魔法少女まどか★マギカ：３話感想

前回のマミの活躍を見ていたまどかは魔法少女への憧れはかなり強くなってますよね。でもそれに踏み切れないのはさやかを含めて願い事が決まらないということ。キュウべぇはやけに魔法少女になることを薦めてくるけど、マミとしては自分でしっかり後悔しない願いを考えたうえで決めてもらいたいみたいですね。

さやかとしては気になるのは上条さんの存在。上条さんを助けたいというのが主な願いになっているんでしょうね。でも、他人のために自分の願いを使うということはあまり褒められることではないみたいです。

マミ「あなたは彼に夢を叶えて欲しいの？それとも、彼の夢を叶えて恩人になりたいの？」

この２つは全然違うと言ったんですけど、確かにそうですよね。とりあえず、さやかが上条さんのことを自分の中でどういう立場にいる人間なのかということがこの意味を変える要素になってきますよね。用は下心があるかないか。人間、善意をするに当たって下心があるという場合は多い。もちろんそんな考え方はすごい黒い話で、人の信頼を損なうものなんですけど、このどこか緊張感があるこのアニメの世界観的に人間の黒い部分をフォーカスしてくると思うので、ちょっとこの２人の関係は注目したいなって思っています。

マミが魔法少女になった理由…、というか魔法少女にならざるを得なかったという状況だったみたいです。
事故…なんですかね、そこで助かるか分からない状況でキュウべぇが登場し、今があるという。死んでしまったらそれで終わりなので、魔法少女として生きていた方がよっぽど良いっていうこと。

この都合のよさは仕業…と考えて良いだろうか（汗）

キュウべぇが怪しすぎるのは１話からの話ですけど、マミが魔法少女になるために誘導したかたちでこのような事故が起きたとは考えることはできますね。キュウべぇ本人が直接強要することができないみたいなので、魔法少女にするには何かきっかけが必要だということ。それがマミの場合は事故だったわけですからね。
それにしてもまどかにはホント魔法少女になってもらいたいんですね（汗）ところどころの台詞があからさま過ぎるよ（笑）

そんな中ほむらとマミの会話が意味深。ほむらは一貫してまどかの魔法少女化を否定してますけど、マミは何か仕方ないような感じの反応をしていますね。そしてほむらはマミに何か危険信号を送っていた感じがしたんですけど…、まあそれは後半で。

さて病院で裂け目を発見したまどかとさやか。さやかとキュウべぇには先に行ってもらい、まどかはマミを呼ぶことに。
マミを呼んで２人で突入しましたが、その後ろにはほむらも付いてきました。そして本格的な警告、今回の敵はわけが違うと…でもマミはほむらを拘束してまどかと一緒に行ってしまいました。

向かう途中でまどかとマミは会話。まどかにとってマミは憧れの存在であり、そしてそれを見て自分も魔法少女になりたいと思うようになったと言います。そして、肝心の願いですけど、それは魔法少女になることそのものだと。誰かを守れる力欲しい＝魔法少女になればその力が手に入るってことですね。
さすがに願いは自分で考えてと言うマミですけど、まどかの一緒に戦ってくれるということにとても感動したようです。本当はマミも怖い中で戦ってきたわけなので、そこに頼れる仲間ができることは大きな支えとなりますからね。

さて到着しましたが、そこにいた魔女は小柄な人形みたいなやつ。得意の銃乱射であっけなく倒したか…に見えましたけど、その人形の中から本体出現。倒したかと思い油断していたマミはそのいきなり来た魔女に顔からバクリと…。

う、うわあ……。

もう絶句でしたよ。これはすごい。
というか食べられる場面がすごいリアルゆえ恐ろしく見えました。まあそれだけ精巧に作られてるってことなんですけど、ぶら下がってるときに、首がちぎれたと同時に少しビクッってなって変身が解けたんですよ。だから死の瞬間がすごい分かりやすかったってのがまた…（汗）その後、落ちていくところはしっかり首だけなかった姿でしたしねぇ。描写が細かい。あのファンシーな敵や空間に似つかわしくない光景でしたよ…（汗）

まどかとさやかが絶句している中で、改めて魔法少女になることを薦めてくるキュウべぇ。

もう全てコイツの筋書き通りに進んでるとしか思えない（汗）

アレだろ？マミの時も事故という状況を利用して魔法少女にした。そしてこの場面での２人も、魔法少女にならないと死ぬ可能性があるわけだよね。こう考えると、マミも所詮キュウべぇの手駒でしかなかったって感じですよね（汗）キュウべぇの目標はまどかの変身ですから。

そんな時、拘束が解けたほむらが対峙。魔女を翻弄し、内部から爆発させ倒しました。…てかさ、ここで魔女が爆発したとき、マミの肉塊も一緒に出てきてるんだよね…（汗）さっきも書いたけど、ホント、描写が細かいんだよね。

まどかはこの現実を前に、魔法少女になるとはこのようなことであるということを身をもって感じた事になりましたね。犠牲者が出たこの状況から、まどかはどんな決断をくだしていくんでしょうか。次回に続く！


予想はしていたけど、いざ来てみるとやっぱり衝撃的だよね（汗）

今回、思えばマミはマジで死亡フラグをビンビン立てていたからそれがその通りになったってことなんだけど、…まさか３話という短期間でねえ（汗）１、２話と３話の序盤ののほほんが一気に無くなった感じです。

それにしてもマミさん死亡シーン、ホントすごかったですね。細かいから、見れば見るほど怖くなってくるよこれ（汗）１度やってしまったんで、これからもこのように死亡シーンには力を入れてくると思うので、直接的なグロ映像は無いだろうけど、それを安易に予想させる描写を入れてくるので、なかなか疲れるアニメになりそうです。

マミさんがいなくなり、まどかの決意はどう揺らぐんでしょうね。
とりあえず考えられるのは「マミを生き返らせて欲しいという願いを叶えてもらい魔法少女になる」ということ。でもこれには２つのデメリットがあると思います。
１つは、記事で引用したけど、マミがさやかに言った言葉がマミ自身を生き返らせることに意味が被るよね。他人のために願いを使うということを本人は否定しているわけなので、それで生き返らせてもらってもマミは喜ばないんじゃないかということ。
そして２つ目は、マミは一度キュウべぇによって死ぬはずの命が救われている。そこにさらにキュウべぇの手によってまた生きかえるということになったら、倫理的な問題だけど、マミの命の尊さに疑問が残るということです。かの有名な「ドラゴンボール」という漫画はドラゴンボールによって人が何度も生き返ったりできることで、死に対する重みが一切なかったよね。だから、これからも何人かが死んでく可能性があるこのアニメでそんなイメージが付いたら面白くなくなるって思うんですよ。

というわけで自分はマミは生き返らないというのが予想ですね。まどかが覚醒するのはもう少し佳境に入ってからでしょう。

てなわけでさっそくメインを張って行きそうなキャラが１人脱落。これはいろんな意味で大変なことになりそうな気がしてきました。次回も緊張感マックスで視聴したいかと（笑）では。

追記

見返すとあの魔女のいる空間内に、あの魔女は首が好きだとか、首に注意とか書いてあるのがところどころあった。伏線しっかり張ってあるんですね。やっぱ細かい（汗）


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