俺の妹がこんなに可愛いわけがない：１５話感想

瀬菜と共同してゲームを作ることで友情が生まれた黒猫。ネットが批判していることに瀬菜は腹を立てていますが、まあ黒猫も批判はよく思っておらず、再びゲームを制作するという方向になります。この辺の人間関係はもう大丈夫でしょうね。

そして最後のＯＰ。毎回絵を変えてきて楽しみでしたけど、今回は最終回ということもあり桐乃メインでしたね。ＷＥＢ版ではほとんど出番がなかっただけに、活躍を予感させるＯＰでした。…あと、サビに入ったところの３人のダンス、メッチャ好きです（笑）

黒猫が学校に馴染めるようになったことを京介は沙織に報告。その件は片付きましたけど、でもじゃあ桐乃のことはどう思っているのかと。沙織は何だかんだでやっぱりよく考えてくれていると思いますよ。

…そして沙織氏の顔はやっぱり公開されず…（汗）

惜しいなあ～。意味深に置いてあった鏡で正面が若干見えたけど、分かり難かったしね（汗）まあ美人セレブであることは間違いないですけど（笑）あの豹変ぶりが良いね。

学校では赤城も文句をたらしていました。妹が相手をしてくれなくなったというのがショックみたいです。

赤城「俺が家でユニフォーム着てやったらハァハァ言ってデジカメで撮りに来てたのにー。」

親がそれ聞いたら泣くぞ（汗）

なんという兄妹（汗）一体どんな生活してるんだよ君たちは（笑）
瀬菜としては、今はゲームの制作にいっぱいいっぱいなんでしょうね。でも、その制作がおそらく今一番楽しい瞬間なんでしょうね。

妹マスター京介の説得もあり、そして麻奈実も来たので帰ることに。その途中掃除をしてる黒猫に会いましたが、瀬菜が一緒に掃除をするということを知って麻奈実も笑顔に。麻奈実もこれで安心できたでしょうね。

外でメールを受信した京介。２件来ていましたが、１件は黒猫で、どうやらお誘いをうけたみたいです（笑）京介としては何かしたのではないかと悪い方向にしか考えていないみたいですけど（汗）
で問題はもう一つの方。その相手は現在留学中の桐乃であり、その内容はコレクションを捨ててと…。
これは深刻な問題だと思った京介はあやせに連絡を入れようとしましたが…着信拒否されてました（笑）まあ以前会ったときには好感度最低だったからね（汗）

麻奈実を経由してあやせとの連絡にこぎつけましたが、あやせも桐乃からの連絡はなく、それで嫌われてしまったのではないかと気にしていたようです。でもそれは絶対にないと強調した京介。そんなことは絶対にしない子だということです。

…やっぱり、桐乃のことを信頼してるよね、京介。

これについては１話から着々と描かれてきたものなので、それが最終回でも出たのはよかったですね。桐乃絡みだとつい感情的になってしまうほどですからね。あやせも桐乃のことを友達として信頼はしてますけど、やっぱり連絡がないって言うのは、あくまで「友達」という関係になると縁を切られたって思っちゃうのは仕方ないと思います。京介とあやせはそこに違いがあるね。やっぱり兄妹という関係だからこその決して切れない縁からの信頼なんでしょう。

黒猫の約束の場所に来た京介。黒猫はソワソワしてましたけど、京介のひどい顔を見て調子がちょっと戻った感じでしたね（笑）
黒猫は桐乃の様子をきいてなぜこっちに来たのかと言います。京介に後押しをしたということですね。
その中で黒猫も自分の学校生活が充実してきたことにお礼をしました。

黒猫「兄さんではなく、先輩の方がいいと言ってもらえて、嬉しかった。」

黒猫本人を見てくれたということが、良かったということですね。

桐乃の代わりなんじゃないかと衝突したときもありましたけど、でも京介は黒猫自身を助けたいと思っていた。今まで人から心配されたり助けてもらえたりするというのが、黒猫はほとんどなかったと思います。その中で自分自身を見て、そして心配してくれた京介には感謝の気持ちや、それ以上の気持ちがあってもおかしくないでしょうね。
やっぱりいくら独りでいたいとか言っていても、やっぱり他人と関わりたいというのは誰にでもある話なんですよね。そしてそういうのは実際に触れてみてさらに感じるものです。今までコミュニケーションを極力絶ってきた黒猫がクラスに馴染み始めることができたのも、コミュニケーションを取ることの大切さや楽しさをまず自分が経験して学んだからかなって思いました。友達ができておんなに嬉しいし楽しいなら、自分も作れば相手も嬉しいと思う、そんな正の連鎖が生まれたらいいなって思います。

そして去る京介に呪いという名のキスを…黒猫が一気に積極的になりましたね！やはり劇的に変わったよね～。…でも付き合うというところまでは行かなかったんだね。まあこれからもう一人のところに行くから、ここで告白はちょっと流れがおかしいからね（汗）

