Another:12話感想&総括
Anotherの感想です。
ついに死者が判明。そして…。
ついに死者が判明。そして…。
死者は三神怜子、先生と怜子さんは同一人物でした。
しかも恒一も知っている状態だったんですね。改竄か何かでそういう認識をされてないようにしているのかなとも考えたんですけど、学校と家では接し方にけじめをつけているということで恒一の態度が違ったということでした。
これで一気にすべての事柄について説明がつきましたね。机が足りていなかったのは職員室の方であり、だから生徒側がここに死者が紛れていることを発見できなかったということがありましたね。副担はもともと居ないということは他のクラスのシステムが一切明かされていないので何とも言えなかったんですけど、15年前の時に合宿の描写があったとき教師で映っていたのは担任1人だけだったので、その時副担のイレギュラーはあるかなっと思ったんですけど、本当に副担のシステムはなかったんだなあ。てか教師側はその辺について何も怪しまなかったのか?(汗)千曳先生以外全くこの現象に触れようとしてなかったもんなあ…。まあ半信半疑なんだろうけど。
一年半前の恒一の帰省についてもこの怜子の葬式。どうやら死因は通り魔にやられたということで、その後川に落下して死んでしまったということでした。…そしてその場は何気に鳴は見ていたみたいですね…。この通り魔が結構恒一に似てたのにはビックリしましたけど、まあ別人でしょう(汗)
とりあえず死者関連に関しては今までの伏線を上手く掘り起こしてタネ明かしできてたなーって思いましたね。
怜子にとどめをさすのは恒一が買って出たんですけど、恒一としてはかなり辛かったでしょうね。相手側に自覚がないだけ怜子がもがいているシーンは嫌だったなあ…。恒一としてもこれがミスだったら悔やんでも悔やみきれないでしょうし…つるはしぶっ放した後に倒れてしまっていたけど、それほどの極限状態での選択だったんだろうね。
そして、恒一は怜子に母親を投影させていたみたいですね…。
似ているということでしょうし、だからこそ辛さが大きいものになっていそうです。結果的には鳴を信頼して死者を死に帰すことができましたけど…こんな思い出は無かったことにしたいというのと、忘れたくないという気持ちが両方あるでしょうから、どんどん死者だとは思っていない中でその場にいた怜子との思い出は薄れていってしまうのは複雑ですよね。
鳴はいつの段階から把握していたかは知りませんけど、やっぱり恒一には言えませんよね。特別な人だということも知っていたしね。そして何よりそれを生徒に言っても誰も信じてくれないし、彼女が今年現象が発生したことを確認したこと自体結構後だった(4月の未咲の死だけでは断定はほぼ不可能だし、桜木の死をきっかけにしても当時いない者だから誰にも干渉できない)だけにね。それに死者を死に帰すことが止める理由だっていうのももっと後に知ったことですし、単純に死者だと分かっただけではまだ解決に至らないもんね。
あと、鳴は恒一に観覧車に誘われていましたけど、あれをきっぱり断っていました(汗)デート作戦失敗な恒一ですけど、鳴には乗らない理由があるんでしょう。
おそらく未咲との関係で何か思い出があるんでしょうね。
以前回想で未咲が登場したことがありましたけど、確かその時観覧車に乗っている描写がありましたよね。その辺から理由があるんでしょうけど、それは今度特典でついてくる0話で明らかになりそうですね。
さて、そんなわけで厄災が終わったということですけど、今週もたくさんの人がお亡くなりに…まあでも8人だったというのは見た目以上に少なかったなあという印象です。確認できたのは王子、小椋、杉浦、松井、風見、赤沢、金木、川堀ですから、これだけかな。前島は復活していましたけど、怜子が消える前に死ななかったから生き延びたのかなって思いました。よく頑張って耐えたね。
ちなみにあの管理人夫妻の伏線も回収されましたが、なんとあの人は高林家の人であったと。発狂理由もわかりましたし、現象で死ぬ対象になっていたということでしたね。…ああ、そうネタバレされると確かに高林と髪型が似てるな(笑)
そして今回生徒側での見せ場としては2つありました。まずは行方不明になっていた風見。勅使河原の発言を受けて、さらに杉浦の煽りを聞いていないから本当に誰かも目星がつかないから適当に殺していくという殺人鬼化していました…。
そして風見は桜木に恋心を抱いていたんですね。だからこそ現象で殺した死者が許せないと。金木と松井が不憫で仕方ないですが(まあ不意打ちだけどね)、恒一はしっかりと風見の攻撃を避けまくってさすが主人公でした(笑)というか恒一って基本的に冷静でしたね。
そしてそんな鋼メンタルの恒一も動揺したのがやはり赤沢さんの死。一年半前の話は当然恒一は直接死者に関わってくるので改竄されているので、その時に触れあった赤沢さんのことは当然覚えていないと。
現象のせいで出会いの思い出が奪われてるって、皮肉だよね…。
ましてや赤沢さんの従兄(実兄じゃなくて従兄だったみたい)も現象での死者でしょうから、本当に現象に振り回され続けた赤沢さん。最後に自らも現象で散るということで、もう本当に運命は残酷でした。でも、かなり唐突な死が多い中ではまだ綺麗に終われたというのがせめてもの救いかな…できれば赤沢さんの死体を外に持ち帰りたかったけどね。
はい、というわけで基本的な内容は語られたということで、今回に関しては事件は解決しましたね。まあただあくまで今年を止めただけなので来年以降も起こる可能性は十分にあると…赤沢さんとか紛れ込む可能性があるんだな…。
