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C3ーシーキューブー:12話感想&総括

C3ーシーキューブーの感想です。

道具は人間になれるのか。

フィアはもう、「ただの道具」ではないんだよね。

最後の台詞、「ただの道具が、人間か道具かで悩むことはない」ということ。まあまさにそういうことでしょうね。道具である以前に、人間に憧れを抱いたり、人間と仲良くしたいという気持ちがあるということで、もはや道具という無機質なものからは超越しているわけなので。だから、フィアは人間を超越者と言っていましたけど、フィア自身ももう超越者なんじゃないかなって思いました。

アリスとの最終決戦ですが、まさか彼女がワースによって分身するとはねえ…(汗)さらに分身しても本体以外は消える運命なので、それらがどれだけ痛めつけられても、基本的にはアリスは問題ないと…。
要はこれが作戦で、フィアの狂った本性を呼び覚まそうとしたんですね。1体をいけにえにして殺させようとした。アリスはワースを肯定しているようですから、フィアにはワースの要素が強い状態になって欲しいということなんだろうか。何だかんだで、アリスも悪い奴ではないんだよなあ…(汗)

フィアとしては、そこで自分が人間に憧れれていることを強調。道具と人間の狭間で生き、そして道具として多大なトラウマを持つ彼女が人間に憧れる過程はすごく分かるんですけど、今回はその意味合いに違いを感じるんですよね。初期からしばらくまでの描写では、フィアが人間になりたいと願う理由は、人間になりたいというよりは道具から脱却したいという考えだったと思っています。極論すれば、道具じゃなければ何でもいいみたいな。でも、今は道具になりたくないではなくて、純粋に人間になりたいという気持ちが強くなってるんですよね。この辺の描写が出てきたのは、フィアが女の子として自分を意識するようになってきてからで、それを表すような演出もありました(トイレマークとか)。だから、守るためならば道具の能力があってもいいと考えているし、それゆえに黒絵やこのはにも憧れがある。そのフィアの心境の変化は見ていて面白かったです。

アリス戦の決定打はまさかのサヴェレンティの明るい援護でしたけど、あくまで援護に過ぎなかったのが良かったなって思いましたね。倒し方はかなりエグいものだったんですけど、それを惜しげもなく、仲間を守るために使えたということですからね。
…あと、白穂が恥ずかしがってかっこつけるシーン、良かったね!(ぇー)

まあ、終わり方としてはこれでよかったのかって話で、根本的な解決には至っていないんですけど、フィアに焦点を当てれば、彼女の成長が見られた話だったのかなって思っています。

というわけで、C3ーシーキューブー、完結です。


<総評>

1話は結構和気藹々としていて、日常前半、シリアス後半という流れのアニメかと思っていたらそんなことはなく、2話からいきなり血が飛び交うシリアスに変貌(汗)そのあまりの変わりように序盤は混乱していたんですけど、このアニメがどういうものなのか分かってきてからは、冷静に見れたかなって思っています。

自分がこのアニメを見る上でまず気にしたのは、人間でないものが人間の感情を持つことがどういうことなのかということなんですけど、それに関しては一応答えを提示したのかなって思います。主にフィアによってそのテーマを掘り下げようとしていましたけど、途中に出てきたサヴェレンティや、元は人間だけどワースを纏って生きている錐霞等、周りの普通の人とは違う人たちが自分にセーブをかけ、苦しんで生活していることに関しての辛さとその脱却への憧れというものは、結構よく描かれていたのではないかと思いました。

