俺の妹がこんなに可愛いわけがない：１３話感想

桐乃が留学して、京介が新学年になると同じ学校に入学してきたのは黒猫。先輩後輩という関係になりました。さっそくツンをかましてくれた黒猫でしたが、京介は後輩というものができたということがすごく嬉しそうな感じでしたね。

黒猫の人間としての名前は「五更瑠璃（ごこうるり）」。本名を知った京介でしたが、やはり従来どおり黒猫って呼んだほうがすっきりするということでそのままに。ということで管理人も呼ぶときはそのままで（笑）

沙織も来ていて、桐乃がいなくなって京介が寂しがってるかと思っての訪問。どうやら桐乃は黒猫や沙織にもちゃんとした連絡を入れていなかったようで、それに沙織は怒っているようです。沙織は桐乃が友達だと思っていたのに、連絡が無いというのはその関係としてはおかしいんじゃないかって思ったんですね。相談とかをして欲しい…友達って、やっぱり頼って欲しいってのはありますよね。
そしてこの時の沙織は、自分のことを「私」と言いかけていたあたりとかで、間違いなく素が出ていた状態。こういうのでいかに桐乃のことを思っていたのかっていう本気具合が伝わってきますよね。
ということで３人で遊んで桐乃を羨ましがらせる作戦に。こういうのいいよなあ。

ある日、京介がメールを送っても帰ろうとした黒猫。麻奈実を見てベルフェゴール（？）とか言ったのは意味不明でしたけど、黒猫が好きなアニメのキャラに似てたのかな？
そして好きなアニメが打ち切られたような言い方をされてマジ切れ。作品愛が伝わってくるけど、でも怖いな（汗）

おそらくクラスメイトであろう女の子たちにカラオケを誘われていましたけど、それをきっぱり断る黒猫。この辺からコミュ力の不安が出てきましたが…。

部活を勧誘している時期。しかし黒猫はほかにやることがたくさんあるということで入る予定は無いといいます。やること…自分の趣味もそうですけど、家事的なこともしてましたからね黒猫は。

その中で見つけた中にゲーム研究会が。自作のシューティングゲームをHARDでプレイした黒猫はあっさりとクリア、そしてハイスコア…やっぱりこういうのはすごいんだな（笑）まあクソゲーとか死ねと言い残して帰るとか彼女らしいか（汗）

でもそう言われても動じず勧誘しようとするゲー研もたいした精神力を持っていますね（笑）

言われ慣れてるのか？（汗）…まあ製作者が部長らしいから、自分が製作したわけではない勧誘してきた人はノーダメージってわけかな（笑）

そして思ったとおり、黒猫が孤立をしてきました。
沙織が言うには、黒猫が京介に会いにここに来れなくなるから馴れ合いを嫌うのだということ。黒猫は真っ先に否定しましたけど、でもここに来れなくなるのは嫌ってのは絶対あるだろうね。
その後も沙織氏は暴走をしていますけど、京介は自分の心境は嘘をつかずに話しました。やはり後輩だから面倒を見たい、そして心配したいということ。

そしてこれを解決するために部活動に入るということに、その場所はやはりゲーム研究部ということで。ポスターやらフィギュアやらエロゲーやらとかなり危険な部室なんですけど、さらにその部活の部長が前回桐乃のためにゲームを買いに行ったときに自転車を譲ってくれた勇者でした（笑）なるほど、こんなところで自転車の解決をしてきたか。

こんな部活を学校が容認したのか非常に疑わしいところがありますけど、でも一通りの設備が整っているということはしっかりした部活ということなんでしょうかね。
黒猫は興味を持ち始めたみたい。そしてどうやらもう一人女性が入ってきたということらしく、その名前は赤城瀬奈…これに何かを感づいた京介ですけど、赤城という苗字と１２話を見ればどんな子であるのかというのは分かったモンですね（笑）
…ちなみに後ろのホワイトボードに書いてあった「花達香奈」という人のサイン会があるみたいだけど、これ桐乃と黒猫の中の人の名前を合体させてるよね（笑）

