処できないんですよね(汗)

まあでも非常に期待が持てる現在の全日本なので、自分はあまり問題は無いかなって思ってますけどね。とにかく結果を出したこと、選手としてやっていた時期がある自分にとっても嬉しいことだって思います。これからも頑張って、是非五輪のメダルが見たいですね!では。


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