ヨスガノソラ：９話感想

穹はやはり奈緒のことを頑なに嫌うので海には一緒には来ません。それを残念がっていた一同ですが、とりあえず地図は渡しておいたので、それを手がかりに穹は海までやってきました。

しかしそこには溺れた悠の姿が。

悠のカナヅチ設定って結構生かされてるなあって思います。まあアレくらいの波でも簡単に溺れてしまうほど海って怖いものですから（汗）
そしてその悠に対して応急措置を行ったのが奈緒でした。普通は見回りの人っているんだけどなあ（汗）

その奈緒の働きで助かった悠、その様子を見ていた穹は何を思ったんでしょうね。
まあその後に悠に寄り添ってくるあたり、悠がなんとも無かった安心感と、違う人たちと関わっているのことに対する疎外感を感じているんでしょうね。
そして穹は学校を休もうとしました。熱は無いんですが、それでも家にいるみたいですね。これは間違いなく悠に家にいてもらいたいからってことなんでしょうけど、悠はメールしたら帰って来ると言って学校に行ってしまいます。

穹の危機感が大きくなってきていますね。

だんだん自分が悠の中から消えていってるんじゃないかって思ってるんでしょうね。というか穹って悠を止めてるのは恋愛感情じゃないように見えますよね。好きだから行って欲しくないじゃなくて、誰も自分の回りから居なくなるから行って欲しくないだと思うんですよ。それに悠は早く気づいてあげないといけませんね。

さて学校では中里が奈緒の頑張りを称えていました。

あ、委員長お久しぶりです（笑）

めっさ久しぶりに思えたんだけど（笑）この委員長さん、メインあると思ってたんですけどそうではなさそうなんですよね。もったいないなあ。

瑛から祭りの券をもらった悠と奈緒。もうこのアニメではおなじみになったあの瑛が舞う祭りですね。穹の分ももらいましたが、その穹は行く気は当然無いでしょうね。

そして帰ると玄関に居た穹。悠に離れないでと懇願してきています。

穹って本来はこういうものなんだろうな。

前の一葉と瑛のルートではいやにあっさり身をひいてましたけど、本来はあの時だって自分が一人になってしまう状況が出来てしまうわけだから、今と事態はさして変わらないんだよね。
確かに今回は穹の嫌いな人物が悠が好きになった対象なんだけど、穹の行動を見る限り、奈緒だから悠を取られたくないじゃなくて、悠を誰にも渡したくないなんだよね。思えば、この奈緒ルートになって穹の性格が急変したと言えるかもしれない（汗）そして本来の穹はこっちなんだろうね。

というわけでやってきた修羅場（汗）

悠はどちらを取るかって感じで穹が問い詰めてきたわけなんですが、悠は学校に行くほうを選択。
う～ん…、普通に考えたら悠が学校に行くってのは当然だから、ここで穹が家にいて欲しいというのは自分勝手になるよね。

でも悠には穹を守る責任はないのだろうか。

悠がここに穹をつれてきたのは半ば強制的だったような気がするのですが、だったら悠は穹の気持ちには応えてあげるのが筋ってものなような気がします。というかね、やっぱり悠も自分勝手なんですよ。自分の事、自分の恋愛に走って行ってるんですよ。これって最初の一葉ルートの一葉と同じような感じで、自分のことに走りすぎて大切なものを見失ってるって思うんです。穹を守ると考えていたのなら、その解決を自分自身でしないといけないということを自覚しないとこの話における悠の必要性がなくなっちゃうよ。

そしてようやく緊急事態発生、ここで穹が失踪します。
ここで怒るのは奈緒。この怒りはおそらく悠に自覚させるための怒りなんでしょうね。さっき書いたように悠にはその自覚を持っていない。だからそれに気づかせてあげようとしたんでしょうね。

でもこうなった原因は奈緒にあるんだよなあ（汗）

穹と悠がこのようになってしまったということに対する負い目は間違いなく奈緒は持ってるよね。その上での悠への発言だから、自分が逃げるために何とかして欲しいという風にしか見えないんですよ。なんか、ちょっとしたシーンだけど気になったなあ。
しかしここでなんとかしてみせると言った悠。うん、ここでついに主人公の本領を発揮する時が来たね！