そこで勅使河原と望月が後輩のために松永と同じように現象の止め方を残すことにしました。そして無くし方が分かってもそのままだとバトロワ開始なので冷静に話し合うことを伝えました。しかしMDとか時代を感じましたな(笑)
とりあえず詳しくは総評で語るとして、最後まで終わったことでとりあえずホッとしました(笑)ホラー系はそこまで得意ではなかったけど、いつのまにか毎週とっても楽しみなアニメになっていました。面白かったと思います。
というわけで、Another、完結です。
<総評>
まずこのアニメのジャンルは?ということなんですけど、超常現象に生徒が振り回されるホラーという認識でいいのかなと思いました。現象という不確定要素に、机が足りなかったり、3組の生徒や家族や先生に次々と降りかかるの死の恐怖、これは別に犯人とかそういうのはいなくほとんどが偶然によるものだったということで、ミステリー要素はないということでしょう。記憶改竄という話に関しても何もトリックを証明するものはありませんし、明確な犯人が殺しを実行しているわけでもない。本当に見えないものと戦う生徒たちを描いた物語でした。
元々現象という過去の過ちから発生したこれに関しては特に詳しい過程が描かれたわけではなかったので、岬君のこととかに関してはあまり詳しくは掘り下げられませんでしたね。まさに世界観すべてをさらけ出す作品ではなく、その現象に偶然にも関わってしまったとある年を紹介しただけという、膨大な設定やらがありそうに見せかけてかなり視野の狭い物語ではあったと思います。このアニメは死者についてとか推理をする要素が多くあったので、視聴者はそこからこの現象自体のルーツから探りを入れて考察するということもしていた人はいるかもしれませんけど(自分を含めて)、結果的にはそこまで深く考える必要はなかったアニメではありました(汗)とにかく今年の死者は誰だ、今年の現象を止めないとと単年での物語に過ぎないということですね。
まあ今年の生徒たちがこれからの現象も止めるぞーとか意気込んでも間違いなく不可能でしょうし、かなり前から続いているある意味恒例の現象。今年に関しては教師が死者という今までの傾向からして死者を特定させにくかったというイレギュラーな部分を紹介したみたいな感じでした。
だからこそ今年の現象を止めたというのが最終地点であり、それ以上は後輩にヒントを残す以外に手はないので、終わり方としては悪くなかったと思いますね。設定面に別に矛盾があるわけでもないし、何より今まで考察やらさせてくれて見ていて非常に次回が気になるアニメだったと思います。
そしてこのアニメの最大のポイントはいつ誰が死ぬのか分からないという緊張感が常にあったことですね。3年3組にいる、もしくは家族が関わっているということだけで容赦なく現象の対象にされますから恒一と鳴以外は誰が死んでもおかしくないということでビクビクしながら見ていました(汗)このような緊張感は実際効果が高いと思いますし、視聴者の油断を解かないということで釘づけになってアニメを見ることができる誘導になりますからね。グロに関してもかなり気合いが入っていたと思いますし、制作会社も綺麗な画に定評がありますから、それも相まってよりリアルな恐怖を演出できていたのではないかと思いました。音もかなり拘っていたように思います。
キャラクターは3組全員が一応対象者なのでその動向は気になっていましたけど、一番印象が変わったのはやはり鳴でしたね。序盤は生きているかどうかも怪しいポジションにいただけに彼女の存在自体がホラーと化していたんですけど、死んでいないということが分かってからはかなり人間らしく見えるようになり(制作側もそれを意識していたと思う)、クールに見えてお茶目な面とか随所に出てきて見事ヒロイン(?)の座につきましたね(笑)
思えば序盤にとても多かった人形のカット。これは鳴が人形屋の子ということで、このカットは鳴の存在の不確定さをより際立たせるために多用されていたのではないかなと自分は思いました。だから鳴が生きていると分かってからは人形自体の恐怖が無くなったし、人形のカットも全く使われなくなりましたね。
3組の他のキャラクターは内面的な描写は赤沢さんくらいだったのでキャラとしては強くないかもしれませんけど、とにかく死んでほしくないという気持ちが強く出るこのアニメにおいてメイン級のキャラクターにはどうしても思い入れができてしまいますよね。特に恒一が死者になっても優しくしようとしてくれた望月や勅使河原は生き残って良かったなーって思いました。赤沢さんは残念だったんですけど、ある意味薄幸キャラとしては役目を全うされたのかなと。描写が強いと、こういう場面で見せ場を演出できるようになりますからね。
恒一に関しては序盤は聞きたがりで後半冷静沈着と探偵みたいな立ち振る舞いをしてきたんですけど、彼の中では怜子と母親の描写が大事だったということなので、もう少し怜子との絡みが多くて良かったかなとは思いました。その方がより恒一が怜子を死に帰す時の辛さが伝わったかなと思ったので。鳴との関わりでは変な妄想をしたりと時に暴走することもありましたけど、でも鳴と関わっているときが恒一が一番素でいたと思うので、その姿は悪くないものだったと思っています。
音楽はOP、ED共に好きです。BGMは本当に恐怖を駆り立ててるものが多かったですね。かなり耳に来るときもありましたけど、いいBGMが多かったと思います。というかこのアニメは音響に力を入れていましたからね。
