ちはやふる:10話感想
ちはやふるの感想です。
本当の団体戦とは。
本当の団体戦とは。
目標が一致していない団体は崩壊するってか…。
そもそも団体だから目標は一致しているのは普通なんでしょうけど、やっぱりさまざまな個人の思いを胸に秘めているのが人間。それが浮き彫りになると亀裂が生まれるし、だからこそリーダーがどうまとめるのかが大事になってきます。その点で、今回の太一は本当にリーダーとして輝いていたなって思いました。
今回の話、机君にとってもチームにとってもかなり難しい問題だったんですよね。チームとして先に進むためには勝ち数を多くすればいいんだから、捨て試合を作るのも立派な戦術。でも、ということはその捨て試合をする人はどんな気持ちになるんだということ…。負け試合を任されるほどつまらないものはないし、負け試合を任されるということは自分のチームでの必要性を疑うことになりますからね。要は誰も自分を信頼していないという孤独感みたいなものでしょうか。それが出ちゃうと、同時にチームへの愛着も失せてしまいます。
確かに実力が伴っていないから机君から偉そうなことを言えるはずがないです。ただ、あまりにも露骨すぎたかなって思いましたね。
奏を見ていたら自分も勝ちたいと思うのは当然。やるからには結果が欲しいということ。太一だってそこからモチベーションを上げてきましたしね。ただその結果を味わうためにいきなり格上を相手にされたらそりゃ折れそうにはなるでしょう…。机君に今一番必要なものは結果なのかも。公式戦で1勝できるかってのはすごく大きな自信につながりますからね。「強いやつは俺たちが倒してやるから、お前も負けるなよ!」って言うのが、団体全体を眺めた上では理想の状態なのかもしれません。
ただね、そうやって一度でも不信感を持っていくと、どんどん負の方向に抉りたくなってくるもんで、そこで机君が噛み付いたのが千早のカルタをやる意味ですね。千早は勝って全国に行って新と会うのが目標だと。確かにその理由だと個人的すぎる部分がありますからね。それは納得できない所なんだろうなあ。
そしてそれを聞いて思うように力を発揮できなくなる千早。
感覚でやってる選手ほど、「いつも通りではなくなる」と、ガタガタになっちゃうんだろうね。
音を聞く力、反応の速さ、そういうのは嵌ると他を寄せ付けない圧倒的な力になるんだろうけど、少しでも迷いが生じてしまって正気じゃなくなると途端に崩れちゃうんだろうなって。感覚的なものは積み重ねではなく才能の部分が大きい分、土台がしっかりしていないから崩れるのも早いのかもね。
…まあでも積み重ねじゃないからこそ復活するのも早く、それも一つのきっかけということだから大丈夫でしたね。鳥の鳴き声から音を戻したシーンの演出が個人的には好きでした。太一の「息をしてるだけで勝てる」というのも信頼感を表しているし、千早にかける言葉としてはベストなのかも。
そういえば、太一は何か千早、新、太一という3人の世界というものに少しこだわりを持っているように見えますね。ここだけは他人に譲れない部分だと考えているのかな。
千早たちの対戦相手の学校、個人戦の集合みたいな千早たちの学校とは対比的になっていたのは面白かったです。ああやって声を出すのはルール上問題ないんですね。チームっていうのは、やっぱり掛け合いが一番大事だろうからね。
机君にしたって、こうやって逃げていてはいつまでたっても先に進めないし、何より仲間という意識は強いから、あの一言は動かす要因になったんでしょう。初めてチームになった瞬間だったのかな。
さて、決勝の相手になりそうな北央高校。キャプテンっぽいやつはドSみたいですけど…、千早にはそういうのは効かなさそうだよな(笑)ヒョロ君はかませなのか実力があるのかどうなんだろうなー。妙にいいキャラクターしてるから楽しみではあるんだけどね(笑)ヒョロットカードに期待。では。
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そもそも団体だから目標は一致しているのは普通なんでしょうけど、やっぱりさまざまな個人の思いを胸に秘めているのが人間。それが浮き彫りになると亀裂が生まれるし、だからこそリーダーがどうまとめるのかが大事になってきます。その点で、今回の太一は本当にリーダーとして輝いていたなって思いました。
今回の話、机君にとってもチームにとってもかなり難しい問題だったんですよね。チームとして先に進むためには勝ち数を多くすればいいんだから、捨て試合を作るのも立派な戦術。でも、ということはその捨て試合をする人はどんな気持ちになるんだということ…。負け試合を任されるほどつまらないものはないし、負け試合を任されるということは自分のチームでの必要性を疑うことになりますからね。要は誰も自分を信頼していないという孤独感みたいなものでしょうか。それが出ちゃうと、同時にチームへの愛着も失せてしまいます。
確かに実力が伴っていないから机君から偉そうなことを言えるはずがないです。ただ、あまりにも露骨すぎたかなって思いましたね。
奏を見ていたら自分も勝ちたいと思うのは当然。やるからには結果が欲しいということ。太一だってそこからモチベーションを上げてきましたしね。ただその結果を味わうためにいきなり格上を相手にされたらそりゃ折れそうにはなるでしょう…。机君に今一番必要なものは結果なのかも。公式戦で1勝できるかってのはすごく大きな自信につながりますからね。「強いやつは俺たちが倒してやるから、お前も負けるなよ!」って言うのが、団体全体を眺めた上では理想の状態なのかもしれません。