さてというわけで仲間内で総出で穹の捜索をしました。途中悠の自転車が見つかったりとそれらしきものはあるんですが、結局見つかりはしませんでした。
雨も降ってきて、いよいよ危ない状況になってきたわけですが、ここでバス停まで来た奈緒がそこにいた穹を発見しました。

そこで優しくしようとした奈緒に対して穹はついに本音を漏らします。悠に捨てられる…それが怖いのだと。そしてその原因は奈緒にある、奈緒のせいで悠は変わってしまったと。

やっぱり愛とはちがうものだよね。

倒錯した愛と言えばそれでも良いかもしれないけど、なにか愛とは違う意味で悠に固執する感じです。というかやっぱり穹は悠によって自己防衛をしてるんだろうね。極度の人見知りて言っちゃえばそれでもう穹の説明終わりって感じだと思うよ（笑）

そして空気を読む雷（汗）

これはリアルだったらこの程度じゃすまないだろ（笑）目の前で雷が落ちるときのすさまじさって相当ですからね。

この落雷によってバス停が燃え始めます。しかしその中には穹が大事にしているうさぎのぬいぐるみがそのままに。取りに行きたい穹ですが、炎も強く行けない様子。
しかしここで男を見せたのか奈緒でした。炎の中へ突入、そしてなんとほぼ無傷でふさいでいた看板を蹴り飛ばしかっこよく帰還（汗）

なんだこれ（笑）

奈緒のスペックが高い（笑）帰還の仕方のアングルがどこのヒーローだよって思った（汗）

しかし自分の宝物を命からがら（？）取って来てくれた奈緒に対して気持ちが揺れてきた穹でした。
そして結局何もしてない悠と一緒に浴衣に着替えていましたが、ここで奈緒に手伝ってもらった方が良いと自ら言うようになりました。

祭りでは浴衣姿の一葉と奈緒と委員長が待っていました。

おい委員長の浴衣姿最高じゃないか！（笑）

なんか恵まれない役の人ですけど、結構おいしいポイントを持っていってるように思えるんですよね（笑）

そして悠と穹も登場。穹もやっぱり似合ってますね。
そして奈緒には手伝いをお願いしていました。もう打ち解けた感じなんでしょうか。

そして花火も上がり祭りは盛り上がりをみせました。そしてその陰では１つのカップルが違う意味で盛り上がっていました…。

いきなりすぎて咳き込んでしまった（汗）

お前らどこでやってんだよ（汗）いくらなんでも無理矢理すぎる（笑）やっぱりこの２人はエロカップルって感じに見えてしまうじゃないですか（汗）


いやにあっさりだったなあ（汗）

特に穹の納得の仕方が気に入らない。過去の出来事からずっと嫌い続けてきたというのになぜ納得してしまったんだろうか。
そもそも今回の穹はかなり狂気的に描かれてたじゃないですか。それこそ鮮血になるかもしれないって感じさせるほどに（汗）それがここまで簡単に諦めさせられてしまうってのは今までの穹の狂気的な描写を無駄にしているって思うんですけどねえ。
あのシーン、奈緒が何か穹を納得させるように言葉をかけてあげたほうが良かったんじゃないかなって思います。そうすればぐらついていた穹の心にストレートに入り込んでこれたと思うからまだ良かったと思うんですけどね。

それとさ、悠って結局何した？（汗）アンタ何とかしてみせるって言っておいて結局何も解決するに至って活躍してないじゃないですか。ただ最後にやることやって気持ちよくなってただけとか…どんな主人公だ（汗）
前のルートでも思ったけど、最終的に決着の決め手になるのって基本悠は関わっていないんですよ。でも最後にはヒロインとのHシーンが待っている。これって悠の尻軽なイメージを助長しているように思いますね。だから彼の発言には重みがない。ヒロインを救うのはやりたいからって思えてしまう。…なんかもう悠には何も期待が出来なくなってきましたよ…（汗）

とまあ酷評なんですけど、奈緒って結構このアニメでは重要なポジな子かと思っていたんですが、そんなことがないような終わり方でしたね。やっぱり穹がメインってことなんでしょうかね（笑）
あ、あとこれだけは言っておくけど、自分は奈緒は嫌いじゃないよ。好きってわけでもないけど（汗）

さて次回はその穹ルート。全１２話か１３話か分からないけど、やっぱり尺はそこそこ用意してはあるようですね。ヨスガノソラの本気、楽しみにしてます！（笑）では。


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