「Another」
榊原恒一:阿部敦
見崎鳴:高森奈津美
赤沢泉美:米澤円
勅使河原直哉:前野智昭
望月優矢:山本和臣
風見智彦:市来光弘
桜木ゆかり:野中藍
杉浦多佳子:福圓美里
久保寺紹二:三戸耕三
三神怜子:榊原奈緒子(宮牧美沙代)
千曳辰治:平田広明
水野沙苗:吉田聖子
松永克巳:高橋伸也
OP「凶夢伝染」
ED「anamnesis」
総合評価:A
おそらく今期の中で一番次回が気になるアニメであり、見るのが怖いアニメでありました(汗)事件を進展させたいという気持ちと、また誰かが死ぬという鬱な気持ちを背負っての視聴でしたね。でも本当に楽しませてもらったなって思います。
もちろん根本的な解決に至っていないしホラーだったんだなということで若干拍子抜けした部分があったんですけど、魅せるパワーというのは大きいものがありましたし、1クール考えさせてくれたアニメだったなーと思いました。
…というか今までの感想を振り返ると本当に自分は適当な推理ばかりしているなあ…(汗)前までの感想は見ないで下さいね(ぇー)
最後にスタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした。そういえば三神怜子のところを見てもらうと分かりますけど、どうやら三神先生役として出ていた宮牧美沙代さんは勝手に作った名前ということで、榊原さんと同一人物だったというトリックは本当によくやったなーって思いましたよ(笑)というか「みやまきみさよ」って「よみやまみさき」に並べ替えることできますからね…芸が細かい(笑)
というわけでこれでAnotherの感想を終わらせていただきます。コメント、拍手ともおそらく今期の感想記事のなかでは一番多くもらいましたし、みなさんと一緒に考えるのがとても楽しかったです。本当にありがとうございました!では。
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しかも恒一も知っている状態だったんですね。改竄か何かでそういう認識をされてないようにしているのかなとも考えたんですけど、学校と家では接し方にけじめをつけているということで恒一の態度が違ったということでした。
これで一気にすべての事柄について説明がつきましたね。机が足りていなかったのは職員室の方であり、だから生徒側がここに死者が紛れていることを発見できなかったということがありましたね。副担はもともと居ないということは他のクラスのシステムが一切明かされていないので何とも言えなかったんですけど、15年前の時に合宿の描写があったとき教師で映っていたのは担任1人だけだったので、その時副担のイレギュラーはあるかなっと思ったんですけど、本当に副担のシステムはなかったんだなあ。てか教師側はその辺について何も怪しまなかったのか?(汗)千曳先生以外全くこの現象に触れようとしてなかったもんなあ…。まあ半信半疑なんだろうけど。
一年半前の恒一の帰省についてもこの怜子の葬式。どうやら死因は通り魔にやられたということで、その後川に落下して死んでしまったということでした。…そしてその場は何気に鳴は見ていたみたいですね…。この通り魔が結構恒一に似てたのにはビックリしましたけど、まあ別人でしょう(汗)
とりあえず死者関連に関しては今までの伏線を上手く掘り起こしてタネ明かしできてたなーって思いましたね。
怜子にとどめをさすのは恒一が買って出たんですけど、恒一としてはかなり辛かったでしょうね。相手側に自覚がないだけ怜子がもがいているシーンは嫌だったなあ…。恒一としてもこれがミスだったら悔やんでも悔やみきれないでしょうし…つるはしぶっ放した後に倒れてしまっていたけど、それほどの極限状態での選択だったんだろうね。
そして、恒一は怜子に母親を投影させていたみたいですね…。
似ているということでしょうし、だからこそ辛さが大きいものになっていそうです。結果的には鳴を信頼して死者を死に帰すことができましたけど…こんな思い出は無かったことにしたいというのと、忘れたくないという気持ちが両方あるでしょうから、どんどん死者だとは思っていない中でその場にいた怜子との思い出は薄れていってしまうのは複雑ですよね。
鳴はいつの段階から把握していたかは知りませんけど、やっぱり恒一には言えませんよね。特別な人だということも知っていたしね。そして何よりそれを生徒に言っても誰も信じてくれないし、彼女が今年現象が発生したことを確認したこと自体結構後だった(4月の未咲の死だけでは断定はほぼ不可能だし、桜木の死をきっかけにしても当時いない者だから誰にも干渉できない)だけにね。それに死者を死に帰すことが止める理由だっていうのももっと後に知ったことですし、単純に死者だと分かっただけではまだ解決に至らないもんね。
あと、鳴は恒一に観覧車に誘われていましたけど、あれをきっぱり断っていました(汗)デート作戦失敗な恒一ですけど、鳴には乗らない理由があるんでしょう。
おそらく未咲との関係で何か思い出があるんでしょうね。
以前回想で未咲が登場したことがありましたけど、確かその時観覧車に乗っている描写がありましたよね。その辺から理由があるんでしょうけど、それは今度特典でついてくる0話で明らかになりそうですね。
さて、そんなわけで厄災が終わったということですけど、今週もたくさんの人がお亡くなりに…まあでも8人だったというのは見た目以上に少なかったなあという印象です。確認できたのは王子、小椋、杉浦、松井、風見、赤沢、金木、川堀ですから、これだけかな。前島は復活していましたけど、怜子が消える前に死ななかったから生き延びたのかなって思いました。よく頑張って耐えたね。
