これはゾンビですか？：１２話感想＆総括

さて先週の謎の踊りを継続のままついたのはプール。みなさんの水着を披露です。

セラは相変わらずのナイスバディをハルナが羨ましがる構図が出来上がっていましたが、ユーはスク水で登場とまた違ったインパクトを見せてきました。

…ユーって、学校行ってたの？（笑）

スク水持ってるってことは…ハルナもユーが水着を持っていたことに驚いていましたけどね。
ネクロマンサーがどんな生活をしているのかということは想像できませんけど、おそらく学校には行けないでしょうね。コミュが全く出来ないし（汗）…まあユーにスク水を着せたのはスタッフの願望ということにしておきましょう（ぇー？）

そしてこのプールにはトモノリもクラスの友達を連れて遊びに来ていました。トモノリも出演できてよかったよかった。…てかトモノリって思った以上に豊満だったな（笑）サラスも巨乳っぽかったし、吸血忍者は発育がいい系統なのかもしれませんね（笑）それに比べてハルナや大先生を含む魔装少女の発育は悪いｙ（ｒｙ…でも京子はおおきかったけどね（汗）

浮き輪でのほほんとしているユーやボールで遊んでいるハルナたちを見てめちゃくちゃ鼻を伸ばして鑑賞している歩さん。セラからもこの上なく罵声を浴びていました（笑）

しかしそこに突然ステージからサラスが踊っているのを発見。織戸を含めもうファンがかなりいるネットアイドルと化してしまっているようです。その行動に腹を立てたセラは説得しようとステージに上がりますが…。さらにハルナやユーも続いて歌合戦が開始。

…なんかカオスなことに（汗）

まさかのキャラソン販促ですか。まあ確かにキャラクターをウリにしているアニメはキャラソンが作られるケースが多いけど…こういう形で流されるのはちょっとなー（汗）
ただ、ユーが歌うところは結構良かったね。歩がユーの能力をもらって言葉を話せるようにして、そしてハルナたちもそれに加わる。その辺にさっそく前回約束していた協力的なことをやってくれたからね。ユーもこうやって支えてくれる友達がいるということが嬉しかったんじゃないかな。

最後は歩の妄想が具現化してしまってセラに踵落としされてしまいました（汗）まあでも、歩が今までユーに対して妄想全開だっただけに、最後のオチを歩の妄想でやるっていうのは結構面白いなって思いました。

そしてまた日常は続くみたいなエンド。料理は危険極まりない感じになっていますが、こういう生活も悪くないと感じているような歩。とりあえず４人で過ごせるというころが幸せってことでしょうかね。


…水着回だと思っていたらキャラソン回だった件（汗）

これは自分の嫌いな展開ではないですか（汗）スタッフハメを外す方向が間違ってるよ！
う～ん、このアニメは散々シリアスは似合わないって言ってきたから、最終回に日常回っていうのはすごく良いなって思ったんですよ。でもまさかこういう話になるとは…ちょっと残念です。
まあ良かったことといえば、みんな楽しそうだったってことかな。

というわけで、これはゾンビですか？、完結です。


＜総評＞

一つの日常で主人公と数々のヒロインたちによるラブコメをやるアニメとしての認識で視聴しました。その例に漏れず、ヒロインズのサービスシーンやら、ツンデレやらとテンプレ展開でしたが、キャラが良いのでかなりそういう日常が楽しめました。個人的には、４～５話あたりがピークだったかな。

でもこのアニメはシリアスも平行してやっており、敵となるキャラは前半と後半で２人いるなど、そこそこシリアスもしていました。ただ、そのシリアスをやるという分は十分かまわないんですけど、いろいろと突拍子すぎたんですよね。日常をメインにしたいということでシリアスになる部分を極力削りたかったのかもしれませんけど、シリアスをやるということはそれなりの下準備が必要です。いそいで２人の敵を倒させるくらいならば、敵は初めから１人だけにして、日常をメインにしてシリアスの描写はゆっくり最終回にかけて地道に消化させていって欲しかったと思っています。
自分が一番疑問に残ったのが、今までの記事でも取り上げましたけど、セラの心境です。この部分はもっと掘り下げることもできたはず。あまりにも簡単に歩に説得されてしまって、セラの覚悟、吸血忍者の存在というものが上手く伝わってこなかったです。

シリアスをやるにしても、敵を倒すというシリアスよりも、メインキャラが変わる、成長するシリアスの方がこういうアニメではいいと思っています。だからセラについてはもっとしっかりとやるべきだったかなあ。それとトモノリのあの魔装化のところもいきなりすぎて困ったと思うしね。…なんか吸血忍者が冷遇されてるな（汗）
まあハルナのような、特に悩みもなさそうな天真爛漫なキャラは自然に泳がせておくだけで十分面白いのでそれでいいですけどね（笑）

そのメインキャラが変わるという話で、このアニメで一番良かったのがユーです。ユーについての掘り下げは素晴らしかった。彼女の苦難がしゃべれなくても、いやしゃべれないからこそ伝わってきたね。最終的に自分の言葉で気持ちが伝えられて、メインヒロインって言えるのはやっぱりユーだったなあ。というか主人公がユーだよね（笑）ユーの物語って言っちゃった方がしっくり来ると思います。

歩はゾンビという体質を活かしてグロ描写までやってのける実に体を張った主人公でした（笑）てか１話でいきなりトラックにはねられていたしね（汗）
そして変態性質も持っていたので、妄想ユーやら楽しませてくれる要素も多かったです。ただラノベの主人公らしく、戦闘では説教じみたものが多かったですね（汗）

トモノリは中盤輝いたけど、覚醒を止められてから一気に出番が減ったね（汗）まああそこだけでも十分彼女の魅力は伝わったと思うけど。

音楽は何気にOPは好き。演出も相まって結構BGMも印象に残ってます。特に魔装少女に変身する時のBGMとか（笑）

「これはゾンビですか？」
相川歩：間島淳司
ユークリウッド・ヘルサイズ：月宮みどり
ハルナ：野水伊織
セラフィム：日笠陽子
メイル・シュトローム：金元寿子
京子：下屋則子
アリエル：清水愛
サラスバティ：合田彩
夜の王：遊佐浩二
織戸：吉野裕行

OP「魔・カ・セ・テ Tonight」
ED「気づいてゾンビさま、私はクラスメイトです」

総合評価：D

好きなキャラも多く、日常が面白かったですけどやや不満足のDで。いい素材だからこそもっとできたのでは？って思ってしまうんでしょうかね。視点と構成をもう少し変えると一気に化ける可能性もあったと思ったんですが。
まあでも１クールハルナのおかげで楽しかったのは事実です（笑）管理人は茶髪ショートがツボに入る可能性が高かったりします（笑）

最後に、スタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした。２期をやるなら歩家での日常を増やして欲しいかな？キャストは豪華でしたね。妄想ユーをやった方々もお疲れ様です（笑）

ではこれでこれゾンの感想を終わらせていただきます。記事を今まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました！では。


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