ただね、そうやって一度でも不信感を持っていくと、どんどん負の方向に抉りたくなってくるもんで、そこで机君が噛み付いたのが千早のカルタをやる意味ですね。千早は勝って全国に行って新と会うのが目標だと。確かにその理由だと個人的すぎる部分がありますからね。それは納得できない所なんだろうなあ。
そしてそれを聞いて思うように力を発揮できなくなる千早。
感覚でやってる選手ほど、「いつも通りではなくなる」と、ガタガタになっちゃうんだろうね。
音を聞く力、反応の速さ、そういうのは嵌ると他を寄せ付けない圧倒的な力になるんだろうけど、少しでも迷いが生じてしまって正気じゃなくなると途端に崩れちゃうんだろうなって。感覚的なものは積み重ねではなく才能の部分が大きい分、土台がしっかりしていないから崩れるのも早いのかもね。
…まあでも積み重ねじゃないからこそ復活するのも早く、それも一つのきっかけということだから大丈夫でしたね。鳥の鳴き声から音を戻したシーンの演出が個人的には好きでした。太一の「息をしてるだけで勝てる」というのも信頼感を表しているし、千早にかける言葉としてはベストなのかも。
そういえば、太一は何か千早、新、太一という3人の世界というものに少しこだわりを持っているように見えますね。ここだけは他人に譲れない部分だと考えているのかな。
千早たちの対戦相手の学校、個人戦の集合みたいな千早たちの学校とは対比的になっていたのは面白かったです。ああやって声を出すのはルール上問題ないんですね。チームっていうのは、やっぱり掛け合いが一番大事だろうからね。
机君にしたって、こうやって逃げていてはいつまでたっても先に進めないし、何より仲間という意識は強いから、あの一言は動かす要因になったんでしょう。初めてチームになった瞬間だったのかな。
さて、決勝の相手になりそうな北央高校。キャプテンっぽいやつはドSみたいですけど…、千早にはそういうのは効かなさそうだよな(笑)ヒョロ君はかませなのか実力があるのかどうなんだろうなー。妙にいいキャラクターしてるから楽しみではあるんだけどね(笑)ヒョロットカードに期待。では。
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コメント
No title
めぐさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>太一が格好良かったなって思いました
太一良かったですよね!部長としてかなり成長してきたなって思いました。千早のことを一番に考えているんでしょうけど、でも自分の立場ってのをしっかりと自覚して行動しているなって思います。
小学生の時は結構独りよがりな部分がありましたけど、かなりカッコよくなりましたね。
>太一が格好良かったなって思いました
太一良かったですよね!部長としてかなり成長してきたなって思いました。千早のことを一番に考えているんでしょうけど、でも自分の立場ってのをしっかりと自覚して行動しているなって思います。
小学生の時は結構独りよがりな部分がありましたけど、かなりカッコよくなりましたね。
No title
こんばんは、
太一は何気に強いですよね!部長としてちゃんと仕事もしてるし、すごいです(>_<)
ところで、東京予選でチーム数が12?チームしかないのは少なすぎる気がしたんですけど、そんなもんなんですかね?東京だったらもっとチーム数が多いと思ってました。
太一は何気に強いですよね!部長としてちゃんと仕事もしてるし、すごいです(>_<)
ところで、東京予選でチーム数が12?チームしかないのは少なすぎる気がしたんですけど、そんなもんなんですかね?東京だったらもっとチーム数が多いと思ってました。
よしさん
おはようございます。コメントありがとうございます。
>太一は何気に強いですよね!部長としてちゃんと仕事もしてるし、すごいです
太一は元々スペックは高いですけど、そもに周りを見る力まで加わってしまったわけですから、本当にすごく頼もしくなりましたよね。太一がいないとこの部活は成立しないんだろうなーと(汗)
>ところで、東京予選でチーム数が12?チームしかないのは少なすぎる気がしたんですけど、そんなもんなんですかね?
おそらくカルタの競技人口の少なさを表しているんじゃないかなって思いました。自分の所はそもそもカルタ部なんて無かったですし、部としてやってる学校を聞いたことがないですからね。
その辺は寂しいところですが、実際自分もちはやふるを見る前は全くカルタには興味がなかったもので…(汗)
>太一は何気に強いですよね!部長としてちゃんと仕事もしてるし、すごいです
太一は元々スペックは高いですけど、そもに周りを見る力まで加わってしまったわけですから、本当にすごく頼もしくなりましたよね。太一がいないとこの部活は成立しないんだろうなーと(汗)
>ところで、東京予選でチーム数が12?チームしかないのは少なすぎる気がしたんですけど、そんなもんなんですかね?
おそらくカルタの競技人口の少なさを表しているんじゃないかなって思いました。自分の所はそもそもカルタ部なんて無かったですし、部としてやってる学校を聞いたことがないですからね。
その辺は寂しいところですが、実際自分もちはやふるを見る前は全くカルタには興味がなかったもので…(汗)
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