ちなみにあの管理人夫妻の伏線も回収されましたが、なんとあの人は高林家の人であったと。発狂理由もわかりましたし、現象で死ぬ対象になっていたということでしたね。…ああ、そうネタバレされると確かに高林と髪型が似てるな(笑)
そして今回生徒側での見せ場としては2つありました。まずは行方不明になっていた風見。勅使河原の発言を受けて、さらに杉浦の煽りを聞いていないから本当に誰かも目星がつかないから適当に殺していくという殺人鬼化していました…。
そして風見は桜木に恋心を抱いていたんですね。だからこそ現象で殺した死者が許せないと。金木と松井が不憫で仕方ないですが(まあ不意打ちだけどね)、恒一はしっかりと風見の攻撃を避けまくってさすが主人公でした(笑)というか恒一って基本的に冷静でしたね。
そしてそんな鋼メンタルの恒一も動揺したのがやはり赤沢さんの死。一年半前の話は当然恒一は直接死者に関わってくるので改竄されているので、その時に触れあった赤沢さんのことは当然覚えていないと。
現象のせいで出会いの思い出が奪われてるって、皮肉だよね…。
ましてや赤沢さんの従兄(実兄じゃなくて従兄だったみたい)も現象での死者でしょうから、本当に現象に振り回され続けた赤沢さん。最後に自らも現象で散るということで、もう本当に運命は残酷でした。でも、かなり唐突な死が多い中ではまだ綺麗に終われたというのがせめてもの救いかな…できれば赤沢さんの死体を外に持ち帰りたかったけどね。
はい、というわけで基本的な内容は語られたということで、今回に関しては事件は解決しましたね。まあただあくまで今年を止めただけなので来年以降も起こる可能性は十分にあると…赤沢さんとか紛れ込む可能性があるんだな…。
そこで勅使河原と望月が後輩のために松永と同じように現象の止め方を残すことにしました。そして無くし方が分かってもそのままだとバトロワ開始なので冷静に話し合うことを伝えました。しかしMDとか時代を感じましたな(笑)
とりあえず詳しくは総評で語るとして、最後まで終わったことでとりあえずホッとしました(笑)ホラー系はそこまで得意ではなかったけど、いつのまにか毎週とっても楽しみなアニメになっていました。面白かったと思います。
というわけで、Another、完結です。
<総評>
まずこのアニメのジャンルは?ということなんですけど、超常現象に生徒が振り回されるホラーという認識でいいのかなと思いました。現象という不確定要素に、机が足りなかったり、3組の生徒や家族や先生に次々と降りかかるの死の恐怖、これは別に犯人とかそういうのはいなくほとんどが偶然によるものだったということで、ミステリー要素はないということでしょう。記憶改竄という話に関しても何もトリックを証明するものはありませんし、明確な犯人が殺しを実行しているわけでもない。本当に見えないものと戦う生徒たちを描いた物語でした。
元々現象という過去の過ちから発生したこれに関しては特に詳しい過程が描かれたわけではなかったので、岬君のこととかに関してはあまり詳しくは掘り下げられませんでしたね。まさに世界観すべてをさらけ出す作品ではなく、その現象に偶然にも関わってしまったとある年を紹介しただけという、膨大な設定やらがありそうに見せかけてかなり視野の狭い物語ではあったと思います。このアニメは死者についてとか推理をする要素が多くあったので、視聴者はそこからこの現象自体のルーツから探りを入れて考察するということもしていた人はいるかもしれませんけど(自分を含めて)、結果的にはそこまで深く考える必要はなかったアニメではありました(汗)とにかく今年の死者は誰だ、今年の現象を止めないとと単年での物語に過ぎないということですね。
まあ今年の生徒たちがこれからの現象も止めるぞーとか意気込んでも間違いなく不可能でしょうし、かなり前から続いているある意味恒例の現象。今年に関しては教師が死者という今までの傾向からして死者を特定させにくかったというイレギュラーな部分を紹介したみたいな感じでした。
だからこそ今年の現象を止めたというのが最終地点であり、それ以上は後輩にヒントを残す以外に手はないので、終わり方としては悪くなかったと思いますね。設定面に別に矛盾があるわけでもないし、何より今まで考察やらさせてくれて見ていて非常に次回が気になるアニメだったと思います。
そしてこのアニメの最大のポイントはいつ誰が死ぬのか分からないという緊張感が常にあったことですね。3年3組にいる、もしくは家族が関わっているということだけで容赦なく現象の対象にされますから恒一と鳴以外は誰が死んでもおかしくないということでビクビクしながら見ていました(汗)このような緊張感は実際効果が高いと思いますし、視聴者の油断を解かないということで釘づけになってアニメを見ることができる誘導になりますからね。グロに関してもかなり気合いが入っていたと思いますし、制作会社も綺麗な画に定評がありますから、それも相まってよりリアルな恐怖を演出できていたのではないかと思いました。音もかなり拘っていたように思います。
キャラクターは3組全員が一応対象者なのでその動向は気になっていましたけど、一番印象が変わったのはやはり鳴でしたね。序盤は生きているかどうかも怪しいポジションにいただけに彼女の存在自体がホラーと化していたんですけど、死んでいないということが分かってからはかなり人間らしく見えるようになり(制作側もそれを意識していたと思う)、クールに見えてお茶目な面とか随所に出てきて見事ヒロイン(?)の座につきましたね(笑)