相変わらずハブられ気味の黒猫。それを見た京介は助けようとしていますが、黒猫は、自分のことをかまうのは桐乃にダブらせて見ているという指摘。今までは嫌々言いながらもきっちり桐乃のためにいろいろと世話を焼いていた京介。もしかしたら、頼られることの嬉しさというものを感じてしまったのかもしれませんね。先ほども沙織が言っていたように、入れ込んだ相手にはいろいろとしてあげたい。でもこれは悪く言うと、相手を助けて自分が満足感、優越感に浸る、つまりは自己満足になってしまいます。黒猫はそれを指摘したんでしょうね。

部活の歓迎会。そこで姿をみせた赤城瀬奈。どうやら黒猫と瀬奈は同じクラスのようで、お互い嫌っている関係なんだとか。
瀬奈は優等生な雰囲気がでていますが、こういうところに入ってオタクみたいな目で見られないかと言われても、実際に過剰に反応するのはアニメの世界だけだということを言いました。なんか乃木坂春香の秘密を思い出した。
まあこういう偏見に対する話は、そのクラスの状況や時代にも関わってきますけど、でも少なくとも言えるのはオタクだと知られて、相手がいい反応になることはまず無いとは思うぞ（汗）…まあ偏見っていうのは、自分でつくるものじゃなくて、周り全体の流れでつくられるものだけどね。

この黒猫と瀬奈の対立は、自分の信念を貫いているVS普段は周りに合わせて自分は隠れて楽しむっていう感じですかね。まあオープンかムッツリかってことだけど、世間的にどんなときでもやっていけるのは後者だよなあ。ただ、個人的に好感が持てるのは間違いなくオープンの方だけど（笑）

京介はもう分かってると思うけど一応確認作業はしてみることに。瀬奈に質問をして赤城の妹であるのか知ろうとします。ということで１２話の情報を活かしてこんな話題を…。

京介「ホモゲ部って、やったことある？」

瀬奈「あれ、神ゲーですよね！！！」

やっちゃったー！（汗）

まあまだオタク同士の中だからマシなのかもしれないけど、でもホモ好きということがやはり男の多い空間では受け付けていない感じ（汗）

そして弱みを握った黒猫が攻撃開始。自分の知っている知識をある程度出しましたけど、それがにわかの知識ということで瀬奈が暴走。この人、スイッチが入ると止まらないタイプか（笑）てかマスケラって何だ？

というわけでもう開き直って自分が超腐っていることを暴露した瀬奈さん。どうやらかなり極めた人らしく、無機物でも脳内補完できるというハイスペックぶり。さらに、今いる部員の一人真壁をホモ予想して妄想を膨らませていたという発言にはあの黒猫をも引かせてしまうという勢いの持ち主でした…これはまた強烈なキャラがやってきたな（汗）これは真壁は泣いていい（笑）

妹の発狂は兄がなだめてなんとか防げましたが、とりあえずカオスな部活動になりそうです（汗）

黒猫と帰る京介。京介は桐乃がいなくなったことの寂しさを認め、そして黒猫が心配だということも告げました。それに照れる黒猫。これは２人の中が急接近している感じですね。


まさに黒猫ルートって感じですね（笑）

おおよそ思っていた通り、黒猫が孤立して京介が助けるって展開なんですけど、でもその中で予想外だったのは瀬奈という子の存在。…まさか赤城の妹が出て来るとは思わなかったよ（汗）同学年だし、黒猫と仲良くなっていくのかな？
これは最終的に付き合うところまでいきそうな空気になってきましたけど、でも桐乃が帰ってきたらどうなるか、そして麻奈実もいるから、いろいろとこじれそうな気がするんですけど…でも京介はかなり黒猫を気に入っているんだよね。要は京介がはっきりすれば解決する話ではあるからね。

やっぱり面白かったですね。先がいつになるか分からないけど期待です。期間的には４月の終わりだとは思うけど…。
だけど、今回気になったのは、場面の移り変わりが飛び飛びすぎてついていくのが大変だったってとこかな。最初だって、３人で遊ぶ描写と桐乃の羨ましがるところとかあるのかなって思っていたら、それは全くなくていきなり黒猫がツンツンしている。キャラの心情の変化がいきなりすぎて戸惑ったシーンとかありました。かなり急いだ展開になってるのかなあ。

でも黒猫との関係は気になりますね。何気に瀬奈のこれからの暴走具合も楽しみです（笑）では。


↓押していただけると励みになります。