あの夏で待ってる：８話感想

このアニメはどこまで柑菜に追い討ちをかけるつもりなのか（汗）

なんですか、天真爛漫で明るい彼女を落とす所まで落としてヤンデレ化させてそのギャップを楽しめと？（ぇー）
ふふふ、柑菜は前回の扱いからしたらマスコット的な役回りになるのではと思って、そうだと恋愛戦線から離れてしまうことになるんですけど、それで柑菜が最大級に傷つかずにいられるのであればもうそれでもいいとは思ったんですよ。だってどう抵抗したって敵うはずないし（泣）
でもここでまた希望を抱かせてしまってのコレですからね…。はあ…。

というわけで今回は夏祭りに出かけた一行。初めてなイチカは目を輝かせてしゅてきな祭りを主に食い物関連で楽しんでいましたけど、檸檬先輩の計らいで肝試しをすることになります。…まあ祭りの食い物って補正で美味しく感じるけど、もっと値段をだな…（汗）あんだけ机に並べられるのは結構な金額だと思うぞ（笑）

で、その肝試しなんですが、２人ペアを作ってやるということで張り切るのは妄想を抱く柑菜と海人。そして結局ペアになったのはイチカ・檸檬、海人・柑菜、哲郎・美桜と明らかに狙った組み合わせ。檸檬はこの子たちの関係性をノートに書いていましたしお見通しということなんですけど、哲郎の姉さんとも知り合いだったんですね。ちなみに…

真奈美「あんた、まだ高校生やってるの？」

檸檬「永遠の１７歳ですから」

ネタ…なんだよな…？（汗）

ああアバンからウル○ラマンのパロやったりと若干ネタ志向な部分はあったんですけど…これさらっと重要なこと言ってるよね（汗）つまり檸檬はすでに成人している可能性もあるということなのか…そしてあの体型…騙すには十分ということか（笑）
まあそもそも一人だけ制服も違うし何か特別な事情で高校生活を送っている可能性は高いですよね。校長らへんは事情を知っている可能性が高いでしょうし、何か目的があって高校生をやっているのかもしれませんね。
ちなみに檸檬はイチカと海人の関係を応援しているのかなって思っていたんですけど、今回の肝試しでは柑菜と海人をペアにしました。…そう考えると、やっぱり傍から見て関係性を面白くしたいというのが一番の願いなのかも（汗）

そんなわけで柑菜は念願の海人とペアで回ることが出来たんですけど、思い切って告白しようとした矢先でのイチカの悲鳴。海人はそれで走り去ってしまいました。…かいとくんって呼んでるのを「かいくん」って呼んだりとまさに自分の心の中を出しかけていたところだったんですけど、結局想いは伝えることが出来ません。

一番苦しいパターンですよこれは…。

要は告白する前に「ごめんなさい」って言われたようなものですからね。自分が彼のことを好きだということを言葉にして伝えるということは一つのけじめになるのですっきりすることもあるし、そういう言葉を受け止めてもらってから一度でも自分の気持ちを受け取って考えてもらえたというだけで救われることもあるんですよね。でもそれすらさせてもらえない状態で放置されてしまったということで、一番生殺しの状況ですよこれは。
…まあでもですね、自分が思っていた最悪の状況からは一応逃れてはいるんですよね。海人は哲郎から柑菜が自分のことを好きだということを知らされているので、ああやってその場からいなくなるのではなくて柑菜が好きという前に自分から振るような流れになっていたら余計に柑菜は傷ついたと思うし、さらに哲郎が言ったということもバレる危険性があったんですよね。さらに関係性にヒビが入ることはなかったですけど、でも少なくとも今のこの状況はすでに不安定な足場に立っている状況なんですから少しのきっかけで簡単に崩れる危険性があるので恐ろしいです。

一方もう片方のペアの哲郎と美桜なんですが…。真奈美さんの協力により驚いて倒れてしまった２人なんですが…。

なぜキスしたし（笑）

あれですよ、胸とか触ってしまうラッキースケベパターンは何度か見たことありますけど、まさかのマウストゥーマウスポジションに２人とも行くとはある意味胸を触るよりも高難易度でしたな（汗）…はっ！それともワザとの可能性ｍ（ｒｙ
しかしもう見てるとこの２人にはホントお似合いだと思いますよ。美桜は髪を切って本格的に哲郎撮りに参加してきたことになりましたよね。おそらく柑菜がショートだからそれに合わせた形でもあるのかなとは思いましたけど。そして哲郎と自分だけの秘密（裸族）というものもありますし、美桜は引っ込み思案を演じていた部分もあったみたいですから、もっと積極的になっていきそうですね。

さて、このように人間関係がさらに面白くなってきた中でのSF要素。りのんがあのときに出したのは救援信号のようで、イチカの危機を知った連盟が救助機を差し向けてきたと。それをキャンセルできずに、しかもイチカはまだ帰りたくないということで必死で逃げるんですが、海人はそれに参加。何とか救助機を撃破しますけど、それと同時に死ぬくらいの怪我を負ってしまいます…てか、海人ってヒョロいイメージがあったけど、かなり動けるよね。まあ好きな人を助ける時は普段の何倍も力が出て、そして無理もしてしまうと思いますけど。

そしてその海人を簡単に治してしまったイチカ、そして号泣…。しきりに謝るイチカでしたけど、この謝罪の意味は何なんでしょうかね。
そういえば一度海人はイチカ不時着の際に巻き込まれて瀕死の状態から生き返っていますよね。つまり今回が２度目の蘇生となったわけなんですけど、とりあえずイチカには海人を治す力というのはあるみたい。そしてイチカがこの地球に来た理由というものもまだ不明なんですけど、何か目的があるのは間違いないんですよね。その目的というのが彼女の能力であるこの治癒能力と関わっているということなんでしょうか。
でも、この力は海人にしか使えない可能性も十分にあるわけで…以前に海人に痛みが発生したときの模様とか、デジタルっぽくて気になりましたしね。まさか海人は宇宙人体質に改造されちゃったとかあるのかなあ（汗）元々治癒能力とかなくて、一度目の死に関してはそっちに改造して蘇生できるような体にしてしまったとか？それで謝ってるのかな？…普通に迷惑かけたから謝ってるのではないかなとは思っていますけど…。

仮に宇宙人体質に出来るのなら、イチカの婿探しという可能性も否定はできなくなるのかな。でも、海人は友達もいるんですから、彼だけを連れて行ってみんなを悲しませられないと思っての遠慮だったのかなあ。…イカン、妄想が過ぎるのでここまでにしよう（笑）

まあとりあえず柑菜と海人の仲はますます離れ、哲郎と美桜の仲はますます近づいたという極端な結果を見せた今週。さらには檸檬先輩の謎も少しずつ明らかにされてきたような感じです。檸檬は海人以上に撮影に力を入れている感じですし、フィクションではなくノンフィクションでの青春をおさめたいという気持ちが強そうですね。まあその方がリアルなんですけど、おかげで仕込みが多い状態になっていますけどね（汗）
つまり今の状況は檸檬先輩による壮大な男女の恋物語をリアルでやっているということです。みんな踊らされているってことなのか…（汗）

SF方面も少し歩みを見せ、恋愛方面もかなり絞られてきた感じになってきて、いよいよ最終局面に入る話数までやってきました。次回予告も相変わらず柑菜が恵まれていない気しかしませんけど、そんな打たれ強い柑菜を応援しつつ楽しみたいと思います。…まあ別にイチカの海人のカップルが納得できないってわけじゃないけどね（汗）では。


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