その辺も含めて、このアニメは演出という面では非常に凝ったつくりになっていました。監督の大沼さんの特徴でもあるこの演出なんですけど、これに関しては、いかに見る側が演出の意味を理解できるかというところが、大事だったのかなって思います。演出はそもそも映像や音楽という説明以外で言いたいことを表す手法なんですけど、あまりにも抽象的過ぎるものや、本当に効果的なものだったのかと分からないものとして演出がきてしまうと、やっぱり世界観に浸ることができずに、冷めた目にもなってしまうんですよね。この演出が、良くも悪くもこのアニメの評価を分けているなと自分は感じています。自分も、この演出はいいなって思うものもあったし、逆にこの演出はどういう意味なのかとか、この演出はちょっとクドいとか、そういうのもあったんですよね。映像美としてはかなり突出していた部分があるだけに、演出の技法は効果的ではあると思いますけど、そこに明確な意図を感じさせてくれるように見えるかどうかで、変わってくるなと思います。おそらく、評価が極端なアニメなんじゃないかと感じているんですけどね…。
あと、戦闘に関しては少し長さを感じました。もう少しテンポの面では頑張って欲しかったかな。フィアが器具の説明をするから長くなるのは当然かもしれませんが(汗)

キャラクターに関してはメイン級の中ではフィアに一番注目していましたけど、彼女はかなり見ごたえのあるキャラだったなと思っています。彼女の葛藤はこのアニメのメインでもあったと思うし、そこに関しては答えは出せたのかなって思います。
このアニメのOP的にもう一人ヒロインとして錐霞がいましたけど、彼女はフィアとはまた違う意味で苦しんでいる人でしたけど、これに関しては主人公が受け入れてくれたという少しアッサリな感じだったかなって思いました。まあさすが主人公パワーだなとは思いました(笑)でも、誰にも言えずに一人で抱え込んでいたわけですから、誰かにさらけ出すというのはとても心の支えになったのは間違いないとは思います。
ちなみに邪な見方をすれば、フィア、黒絵はパンツ担当、このははおっぱい担当、錐霞はエロさ担当だったのかなと(笑)

演出の面でも触れましたが、このアニメは色彩にとても気遣っていたアニメだったと思っています。そういう芸術的な面も、自分は評価したいって思っています。

音楽は1クールの間に変化しましたけど、どっちもいいなって思っています。フィア(田村さん)の曲ははかなくも力強く、錐霞(喜多村さん)の曲は仮面の自分を変えたいと、それぞれのキャラクターのテーマにあったような曲調や映像だったのかなって思います。

「C3ーシーキューブー」
夜知春亮:梶裕貴
フィア:田村ゆかり
村正このは:茅原実里
上野錐霞:喜多村英梨
人形原黒絵:小倉唯
伯途泰造:寺島拓篤
実耶麻渦奈:阿澄佳奈
桜参白穂:斎藤千和
サヴェレンティ:井口裕香
世界橋ガブリエル:池田秀一
ピーヴィー・バロヲイ:大原さやか
アリス・ビブオーリオ・バスクリッハ:田中理恵

OP1「Endless Story」
OP2「紋」
ED1「雪華」
ED2「Sympathy of Love」


総合評価:C

別にタイトルとかぶせたわけじゃないぞ!(笑)
良かった部分もあるけど、もう少しよく出来たかなと思った部分も。そして、やっぱりもう少し長くやってもよかったかなって思いました。2期がやるなら見たいなって思います。キャラクターは好きなので、特にフィアの結論というものは見たいなって思えました。

幻想的な雰囲気はアニメとしての完成度の高さをうかがえたし、感覚的にも楽しめるアニメであったかなって思っています。

最後にスタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした。とても気を遣って作られたアニメだと思いました。では。


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コメント

お邪魔します

演出はどのアニメよりも長けていた部分だと思っております。
幻想的な雰囲気に仕上がっていましたね。

1つ不満をあげるなら、最後にフィアのダンスが見たかったです。

それでは、総評ご苦労様です。
旦_(-ω- ,,)

たかみちさん

こんばんわ。コメントありがとうございます。

>演出はどのアニメよりも長けていた部分だと思っております。

大沼さんの演出は独特ですが自分は前から好きなので、今回もよく出ていたなーって思っています。OPとあいまって、いい雰囲気を出していましたよね。

>1つ不満をあげるなら、最後にフィアのダンスが見たかったです。

久しぶりにフィアのダンスが見れると思ったんですけどね(笑)やりかけたところで…(汗)

>それでは、総評ご苦労様です

ありがとうございます。これからラッシュで大変ですが、気の向く限り頑張ります。
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