思えば序盤にとても多かった人形のカット。これは鳴が人形屋の子ということで、このカットは鳴の存在の不確定さをより際立たせるために多用されていたのではないかなと自分は思いました。だから鳴が生きていると分かってからは人形自体の恐怖が無くなったし、人形のカットも全く使われなくなりましたね。
3組の他のキャラクターは内面的な描写は赤沢さんくらいだったのでキャラとしては強くないかもしれませんけど、とにかく死んでほしくないという気持ちが強く出るこのアニメにおいてメイン級のキャラクターにはどうしても思い入れができてしまいますよね。特に恒一が死者になっても優しくしようとしてくれた望月や勅使河原は生き残って良かったなーって思いました。赤沢さんは残念だったんですけど、ある意味薄幸キャラとしては役目を全うされたのかなと。描写が強いと、こういう場面で見せ場を演出できるようになりますからね。
恒一に関しては序盤は聞きたがりで後半冷静沈着と探偵みたいな立ち振る舞いをしてきたんですけど、彼の中では怜子と母親の描写が大事だったということなので、もう少し怜子との絡みが多くて良かったかなとは思いました。その方がより恒一が怜子を死に帰す時の辛さが伝わったかなと思ったので。鳴との関わりでは変な妄想をしたりと時に暴走することもありましたけど、でも鳴と関わっているときが恒一が一番素でいたと思うので、その姿は悪くないものだったと思っています。
音楽はOP、ED共に好きです。BGMは本当に恐怖を駆り立ててるものが多かったですね。かなり耳に来るときもありましたけど、いいBGMが多かったと思います。というかこのアニメは音響に力を入れていましたからね。
「Another」
榊原恒一:阿部敦
見崎鳴:高森奈津美
赤沢泉美:米澤円
勅使河原直哉:前野智昭
望月優矢:山本和臣
風見智彦:市来光弘
桜木ゆかり:野中藍
杉浦多佳子:福圓美里
久保寺紹二:三戸耕三
三神怜子:榊原奈緒子(宮牧美沙代)
千曳辰治:平田広明
水野沙苗:吉田聖子
松永克巳:高橋伸也
OP「凶夢伝染」
ED「anamnesis」
総合評価:A
おそらく今期の中で一番次回が気になるアニメであり、見るのが怖いアニメでありました(汗)事件を進展させたいという気持ちと、また誰かが死ぬという鬱な気持ちを背負っての視聴でしたね。でも本当に楽しませてもらったなって思います。
もちろん根本的な解決に至っていないしホラーだったんだなということで若干拍子抜けした部分があったんですけど、魅せるパワーというのは大きいものがありましたし、1クール考えさせてくれたアニメだったなーと思いました。
…というか今までの感想を振り返ると本当に自分は適当な推理ばかりしているなあ…(汗)前までの感想は見ないで下さいね(ぇー)
最後にスタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした。そういえば三神怜子のところを見てもらうと分かりますけど、どうやら三神先生役として出ていた宮牧美沙代さんは勝手に作った名前ということで、榊原さんと同一人物だったというトリックは本当によくやったなーって思いましたよ(笑)というか「みやまきみさよ」って「よみやまみさき」に並べ替えることできますからね…芸が細かい(笑)
というわけでこれでAnotherの感想を終わらせていただきます。コメント、拍手ともおそらく今期の感想記事のなかでは一番多くもらいましたし、みなさんと一緒に考えるのがとても楽しかったです。本当にありがとうございました!では。
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コメント
No title
原作を読んでみたくなりました
感想お疲れ様でした。管理人さんのおかげでたいへん楽しめました。声優さんの名前がアナグラムとは!ホント芸が細かいです。ここに気づけば一発でした(無理)。総評にも激しく同意です。次回が気になるアニメでしたし、ヒントを探してセリフを最も注意深く聞いた作品でした。とは言え当初、恒一の「聞きたがり」には少しイラッとしましたが(笑)。推理という面では1クール通していろいろ考えさせられました。自分の推理は恥ずかしい限り(汗)。ホラーのみの作品だと視聴が続かなかったかもしれません。管理人さんの推理はほとんど当たりですよ。まさかあの二人が同一人物とは思いませんし。みごとな(?)トリックでした。謎解きについてはほぼ納得です。①生徒の席は足りていた②副担任という微妙なポジション③恒一のじいさんの独り言④鳴が知っていても話したがらない⑤冷たい手の人はクラスにはいなかったなど、今思えばヒントはあったのかなと。自分の感想としては、本人ですら死者と自覚できない、それを成立させるために周囲の人物の記憶の改竄が行われるという設定(作品成立上のルール)がユニークで面白かったです。グロは好きではないので、最後の2話はクライマックスを盛上げるための演出とは言え、ちょっと死にすぎかなと。ラストで勅使河原が記録を残しましたが、死者を特定する方法がない限り、再び疑心暗鬼と集団心理による暴走を生むだけのような。いとうのいじさんのキャラデは好きなのでそこも楽しめました。実写版も製作されるらしいですが、きっと別パターン(死者は違う人)でしょうね。
もりそばさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>恒一にとってはあまりにも辛い幕引きになってしまいましたね。
