君に届け２NDSEASON：７話感想

クラスでは文化祭の準備中。やっぱり貞子の黒魔術は出し物としてやるみたいですね（汗）

そんな中爽子と風早の姿はありません。龍も部活で忙しく準備に参加できてないみたいですけど、風早を発見すると話しかけることに。
風早は爽子にフられたと思っています。好きの考え方の違い。自分は本気なのに爽子は本気ではない、もう迷惑と思われていると考えているようです。

…まあ爽子から「好き」って言葉を聞いてないからねえ（汗）

コレに尽きるよなあ。風早はしっかり好きだということを言っているからね。やっぱりね、本人の口から言われないと、信用するものも出来ないからね。
でも問題なのは、爽子の場合は口で言われても信用しないところ。爽子は風早の好きを素直に捉えてないよね。自分への劣等感のせいで、悪い方に関してはストレートに捉えるけど、良い方の話は自分で悪い方へ捻じ曲げてしまうんですよね。

そしてそれに対して啖呵を切ったのがなんと梅でした。
梅は風早にフられた後、爽子に気を遣うようにしているような感じでした。それがバレンタインの時の言葉ですね。試す言い方。要は自分が好きになった人に惚れられてるんだから、爽子は自分が納得できるような女じゃないと駄目っていうことでしょうかね。レベルの低い女に負けるのが悔しい。だからこそ爽子を試している。梅はプライドが高いから、こうなんじゃないかなって思っています。

だからこそ、ウジウジしてる爽子が気に入らないんでしょう。こんなに奥手な子がライバルなんてありえないと。

そして大きいのが、梅自身は風早に好きと伝えているということですね。これが爽子との違いだよね。
梅はかなり悔しいと思います。でも自分はもう風早に何も出来ないから、せめて爽子がどうにかしないと駄目だと思ってるんでしょう。

つまり梅の行動は爽子のためというより風早のためなんだよね。

好きな人が苦しんでいるのが一番梅にとっては辛いだろうからね。
そしてこの台詞、

梅「あんた…風早の何を見てんのよ！！」

これは梅の過去を知ってると刺さる言葉だよね。梅が風早を好きになった理由は屈託の無い優しさに触れたから。そんな素敵な人なのになんでここまでこじれているのか。普通爽子がはっきりしないからだと思うよね。…イライラしてるだろうなあ（汗）
だから爽子を試しているのも基本は風早のため。風早が幸せにならなかったら嫌だろうからね。梅ってかなりこのアニメでは苦労人だし、切ない人だと思います…。

爽子はいろいろと考えていますけど、そんな時に千鶴から文化祭の準備の誘いが来たので行くことに。
でもここで自分が意見したことにかなり焦っているあたり、やっぱり相当な奥手な子って思えるから、いくら爽子が鈍感すぎるからって一方的に責めたいとは思わないけどね（笑）確かに仕方が無いところがあるから（汗）まあだからこそキツく言わないと駄目だと思うけど。その辺では前回の千鶴や今回の梅の発言はいい行動だと思うからね。

そしてそれらから自分を変えようとして言葉を素直に言おうと考えた爽子。そしてそれを最初に実践した相手は千鶴。お礼を自分から言うことが出来ました。これは千鶴は嬉しそうでしたね（笑）千鶴が自分で言ったことを、そのまま相手が実践してくれて自分に返ってくることって、甲斐があったと思えてすごく嬉しいだろうねえ。悪いところをしっかり指摘できて、その指摘したことによって感謝をもらえるって、すごいいい関係だよなあ。ホント素晴らしい友達だ（笑）

そして風早はピンにまた絡まれましたけど、ここでもピンはかっこいいことをしてくれました（笑）ピン２期では輝いてるな！要はあきらめるなよって言いたいんでしょ？（笑）

さてそしてもう一人のキーとなっている健人。ここで彼は風早が爽子のことを好きだということを言ってしまいました…。

おっと思ったより空気読めない奴だったか（汗）

健人はちょっと能天気すぎる気が（汗）嘘はつかないタイプだけど、節操が無いよね。

そしてそれを否定する爽子を見てしまう風早…。

何回目だこの展開ィィィィィィ！（汗）
爽子としては勘違い状態だから風早が自分のことを好きじゃないと思っての否定だったけど、風早からしたら爽子が好き否定してると見えちゃうからねえ…。届かないなー（汗）

ここでの龍の「言葉足らず」ってのが良かったね。まあ自虐も入ってましたけど、でも龍の場合は言葉足らずというか、余計なことを言わないだと思います。だから最低限の必要なことは話してるから爽子とは全然違うよね。

健人は矢野や千鶴からお説教。そして梅もそこにやってきて、もう矢野と千鶴は爽子がいろんなことを起こしていてパニクってるようでしたね（汗）
そして健人は「自分が爽子と付き合えば梅は風早と付き合える」というまたまた余計な事を言いました…。

そりゃ叩かれて当然だよな。

これ、以前の梅ならそうしていた可能性があるんですけど、今は違いますからね。もう他人を騙して恋しようなんて思ってないのでね。

そして矢野は健人にとどめ。健人の行為は自己満足なんじゃないかということ。それに考え込んでしまった健人でした。


梅いいなあ（笑）

今まで嫌われ者ポジションの悲しい役をつとめてきましたけど、かっこよかったね。てか梅はやはりスタッフから愛されてると思うよ。梅がいないとこのアニメは絶対に面白くないですよ。自分は梅は裏主人公だと思っていますのでね。

さて爽子はある程度兆しが見えてきた感じですけど、今の状況は最悪ですよね。風早が諦めムードに入っているということ。こうなると終わってしまいますから、今度は爽子が動く番です。頑張って欲しいところ。

そして健人ですけど、本当に善意なのかどうか、その真意が気になります。自分は善意ではなくて好意だと思ってるけどね。というか善意のつもりが好意に変わっていったってところでしょうか。でもそれにしては軽すぎるから…元々そういう性格なのか？（汗）

次回はタイトル的に届きそうな予感。展開がなかなか進まないのでここでドーンと来て欲しいですね。では。


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