輪るピングドラム：１０話感想

真砂子と冠葉は昔恋仲だった！

というわけで今週かなり話が動いたと思います。冠葉はすっかり忘れていたみたいですけど、どうやら真砂子は冠葉に今でも惚れてる感じですね。いきなりキスですか（汗）

というわけで、真砂子のプロジェクトＭ、メモリーである可能性も出てきましたね。冠葉を追っかけてる女たちの冠葉についての記憶を消したのは、要はライバルを消すためということでいいんでしょうかね。うーむ、普通に嫉妬から来たものなんでしょうか（汗）

というわけで、この辺から、妙に臭い関係が考えられてきました。それは真砂子とゆりの関係なんですけど、自分、真砂子とゆりは繋がってると思うんですよね。それも、互いの結婚のためみたいな感じで。だから、自分は真砂子のプロジェクトＭは晶馬が言っていたようにマリッジの可能性もあるんですよ。ゆりは多蕗と、そして真砂子は冠葉と。だからゆりが多蕗と付き合う過程において苹果の目論みを知っていたので、それを真砂子が邪魔していたんじゃないかな。あの日記がピングドラムだったらそれは好都合だしね。真砂子にもあのペンギン帽子を被ったマスターがいたわけだから、ピングドラムを集めて来いって言われてるはずだからね。

そこで気になってくるのは、桃香という存在。彼女は当初多蕗と恋仲だった。それをもしゆりが煙たがっていたとしたら…その辺で自分の運命を日記に記したということは、何か自分の死を悟ったような感じがするように思うんですよね。
日記＝遺書？というのは少し飛躍しすぎに思いますけど、９話の陽毬の本の演出はまさに自分史みたいな感じでした。

つまり生存戦略って自分史を作ることなのかなって。

自分の生存を記す（証明する）戦略？だから日記はピングドラム？
まあ妄想に近い話ですけど、可能性としては無くはないかなって思いました。そもそもピングドラムってものがどうなのかという定義もでてないし、まだ不明な点は多いわけで。それがあのマスターにとってどういう意味合いがあるのかは分かりませんが、少なくとも９話の独立回が何かしらの鍵を握ってるんじゃないかなって思いました。

とにかく、本当にいろいろと可能性がありすぎてかなり難しくなってきました。それ故にどうなるかすごく気になるところです。

今回苹果はおとなしかったですけど、やはり彼女は晶馬に気が向いてきた感じですかね。苹果は桃香と一体になるということで多蕗を好きになるということですが、それは苹果の心の中の本心ではない。そして、その本心が今晶馬にぐらついていると思うんですよね。その辺の苹果の心境の変化も楽しみにしたいなって思います。では。


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