母親と投影させていた人物を殺すことになったわけですからまた母親がいなくなるという感覚を味わうことになるわけですから、辛いですよね。そのあと倒れてしまうほどのショックですから…。
>4話以降、ほとんど絡まなくなった風見の心情がああもどす黒いものだったのがショック。結局勅使河原とも和解できなかったですしね。
EDからして主役級の絡みをしてくるかと思ったら殺人鬼ですからね…。勅使河原もあの姿で風見が来たときはやりきれない思いだったでしょう。
>赤沢は対策係は全滅、恒一は過去の事を覚えていないと色々不憫でした。
好意的な見方をすれば役目を全うしたことになりますけど、彼女の視点に立つとやはり不憫です。ギャグ的な死に方が多い中かなり綺麗に散れた分、やはり良かったと思うべきなんでしょうかね。まあ生きていたのが一番良かったのは間違いないですが。
>明確に現象を消す事はできないし、3年3組の戦いは今後も続くわけですね。望月たちが対処法を残す描写で締めというのもこの作品に相応しかったと思います。
少なくともまだ続いていたらさらにクラスから人は消えていたでしょうし、嫌な事件でしたね…。まあ今年に関してはとりあえず終了ということでみなさんお疲れ様でしたということで(汗)その中で後輩のことを考えた勅使河原と望月は後に後輩から質問攻めされるかもしれませんね、松永みたいに。改竄されているでしょうが(汗)
>恒一にとってはあまりにも辛い幕引きになってしまいましたね。
母親と投影させていた人物を殺すことになったわけですからまた母親がいなくなるという感覚を味わうことになるわけですから、辛いですよね。そのあと倒れてしまうほどのショックですから…。
>4話以降、ほとんど絡まなくなった風見の心情がああもどす黒いものだったのがショック。結局勅使河原とも和解できなかったですしね。
EDからして主役級の絡みをしてくるかと思ったら殺人鬼ですからね…。勅使河原もあの姿で風見が来たときはやりきれない思いだったでしょう。
>赤沢は対策係は全滅、恒一は過去の事を覚えていないと色々不憫でした。
好意的な見方をすれば役目を全うしたことになりますけど、彼女の視点に立つとやはり不憫です。ギャグ的な死に方が多い中かなり綺麗に散れた分、やはり良かったと思うべきなんでしょうかね。まあ生きていたのが一番良かったのは間違いないですが。
>明確に現象を消す事はできないし、3年3組の戦いは今後も続くわけですね。望月たちが対処法を残す描写で締めというのもこの作品に相応しかったと思います。
少なくともまだ続いていたらさらにクラスから人は消えていたでしょうし、嫌な事件でしたね…。まあ今年に関してはとりあえず終了ということでみなさんお疲れ様でしたということで(汗)その中で後輩のことを考えた勅使河原と望月は後に後輩から質問攻めされるかもしれませんね、松永みたいに。改竄されているでしょうが(汗)
satoshiさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>感想お疲れ様でした。管理人さんのおかげでたいへん楽しめました。
こちらこそコメントありがとうございました。やはり多人数で考えてやると推理物は面白いですね。今回のアナザーも様々な意見が聞けて楽しかったです。
>次回が気になるアニメでしたし、ヒントを探してセリフを最も注意深く聞いた作品でした。
でしたねー。明確に死者の存在を明かされたのは少し経った後なのでそれまではホラーとして怖がってなかなか凝視できませんでしたけどね(汗)それからは逆に注意深く見るようになりました。
>本人ですら死者と自覚できない、それを成立させるために周囲の人物の記憶の改竄が行われるという設定(作品成立上のルール)がユニークで面白かったです。
この方法は推理を混乱させるものでもありますし、犯人特定の難しさを顕著にしているので本当に死者という存在の発見の困難さを表していましたよね。本当に鳴の目の能力が無かったら無理だろうと。特に今年は教師というイレギュラーさでしたからね(汗)
>ラストで勅使河原が記録を残しましたが、死者を特定する方法がない限り、再び疑心暗鬼と集団心理による暴走を生むだけのような。
だからこそ冷静にという部分を強調していたのかもしれませんね。自分たちがまさにその状況となったわけですから、それを繰り返して無駄な死人を増やしてほしくないという願いも込められていたでしょうね。
>実写版も製作されるらしいですが、きっと別パターン(死者は違う人)でしょうね
さすがに同一人物で三神怜子をやったら簡単にバレますしね(汗)設定を借りて話を変えてくるかもしれません。
>感想お疲れ様でした。管理人さんのおかげでたいへん楽しめました。
こちらこそコメントありがとうございました。やはり多人数で考えてやると推理物は面白いですね。今回のアナザーも様々な意見が聞けて楽しかったです。
>次回が気になるアニメでしたし、ヒントを探してセリフを最も注意深く聞いた作品でした。
でしたねー。明確に死者の存在を明かされたのは少し経った後なのでそれまではホラーとして怖がってなかなか凝視できませんでしたけどね(汗)それからは逆に注意深く見るようになりました。
>本人ですら死者と自覚できない、それを成立させるために周囲の人物の記憶の改竄が行われるという設定(作品成立上のルール)がユニークで面白かったです。
この方法は推理を混乱させるものでもありますし、犯人特定の難しさを顕著にしているので本当に死者という存在の発見の困難さを表していましたよね。本当に鳴の目の能力が無かったら無理だろうと。特に今年は教師というイレギュラーさでしたからね(汗)