さて、京介はなんと現地まで行くことになりました。そのいきさつは、親父が始めは行こうとしてましたが、その代役を務めたという感じでしたね。…やっぱりいい親父だな（笑）

さて寮に来た京介は桐乃の部屋を訪問。

桐乃さん久しぶりですねー（笑）

１ヶ月毎の配信なんで、１２話ＴＲＵＥ以来で３ヶ月前ですよね（汗）いやはや、懐かしさがありました（笑）
…てか、男子禁制の寮じゃないんだな（汗）
手続きとかしていたら桐乃は京介が来るのが直前で分かっていただろうし、てっきり女子寮はそういうの厳しいと思ったけど、アメリカだから？（汗）だってルームメイトがいるのに何の連絡もなしに男子入れるってマズイよね？（笑）この辺の突っ込みは無しかな？（汗）

というわけで京介はエロゲーをやりにきたということです。…ハハ、もう突っ込まないよ…（笑）
そして桐乃もエロゲーができない環境にストレスを溜めていたようで（汗）そんな自分を笑えばと言いますが、「笑えねえよ！」と言う京介。この台詞は京介の中と視聴者の中で捉え方がかなり違ったと思います（笑）

京介は自分の正直な気持ちを告白。桐乃がいなくて寂しかったということを堂々と言いました。これは、黒猫に触発されたんでしょうね。先ほど黒猫は自分の気持ちを正直に言っていたので、京介もそうしなきゃってね。

エロゲーで元気が出た桐乃。それで元気が出るって何か発言としては痛いけど、でも「好きなこと」をやれたというのはやっぱり大きいなってことですよね。

でもエロゲは捨ててもいいという桐乃。どうやら甘えというものを取っ払いたいと思っていて、それで１勝するまで連絡を絶つという縛りをかけていたみたいです。だけど勝てなくて、この結果。

やっぱり根が真面目だよねこの子。

信念が強いと思います。いろいろとグダグダ言うこともあるけど、自分の決めたことはしっかりとこなし、その上でいろいろ楽しんでいますよね。エロゲーにしたってモデルにしたって陸上にしたって、全部本気でやってるわけで、この強さというのが桐乃の長所でもあり、逆にこのような結果を生んでしまったということにもなりました。

しかし京介はとにかく桐乃のことが心配。自分１人で苦しんで欲しくないんですね。まあ感情論に身を任せた発言なんですけど、でもこれが桐乃を後押ししてくれたのは間違いない。黒猫→京介→桐乃って感じで意思が繋がったように見えました。

そして帰ってきた桐乃。黒猫が心配して空港までやってきましたが、２人が会うとさっそくツンデレ合戦（汗）まあこれでこそ桐乃と黒猫、似たもの同士だよね。沙織も最後に出てきて良かったです。


京介の恋愛というよりは、桐乃と黒猫の友情という方が強かったと思いました。

最後の流れとか見て特にね。
自分はこのまま京介と黒猫が付き合うのかなーって思ったんですけど、それもなし。むしろ桐乃を応援してあげてと京介に託したという感じでしたもんね。
京介が言っている「俺は何もしてない」というのは、実はその通りだと思いますよ。いろいろと問題やらに何度もぶつかったけど、それに対して考えて解決しようと走ったわけではありませんでしたからね。基本的には行き当たりばったりに自分の気持ちを言い続けただけです。それは無自覚な感じなので、京介自身からしたら本当に何もしてないと思うんです。

だから京介はどちらかというと２人の道しるべみたいな役だったかと。実際に考えたのは桐乃や黒猫本人って場合が多かったと思います。
そう考えると、京介と桐乃が兄妹だったというのは大きかったかなって思いますね。元々恋愛対象にならない関係ですので、結果というものが明確に出ない分そのプロセスを楽しめるようになってるのかなーって。お互いをどうリードしていったか、その辺すごく京介にとっては忙しかったアニメでしたね（笑）お疲れ様でした。

１５話という中で終わりを見せましたけど、２期はあるのかなあ？サブタイトル的には２期ありそうなんですけどね（笑）期待しています。

総評はもう書いてしまったので詳しくは書きません（汗）勘弁を。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
高坂桐乃：竹達彩奈
高坂京介：中村悠一
五更瑠璃（黒猫）：花澤香菜
田村麻奈実：佐藤聡美
沙織・バジーナ：生天目仁美
高坂大介：立木文彦
高坂佳乃：渡辺明乃
新垣あやせ：早見沙織
来栖加奈子：田村ゆかり
赤城浩平：間島淳司
赤城瀬菜：伊瀬茉莉也

OP「irony」
ED「妹プリ〜ズ!」他

総合評価：B

それではこれで俺妹の感想を終わらせていただきます。閲覧者のみなさんありがとうございました！では。


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