IS＜インフィニット・ストラトス＞：１１話感想

ああ…燃えないなあ…（汗）

いや、これでもストーリーには期待していたんですよ。戦闘の時のダイナミックな感じとかは序盤に見ていたので、そういうのと合わさってストーリーがそれなりの完成度だったら燃える展開になるって思っていたんですよ。
…でも、確かにバトルのところは良かったですけど、話が面白くなかった。いろいろと無理やりに展開が進んでいったって感じに見えました。
特に最後のヒロインズの結集シーン。普通に見たら青春してるいいシーンなんだけど、だからこそ、このシーンはもっと丁寧に順序良く描いて欲しかったです。元々一夏を争奪しているライバル的な５人なんですけど、その中でも、箒は他の４人との関わりが圧倒的に少なかったんですよね。ハブられてるとは全く違うんですけど、距離があったのは確か。そこからこうもあっさりと心を開いて共闘しようとするっていうのは、何か違うんではないかって思ってしまいました。シリアスをやるのは問題ないけど、このアニメはキャラが魅力的だということは分かっているはずなので、そこの話はもっと緻密にやってほしかったなあ。キャラモノのシリアスはそこが求められているって思っているので。

箒は専用機を手に入れてのいきなりの実戦。そんな状況なんですけど、でも初めて専用機に乗ったという喜び、そして興奮が勝ってしまったという風でしたね。気持ちは分かりますけどね（笑）
前回、紅椿が何らかの欠陥があるのかなって思っていて、束が怪しいなって予想していたんですけど、今回を見る限りではそんなことは無かったね。むしろ紅椿の性能をかなり出していた感じ。最新世代の実力を出していたかと思います。…というか専用機に初めて乗ったというのに結構使いこなしていた箒さんスゲえな（笑）
もしかしたらこれも束が考えて作ったのかなあ。ガチで妹のために作ったのなら、使いこなしやすいようにしているのかもしれないね。

敵を倒せなかった原因は一夏が違法船を庇ったからということでしたけど、普通に考えたら正論をだったのは箒かもしれません。作戦を重視するという点ではね。
ただこの演出は昔の一夏の優しさを思い出させるものということだったので、箒にとってはよくよく考えたら一夏の方が正しいと思わざるをえなかったということでしたね。まあ自分はこの展開は良くないと思いました。箒より違法船を最重視したということで。
おかげでかなりへこんでしまいましたけど…まあ実戦の大変さをここで知ったということなら良かったんだけど…でも結局作戦無視で挑むことにしちゃったんだね（汗）

でも箒が輝いた回ではあったかな。まあ過程はどうであれ５人で力をあわせるようになったってのは箒としては大進歩であるのは間違いないですからね。

次回は最終回でしょうか。期待して…いいのかなあ。今回が今回だっただけに（汗）期待するより、どうせ駄目だろって思っていて思いのほか良かったって方が評価が上がったりするかな？（笑）
とにかく、しっかりして欲しいところがしっかり描けていればいいと思うので、良い最終回であることを楽しみにしています！では。


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