>ラストで勅使河原が記録を残しましたが、死者を特定する方法がない限り、再び疑心暗鬼と集団心理による暴走を生むだけのような。
だからこそ冷静にという部分を強調していたのかもしれませんね。自分たちがまさにその状況となったわけですから、それを繰り返して無駄な死人を増やしてほしくないという願いも込められていたでしょうね。
>実写版も製作されるらしいですが、きっと別パターン(死者は違う人)でしょうね
さすがに同一人物で三神怜子をやったら簡単にバレますしね(汗)設定を借りて話を変えてくるかもしれません。
No title
改めて見ると、つくづく怜子さん不憫ですね。通り魔に殺されて、甥に殺されてって。もっと恒一との描写に力を入れるべきだったと思う。互いに本当に大切な存在だっただろうし。いっそ殺せず二人で炎に焼かれても美しかったかも。
総評お疲れ様でした。管理人様のコメントと共に非常に見応えのあるアニメでした。
生前は通り魔に殺され、死者になってからは実の甥に殺される玲子さんは実に不憫でした。が、それを除けば非常に面白いアニメでした。
こういう推理とホラーの融合はかなり好みなので、また似た作品がでることを祈っております。
生前は通り魔に殺され、死者になってからは実の甥に殺される玲子さんは実に不憫でした。が、それを除けば非常に面白いアニメでした。
こういう推理とホラーの融合はかなり好みなので、また似た作品がでることを祈っております。
No title
お疲れさまでした。
根本的な解決には至りませんでしたが、海外のB級ホラーでよくあるような、陰鬱な終わり方じゃなくてよかったと思いました。
また別の記事でもコメントすることがあると思うので、その時はよろしくお願いします。
根本的な解決には至りませんでしたが、海外のB級ホラーでよくあるような、陰鬱な終わり方じゃなくてよかったと思いました。
また別の記事でもコメントすることがあると思うので、その時はよろしくお願いします。
名無しさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>改めて見ると、つくづく怜子さん不憫ですね。通り魔に殺されて、甥に殺されてって
2度殺される経験を味わったことになりますし、2度目は従弟にやられてしまったわけですから、辛いですよね。この自覚がないというのは相当なためらいを作らせる現象ですよ。
>もっと恒一との描写に力を入れるべきだったと思う。
自分もそう思います。この2人の関係はそこまで濃密には描かれませんでしたね。せめてもう少し母親に投影している描写があってもよかったかなと思いました。
>改めて見ると、つくづく怜子さん不憫ですね。通り魔に殺されて、甥に殺されてって
2度殺される経験を味わったことになりますし、2度目は従弟にやられてしまったわけですから、辛いですよね。この自覚がないというのは相当なためらいを作らせる現象ですよ。
>もっと恒一との描写に力を入れるべきだったと思う。
自分もそう思います。この2人の関係はそこまで濃密には描かれませんでしたね。せめてもう少し母親に投影している描写があってもよかったかなと思いました。
ゴリさん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>総評お疲れ様でした。管理人様のコメントと共に非常に見応えのあるアニメでした。
こちらこそありがとうございました。皆さんのコメントともどもこのアニメを楽しませていただくことができて嬉しかったです!
>こういう推理とホラーの融合はかなり好みなので、また似た作品がでることを祈っております。
自分はとっても不安気に見ていましたが、終わってみるといいものだったなと。ホラーは苦手ですが、これからも手を伸ばしてみようかなと思います(笑)
>総評お疲れ様でした。管理人様のコメントと共に非常に見応えのあるアニメでした。
こちらこそありがとうございました。皆さんのコメントともどもこのアニメを楽しませていただくことができて嬉しかったです!
>こういう推理とホラーの融合はかなり好みなので、また似た作品がでることを祈っております。
自分はとっても不安気に見ていましたが、終わってみるといいものだったなと。ホラーは苦手ですが、これからも手を伸ばしてみようかなと思います(笑)
エ戸さん
こんばんわ。コメントありがとうございます。
>根本的な解決には至りませんでしたが、海外のB級ホラーでよくあるような、陰鬱な終わり方じゃなくてよかったと思いました。
そうですね、一応の決着は見て、犠牲者も多かったですが生存者もきちんといて平和は守られたわけですしね(笑)ある意味これからの生活をどうするのか気になりますけど…(汗)担任は千曳先生がやりそうですが。
>また別の記事でもコメントすることがあると思うので、その時はよろしくお願いします。
ありがとうございます。お待ちしています!
>根本的な解決には至りませんでしたが、海外のB級ホラーでよくあるような、陰鬱な終わり方じゃなくてよかったと思いました。
そうですね、一応の決着は見て、犠牲者も多かったですが生存者もきちんといて平和は守られたわけですしね(笑)ある意味これからの生活をどうするのか気になりますけど…(汗)担任は千曳先生がやりそうですが。
>また別の記事でもコメントすることがあると思うので、その時はよろしくお願いします。
ありがとうございます。お待ちしています!
No title
やはり自分の予想通り増えていた机は職員室の机だったんですね!(; ・`д・´)さすがの推理力だ(←
怜子さんを殺した通り魔はこの原作の背景を考えると酒鬼薔薇聖斗を意識してるんでしょうかね・・・
あれだけの惨劇だったのにたった8人しか死んでないってのには自分もびっくりしましたw
映像で確認したら本当にきっちり8人だけ死んでるのかな?(;・∀・)
そしてラストはホラーらしく災厄は永遠に終わらない・・・という後味の悪い幕切れでしたね
勅使河原と望月が後輩のためにMDを残してましたが、それはそれとして鳴ちゃんがあの学校の教師や事務員として就任すれば少なくとも鳴ちゃんが在籍してる間は現象が起きてもすぐに死者特定&解決できるんじゃ・・・と思ってしまったのは内緒です(;´∀`)
っていうかむしろ鳴ちゃんの女教師姿みてみたい(←
>「みやまきみさよ」って「よみやまみさき」に並べ替えることできます
このトリックにはやられましたねwほんと芸が細かいなぁ
まぁホラー作品を結構みてきた自分としてはシュールギャグな場面もあったこともありそこまで突き抜けて怖すぎるという印象は持たなくなってましたが(俺の水野お姉さんが病院で死んだとこ辺りまでは怖かったかな)
鳴ちゃんが可愛いかったことですし良作だったと思います(結局それかい
怜子さんを殺した通り魔はこの原作の背景を考えると酒鬼薔薇聖斗を意識してるんでしょうかね・・・
あれだけの惨劇だったのにたった8人しか死んでないってのには自分もびっくりしましたw
映像で確認したら本当にきっちり8人だけ死んでるのかな?(;・∀・)
そしてラストはホラーらしく災厄は永遠に終わらない・・・という後味の悪い幕切れでしたね
勅使河原と望月が後輩のためにMDを残してましたが、それはそれとして鳴ちゃんがあの学校の教師や事務員として就任すれば少なくとも鳴ちゃんが在籍してる間は現象が起きてもすぐに死者特定&解決できるんじゃ・・・と思ってしまったのは内緒です(;´∀`)
っていうかむしろ鳴ちゃんの女教師姿みてみたい(←
>「みやまきみさよ」って「よみやまみさき」に並べ替えることできます
このトリックにはやられましたねwほんと芸が細かいなぁ
まぁホラー作品を結構みてきた自分としてはシュールギャグな場面もあったこともありそこまで突き抜けて怖すぎるという印象は持たなくなってましたが(俺の水野お姉さんが病院で死んだとこ辺りまでは怖かったかな)
鳴ちゃんが可愛いかったことですし良作だったと思います(結局それかい
黒辻さんは俺の御主人様さん
こんにちは。コメントありがとうございます。
>怜子さんを殺した通り魔はこの原作の背景を考えると酒鬼薔薇聖斗を意識してるんでしょうかね・・・
あー確かにあれも通り魔だったみたいですからね。あの容姿が恒一に似せられていたし、年齢も少年ぽかったのも、意識していた可能性は高いかもしれませんね。
>映像で確認したら本当にきっちり8人だけ死んでるのかな?
映像で確認した分は8人でしたね。何気にシャンデリア落下で死んだのはいないですし、そのあとに柱が降ってきた川掘だけが死んだと思います。
>それはそれとして鳴ちゃんがあの学校の教師や事務員として就任すれば少なくとも鳴ちゃんが在籍してる間は現象が起きてもすぐに死者特定&解決できるんじゃ・・・と思ってしまったのは内緒です
ぶっちゃけ鳴がいないと死者が特定できないので今度から死者が紛れ込んでも特定がほぼ不可能ですよね(汗)鳴は教師まではいかなくとも特別客員として雇うべきだと思います(笑)
>鳴ちゃんが可愛いかったことですし良作だったと思います
鳴ちゃん可愛かったですね。赤沢さんと人気が2分していたように思いましたが何だかんだで鳴がトップだったかな。序盤はいろいろと得体が知れなかったので怖かったですけど、終盤はギャグみたいなところはありましたね(汗)
>怜子さんを殺した通り魔はこの原作の背景を考えると酒鬼薔薇聖斗を意識してるんでしょうかね・・・
あー確かにあれも通り魔だったみたいですからね。あの容姿が恒一に似せられていたし、年齢も少年ぽかったのも、意識していた可能性は高いかもしれませんね。
>映像で確認したら本当にきっちり8人だけ死んでるのかな?
映像で確認した分は8人でしたね。何気にシャンデリア落下で死んだのはいないですし、そのあとに柱が降ってきた川掘だけが死んだと思います。
>それはそれとして鳴ちゃんがあの学校の教師や事務員として就任すれば少なくとも鳴ちゃんが在籍してる間は現象が起きてもすぐに死者特定&解決できるんじゃ・・・と思ってしまったのは内緒です
ぶっちゃけ鳴がいないと死者が特定できないので今度から死者が紛れ込んでも特定がほぼ不可能ですよね(汗)鳴は教師まではいかなくとも特別客員として雇うべきだと思います(笑)
>鳴ちゃんが可愛いかったことですし良作だったと思います
鳴ちゃん可愛かったですね。赤沢さんと人気が2分していたように思いましたが何だかんだで鳴がトップだったかな。序盤はいろいろと得体が知れなかったので怖かったですけど、終盤はギャグみたいなところはありましたね(汗)
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明確に現象を消す事はできないし、3年3組の戦いは今後も続くわけですね。望月たちが対処法を残す描写で締めというのもこの作品に相応しかったと思います。